バイヨンヌ地方音楽院/Conservatoire Maurice Ravel Côte Basque et Orchestre Régional Bayonne Côte Basque CRR
多くの一流音楽家を輩出したバイヨンヌで、フランス音楽を極めよう。
バイヨンヌ地方音楽院は、1884年に国立音楽学校(CNR)として創立。1999年にコート・バスク・バイヨンヌ地方の国立音楽院(CRR)に認められました。2006年には音楽院の別名をバスク地方出身の大作曲家ラヴェルにちなみ、「モーリス・ラヴェル音楽院」と命名。現在、地域児童含め1700名の学生が在籍しています。また、バイヨンヌは、ヴァイオリン奏者のジェラール・プーレ、クラリネット奏者のミシェル・ポルタル、ピアノデュオのラベック姉妹など、一流音楽家の出身地でもあります。講師はバイヨンヌ管弦楽団のメンバーを中心に構成され、毎年約10回の交響楽コンサートや約15回の室内楽コンサートを開催。国内外で活躍する講師陣の本格的な演奏に身近に触れることができます。また、講義科目の講師には、2003年武満徹作曲賞で一位を獲得したジョエル・メラもいます。教育プログラムは、4つの課程があります。第一課程は音楽入門、第二課程は基礎、第三課程は総合力を付ける内容です。第三課程で修了証明書(CEM:音楽研究資格免状)を取得した学生は、専門課程で卒業ディプロマ(DEM:音楽研究資格)取得することができます。DEM取得後には、パリまたはリヨンの国立高等音楽院入学やオーケストラ入団のためのコンクール準備課程を提供。どのレベルからでも、将来を見据えて学ぶことができるでしょう。演奏実技の専攻は、バイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、オーボエ、ファゴット、サックス、ホルン、トランペット、トロンボーン、チューバ、ピアノ、アコーディオン、ギター、ハープ、パーカッション、声楽、リコーダー、チェンバロ。また講義科目には、ソルフェージュ、音楽史、作曲、エクリチュール、通奏低音、楽曲分析などがあります。アンサンブルのクラスは、オーケストラ、室内楽、合奏、合唱など。ダンスや演劇の授業もあります。