ナンシー地方音楽院/Conservatoire à Rayonnement Régional de NANCY CRR
アール・ヌーヴォー発祥の地ナンシーであなたの音楽を徹底的に磨く。
ドビュッシーやメシアンのスペシャリストで、日本でも人気のピアニスト、ミシェル・ベロフを輩出したことでも有名。
ナンシー地方音楽院は、1882年に前身の公立学校が創立、1884年からパリ国立高等音楽院の分校として音楽教育を開始しました。以来、同校で学ぶ学生は、オーケストラ、合唱など、さまざまなジャンルのアンサンブルに参加しています。公開コンサートの経験を重ねることで、将来ソリストやオーケストラのメンバー、教育者として成長するようにプログラムが組まれています。プログラムは、入門の第一課程、基礎を学ぶ第二課程、総合的な知識と実力を付ける第三課程、パリまたはリヨン高等音楽院入学準備の第四課程という4つの課程で構成されています。第三課程では、修了証明書(CEM)や卒業ディプロマ(DEM)の取得が可能。演奏実技の専攻は、ピアノ、ピアノ伴奏、チェンバロ、リコーダー、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ギター、ハープ、フルート、オーボエ、クラリネット、サックス、ホルン、トランペット、トロンボーン、チューバ、打楽器、ドラムス、声楽、ジャズ、即興、最新電子音楽、伝統音楽などがあります。アンサンブルのクラスも、オーケストラ、合奏、合唱、室内楽などさまざま。講義科目には、楽曲分析、エクリチュール(和声、対位法、フーガ)、音楽情報処理、作曲のクラスがあります。また、第三課程のオーケストラは週に2時間のクラスと合奏があり、資格取得を目指す学生には必修となっています。
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