グレン・グールド・スクール/トロント王立音楽院/The Glenn Gould School Royal Conservatory of Music
年間100クラス以上のマスタークラスを開催。日常的に、著名な音楽家から学ぶことが出来ます。
■学校一般情報■
トロント王立音楽院は、1886年に創立。100年以上の長い歴史において、優れた音楽家を育成して来ました。そして、さらにプロフェッショナルな音楽家を世に送り出すため、1987年にトロント王立音楽院プロフェッショナル・スクールを設立。1997年には、同グレン・グールド・プロフェッショナル・スクールと、名前を新たに再スタートしました。講師陣には、世界的に著名な演奏家、教育者、学者を揃えています。卒業生には、セント・ローレンス弦楽四重奏団、ナイダ・コール、安楽真理子、イザベル・バイラクダリオンなどがいて、国際的に活躍している音楽家を多数輩出しています。このことからも、同校の音楽教育の質の高さが伺えます。
プログラムは、大学レベルでは、演奏家を目指すためのディプロマ(PDP)と、同じくBM学位の取得コースを提供。PDP取得後、学位コースへ編入することもできます。大学院レベルでは、ピアノソロ、声楽、オーケストラ器楽で、アーティスト・ディプロマの取得が可能です。
音楽活動は、年間80から100公演を実施。トロント交響楽団、カナディアン・オペラ・カンパニー、カナディアン・ブロードキャスティング・コーポレーション、ターフェルムジーク・バロック管弦楽団との共演プロジェクトが人気です。また、音楽院オーケストラには、世界一流の指揮者をはじめ、芸術監督、経営者、エージェントを招き、キャリアクラスを開講しています。
毎年最大で約130名の学生のみを受け入れ、少人数制クラスと水準を保っています。豊富な個人レッスン、メンター制度、毎年100クラスを超えるマスタークラスなど、プロフェッショナルに徹底した教育内容は、世界を目指す近道となるでしょう。