ストラスブール地方音楽院/Conservatoire à Rayonnement Régional de Strasbourg CRR
音楽とダンスの町・ストラスブール地方音楽院で、プロを目指してみませんか?
ストラスブール地方音楽院は1855年創立。ドイツとフランスの間で二転三転した歴史のなか活動を続け、1970年にフランスの地方音楽院のひとつとなりました。現在、30以上の国と地域から集まった学生たちが在籍しています。出身者には、指揮者のエルネスト・ブールやシャルル・ミュンシュがいます。また1919~1929年は作曲家ギィ・ロパルツが学長を務めるなど、地方音楽院ながらレベルの高い音楽教育に定評があります。
演奏実技は、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ギター、フラメンコギター、ハープ、フルート、オーボエ、クラリネット、サックス、バスーン、ホルン、トランペット、トロンボーン、チューバ、打楽器、ピアノ、ピアノ伴奏、パイプオルガン、チェンバロ、声楽、リコーダー、トラヴェルソ、バロック音楽(オーボエ、ヴァイオリン、チェロ)、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、ツィンバロム、弦楽四重奏などがあります。1928年フランス生まれの新しい楽器・オンド・マルトノが専攻できるのも魅力でしょう。講義科目は、ソルフェージュ、即興、音楽史、楽曲分析、通奏低音、エクリチュール、作曲など。アンサンブルでは、オーケストラ、室内楽、指揮(合唱、オーケストラ)、ジャズなど、さまざまな形で音楽を学ぶことができます。
コースプログラムは、第一課程が入門、第二課程が基礎、第三課程が総合力と、無理なくステップを踏んでいきます。その後は、修了証明書(CEM:音楽研究資格免状)取得を目指す第四課程と、卒業ディプロマ(DEM:音楽研究資格)取得を目指すプロ準備課程があります。DEM取得後は、上級課程と専門課程があり、それぞれディプロマ取得(DNSPM/修士号/Diplome de specialisation)が可能です。