村野江里さん/ウィーン冬期音楽講習会

村野江里さん/ウィーン冬期音楽講習会村野江里さん プロフィール-まずは簡単な村野様の自己紹介と、現在までの略歴を教えていただけますか?
村野様:4歳からピアノ指導者の母の手ほどきを受けましたが、中学入学と同時にピアノをやめました。しかしその後も個人的に弾き続けてはいました。高3の頃進路について考えたとき、やはりピアノ指導者になりたいと思って、カワイ音楽学園という学校の音楽教育に行きました。その後指導を始めましたが、ピアノの能力を上げたほうがいいということで、上野学園大学の音楽学部のピアノ科に入り直し、その後は、指導しながら演奏も少しして過ごしています。
-今回の講習会以外にも講習会に参加されたことはありますか?
村野様:アンドビジョンさんにお世話になって、2、3年前、ニースの夏期国際音楽アカデミーに参加しました。
-ニースやフランス、今回はオーストリアですが、そのほか海外に行かれたご経験はありますか?
村野様:韓国に2回と、ハワイに行ったことがあります。
-今回のオーストリアの講習会に行きたいと思った理由、きっかけは何になりますか?
村野様:ニースの講習会に行ったとき、ベートーヴェンやバッハを持って行ったのですが、「せっかくフランスの講習会に参加するなら、フランス物のほうがよかったね」という話になりました。それで、オーストリアでしたら、その地で生まれた音楽を学べるかなと思いました。あとは、一緒に行きたいねと言っていた友人にも、オーストリアが合っているんじゃないかと勧められたので、すっかりその気になり、行くことに決めました。
-ご一緒に行かれた方はどの楽器の方ですか?
村野様:実は結局その方は行きませんでした。
-では、今回はお一人だったのですね。オーストリアで実際にバッハやベートーヴェンのレッスン受けられていかがでしたか?
村野様:先生の演奏がすごく素敵でした。
-ニースと違いを感じましたか?
村野様:多分方向性的には一緒だと思いますが、音の感じが何か違うかなと思いました。例えばフランスで育ってきた先生とオーストリアで育ってきた先生は、何か違うということですかね。古典の初期とか時期とかによっても、すごく細かく違いがあると感じがしました。
-先生もレッスンしながら歴史について教えてくださりましたか?
村野様:これは初期なのになぜこう弾くの?とか、同じ作曲家でも時期によって違うんだよと言われました。技術面でもペダリングでの表現方法を教わりました。
-講習会の参加人数はどれぐらいいらっしゃいましたか?
村野様:全員で9名ですね。
-どういった方たちが参加されていましたか?
村野様:高校生、普通高校の子から音校生もいました。社会人も本当に音楽と関係ない普通の社会人の方まで、様々でした。
-皆様とどこか観光に行かれたりもしましたか?
村野様:全員で行ったのは、最初の開校式のあとに、オプションの市内観光で全員で行きました。あとは、前日から入った同じ便の3人で、1日時間が空いた時に、せっかくだからその日を使って行きました。講習始まったら一緒に行けないかもしれないから!と、2日連続で観光をしていました。まさか次の日に1日がかりとは思っていなくて。
-では結構回れた感じですかね。
村野様:そうですね。3人ともガイドブックをそれぞれ持っていて、行きたい場所も結構決まっていました。みんなで各自が行きたいところを回ったり、行き当たりばったりでクリスマスマーケットに寄ったり。
-季節がクリスマスでしたからね!ニューイヤーでは、何か特別なイベントはやっていましたか?
村野様:演奏会に行きました。
-何か町でニューイヤーイベント、例えば花火などはありましたか?
村野様:夜に出かけていた人もいましたが、ちょっと危ないというのも聞いていたので、女の子だけのグループは部屋から花火を見ていました。親子で来ていた方は見に行ったようで、父娘で行かれた方は、思ったほど危険ではなかったと言っていましたね。楽しかったみたいです。日本とは違って派手な年明けですね。
-日本とは、だいぶ違いますよね。
村野様:全然違います。2時ぐらいまで花火が上がり、若者たちが明け方4時ぐらいに外ですごく騒いでいました。爆竹は夕方、3時半過ぎから始まっていました。
最初銃撃戦かと思い怖かったです。買い物に行くと、沢山ではないですが所々で鳴っていて。町の方たちは普通に歩いていて、全く驚いている様子ではなかったので「これが噂に聞いていた爆竹か」と思いました。それが夜になるとどんどん増えていきましたね。
-前日から盛大にやっているのですね。
村野様:花火はすごく華やかで、12時近くぐらいから、ずっとですね。
-観光も楽しまれたとのですね!講習会のほうのスケジュールはどのような感じで組まれていましたか?
村野様:4回のレッスンがありました。練習室は日によって2時間か4時間ぐらい毎日取れました。練習室が閉まってしまう12月31日と1月1日は完全フリーでした。
-練習室は集中して練習できる環境でしたか?
村野様:練習室の一つが、変わった作りのところがありました。その練習室を通らないとほかの部屋に入れないのです。多分私たちにはそこにならないようにしてくださったのだと思います。自分たちが練習を中断しないといけない、ということはなかったですが、人の練習を中断させてすいません、ということはありしました。ガラス張りのドアのお部屋もあったのですが、ちゃんとカーテンで仕切りができるようになっていて、それを閉めれば外からも見れませんでしたね。
-本当に個別の練習室というかたちだったのですね。
村野様:皆さんちゃんとマナーがよくて、時間になると交代してくれました。
-ここで結構もめる方もいらっしゃいますからね。
村野様:学校ではなかったので、もめなかったのかなと。お金を払って皆さん行っているし。時間になって気づかないとトントンとされるので、1分前には大体出てました。
-いいタイミングで出入りもできたんですね。実際に先生のレッスンを受けてみて、先生はどんな方でしたか?
村野様:今回は2人の先生に受けることができました。お二人ともすごく音楽を愛されている方で、レッスンをすごく楽しそうにしていました。言うべき所は指摘はされましたけど、全体的に、この曲好きなんだろうな、というのが伝わりました。
-性格的な面ではどうでしたか?フレンドリーだったとか、静かな方だったとか。
村野様:一人の先生は、本当に陽気で、すごく人気があるだろうと思いました。
-ちなみにどちらの先生で?
村野様:カール・バート先生です。柔らかい雰囲気の方で、最初から警戒しないで行ける感じだったんですけど、シュテファン・アーノルド先生は、最初の印象はすごく怖かったです。
オーラみたいなのをすごく感じて。それが怖いというか「空気をガラッと変える」という感じだったんですよ。
-実際にお話されたら変わりましたか?
村野様:指摘はすごくしっかりしてくださいますが、ところどころ冗談を言って、笑いを交えながらレッスンしてくださいました。
-キャラクターの違う先生お二人にレッスンを受けられたんですね。スタッフの方々はいかがでしたか?
村野様:私が会ったのはお2人でしたが、とてもフォローしてくださり助かった面が多かったです。
-例えばどういったことですか?
村野様:ちょっと空いている時間に、講習に関することを雑談的に話してくださいました。空き時間に1人で市内に行こうと思っていたら、観光案内もしてくださったスタッフの方が、1人だから昼間でもちゃんと気をつけてねと、レッスン会場へ通訳に行かれる直前でもいろいろアドバイスしてくださいました。
他に、生活面でも気にかけてくださっていました。「高校生には気をつけて見てあげてね」、とか「一緒に行ける夜のコンサートは一緒に行ってあげてね」、と若い参加者への配慮も促されていました。
-スタッフ自体は全員で何名いましたか?
村野様:私が会ったのは通訳さん2人だけですが、伴奏の方なども入れたらもう少しいるかと思います。
-では5、6名という感じですかね。先ほどレッスンで教わったことを軽くお伺いしましたが、そのほかにもいろいろ教わったことはありますか?
村野様:バート先生は演奏の仕方について丁寧に教わりました。アーノルド先生は、演奏のことも細かかったですが、演奏者としての心得など、とても身が引き締まるレッスンでした。
-どんな教えでしたか?
村野様:暗譜の精度の大事さ、練習の組み立て方など。聴講も皆で聞きあいました。アーノルド先生は最初聴講に行ったとき、聴衆のことを意識するようにおっしゃっていました。最初の出始めから聴衆の心を引きつけるコツなど。自分は聴かれることを忘れて練習していたというか、本当は聴衆に聞かせるためにやっているということを、よく思い出させてくださいました。
-レッスンは何語で受講されましたか?
村野様:私は通訳さんがいたので、ドイツ語です。
-英語で受けられている方はいらっしゃいましたか?
村野様:はい。英語の先生がいらっしゃって、その方は通訳さんなしで英語で受講されていました。聴講しているとき、レッスンの時間が押してしまって、通訳さんが出なきゃいけない時間になってしまったのですね。そのときは、受講生に事情を説明して、そこからは英語でした。簡単な英語にしてくださり、わかるようにして下さっていたので、問題なかったですが。
-そこもあまりトラブルはありませんでしたか?
村野様:全くなかったです。
-レッスンの最後とか講習会の最後、コンサートや閉会のセレモニーなどございましたか?
村野様:セレモニーはなかったんですけど、終了コンサートがありました。
-どういったコンサートでしたか?
村野様:市民の方が入れるようになっている小宮殿を使ったコンサートでした。
-地元のお客様も結構いらっしゃっていましたか?
村野様:皆さん遊びに行っちゃっている時期らしく、だからちょうど講習会が終わったぐらいに帰ってくるから、ウィーンの人たちがあまりいない時期らしいです。観光客は多いみたいですが。
-観光客の方が座って聞かれている、という感じでしたか?
村野様:皆さん知っているのですかね?外に貼ってはありましたが、どういう告知をしているかはちょっとわからないので。
-では現地のお客様はあまり座っていらっしゃってなかった感じですかね。
村野様:そうですね。
-コンサート以外にも講習会中に人前で演奏する機会はありましたか?
村野様:クラスコンサートがあって、それは全員で、です。
-受講者の方の前で弾かれるということですか?
村野様:そうです。
-それも緊張される感じでしたか?
村野様:どちらかというと、何日か会っているので、知らない人よりは安心できました。聴講も、最初はみんな聴きに行ったら嫌なんじゃないかと言っている子もいました。私は知らない人より知っている人のほうが安心するから大丈夫だよと言っていましたし、多分みんなそんな感じだったのではないかと。
-レッスン以外の時間は何をされていましたか?
村野様:観光に行っていました。
-どこに行かれたんですか?
村野様:ベルヴェデーレ宮殿と、近くのクリスマスマーケットなど。クラスコンサートの会場の近くにナッシュマルクトという市場があって、既にウィーンに住んでいる受講生がコンサート後に連れていってくれました。そこでお昼ご飯を軽く食べましたが、すごくおいしかったです。ガイドブックにも載っていましたが、自分たちだけでは行けるかどうかわからりませんでしたが、連れていってもらって、一通り見ることが出来て、ご飯も食べることが出来ました。あとはシェーンブルン宮殿にも行きました。観光はそれぐらいですね。
-市内観光をしているとき、治安面ではニューイヤーもあった関係上、通常とは違う感じだったかと思いますが、ニューイヤーの前や、後の落ち着いたときの治安はどうでしたか?
村野様:そんなに悪いところはないように感じました。私がいた場所は治安が良かったです。ただほかの方が別行動しているときに、日本人のカップルが花を押し売りされているのを目撃したという話はありました。受講生の間にはそういうことはありませんでした。
-スリの危険性もそんなにはなかったですか?
村野様:スリもみんな気をつけていたように思います。みんな斜めがけの小さい鞄を、貴重品用に持ち、あとは大きい鞄に楽譜を入れたりしていたので、スリに合うということは誰にもなかったですね。あと、現地の人っぽく振る舞うという。
-確かにそれは大事ですよね。キョロキョロしないとか…
宿泊先はいかがでしたか?
村野様:スタッフもとても良かったです。本当にホテルは良かったです。
-お水回りのトラブルもなく?
村野様:全くなかったです。向こうの水が口に合わなくて、もともと水道水は飲まないつもりでいたので、着いたらすぐみんなでスーパーに行って水を買いました。口に合わないかもしれないと思い何種類か買いましたが、どれも合いませんでした。日本でも売っているようなメーカーもありましたが、味が少し違っておいしくなかったのですね。
ところが何日か後に練習室の水道水は飲めると通訳さんが仰っていたと教えてもらったので、試しに汲んで飲んでみたら、一番おいしかったんです。湧き水か何かのようです。
気になる人はミネラルウォーター買ったほうが良いと、私の持っている本にも書いてありましたが、外国だからまずいと思い込んでいた水道水が一番おいしかったのです。ならば、ホテルも同じ水だろうから水道水を飲んでみようと思ったら、やはり一番飲みやすくて。そこからは水は買わないで、汲んでペットボトルに入れたり、お茶もお部屋の水を使っていました。
-蛇口から出るほうが軟水に近かったのですかね?
村野様:ミネラルウォーターには外国特有の味がして、それがすごく合わなくて、おいしいという感じではなかったです。飲めなくはないけど、飲みたくない感じで。水道水が一番くせがなくてごくごく飲めました。水道水は軟水なんですかね?
-ヨーロッパは硬水というイメージですよね。
村野様:ミネラルウォーターがダメと言っていたのは私だけで、おいしくないと1人で言っていました。
-お部屋の広さはどうでしたか?
村野様:だいぶ広かったです。お風呂は、浴槽がないシャワー室。閉めちゃうと狭くもありますが、水道とトイレとシャワー室がついていて結構な広さでした。寝室も結構広く、ベッドがあっても歩き回れて、広さは十分でした。クローゼットもついていたので、服も全部掛けることができました。
-金庫はありましたか?
村野様:金庫は探しましたがありませんでした。
-ご自分で管理されたのですね。お洗濯はどうしましたか?
村野様:お洗濯はお部屋で、手洗いしました。
-洗剤も日本から持っていかれいましたか?
村野様:持っていきました。洗濯紐も旅行用を購入しました。いろんなところに使えるので、クローゼットと帽子掛けなどをつないで、干していましたね。
-基本的に困ることはなかったということですね。
村野様:なかったですね。
-空調はどうでしたか?
村野様:最初の頃は暖かくて。部屋は空調ついていなくても、廊下はついていたと思うので、その暖かさもあって、部屋の中が寒くなくて、使わない日が多かったです。すごく寒い日が2日間ぐらいあり、その日だけ部屋が寒いと思ったら、ずっと空調つけていなかったようです。その日はつけましたが、つけたら逆に暑くなっちゃいましたね。
-でも外に出ると寒かったですか?
村野様:そうですね。
-だいぶ暖房がホテル内で利いていたのでしょうか?
村野様:結構快適でした。
-宿泊先のホテルと講習会の会場はどのように移動されましたか?
村野様:地下鉄で1本でした。
-チケット購入は難しかったですか?
村野様:アンドビジョンさんに手配して頂きました。プリントアウトした紙で全部できてしまいました。コンサートチケットも同じで、バーコードの部分だけ破っていました。プリントアウトのチケットで全部出来ましたが、本当にその紙をなくしてはいけないと思いました。地下鉄では、1回もチケットを見せてくださいと言われたことはなかったです。ただそういう場合もあるので必ず持っておいてくださいと言われました。
-ご利用された時間はどれぐらいの時間でしたか?
村野様:朝もありますし、コンサートが遅いときは夜9時とか。10時前には帰っていたと思います。
-結構混んでいましたか?
村野様:そこまででもないですね。でも朝9時に練習室に行ったときは、通勤ラッシュなのか、ちょっと多かったような気はします。
-次はお食事ですけど、お食事は基本的に何を食べていらっしゃいましたか?
村野様:朝はホテル。本当にホテルの食事はおすすめで、おいしかったです。ビュッフェ形式で、毎日違うものに変わっていて飽きなかったです。クロワッサン、本当においしかったです。あとワッフルを焼ける機械があって。生地が用意されていて、自分でタイマー測って焼くみたいな。あとヨーグルトもすごくおいしかったです。
-完璧にお口に合ったのですね。
村野様:チーズとかもいろいろ、盛りだくさんでした。
-お昼や夕食はどうなさっていましたか?
村野様:お昼は部屋に帰れるときは、非常食用に日本から持ってきたものをやっつけないとということで、戻ってそれを食べることもありました。講習会が始まると時間が合わないことが多かったので、時間が合うとみんなで近くのお店に行きました。
-外食は1食おいくらぐらいでしたか?
村野様:幾らだったかな?そんなに高いところは行ってないですが、多分1,000円、2,000円とかで結構食べたと思います。
-結構ボリューミーでしたか?
村野様:はい。結構安くおなか一杯食べれました。
-何か有名なものは食べられましたか?
村野様:連れて行ってくれた子のおすすめなら口に合うだろうなと思って、鶏肉のソテーと、あとご飯がセットなど。お米も食べたいよねという話をしていて。
-お米も食べれるんですね。
村野様:ありました。それを目当てに行って。日本の米とは違うけど、食べられるよということで連れて行ってくれました。
-レストラン以外にもお米は見ましたか?
村野様:日本のものが売っているショップに連れていってもらいました。年越しそばを食べたいと、私は日本からカップ麺を持っていきましたが、ほかの子は日本の倍ぐらいの値段で現地のお店で買っていました。米とかお味噌とか醤油とか並んでいて、日本人が恋しくなったら買いにいけるお店ですね。
-現地のヨーロッパの方と交流する場面はありましたか?
村野様:お店の人ぐらいですかね。
-あとは先生でしょうか。
村野様:そうですね。
-先生とはレッスン以外で交流されることはありましたか?
村野様:それはなかったですね。レッスンのみでした。
-そのほかには、何か講習会中、ご留学中に困ったことはありましたか?
村野様:現地スタッフの方からのショートメールが番号が違ったらしく、私ともう一人だけ届かなくて。それでちょっと困りました。。
-番号が行き渡ったら大丈夫になったのですね。
村野様:そうですね。ほかの子が教えてくれて、それでやってみたらやり取りできるようになったので大丈夫でした。
-今回の講習会に参加されて一番よかったなと思った瞬間はどんなときでしたか?
村野様:自分の音楽へのかかわりについて見つめ直すことができたところがよかったです。
-何か今回の講習会を通してご自分が変わった、成長したと思うことはございますか?
村野様:さっきの話に戻ってしまいますが、準備段階について深く考えるようになりました。
-ヨーロッパでだいぶ距離もありますし、日本と留学先で大きく違う点はどういうところだと思いましたか?
村野様:言語の違いですね。その地域によっても発音が違うので、それが演奏にも出やすいと思いました。フランス語とドイツ語と、その圏内も違うと思うので、鳴る音が違うんだろうなと。これ日本人だね、ってわかるときもあるそうですからね。
-今後講習会とか長期留学関わらずですけど、留学される方にアドバイスしておきたいことなどございますか?
村野様:もし今後留学することを考えているならば、なるべく早いほうがいいんじゃないかなと思います。
-経験できるうちにしておいたほうがいいということですか?
村野様:そうですね。あと若いときの吸収力はすごいですから。行くと決めているなら早い方がと、皆で話していました。悩んでいるなら行っちゃったほうがいいよ、とか、語学の勉強を始めている子は行ったほうがいいよ、とか。今回一緒だった高校生も行くなら早めのほうがいいよと言われて決断したと言っていました。
-留学前に準備しておいたほうがいいこと、しっかりやっておいたほうがいいことは何かございましたか?
村野様:多分音楽は皆さんちゃんとやっていると思うので、語学ですね。
-村野様は、先生と通訳さんを通さずに何かお話されましたか?
村野様:自己紹介は頑張ってみました。お店でちょっとだけ、ドイツ語で注文とか、それは勉強しておいたので。
-上手くいきましたか?
村野様:1人で移動しているときは、お金のこともなるべくドイツ語で。向こうもちゃんと聞いてくださって。ゆっくりだったので、これがもっとスムーズにできるといいなとも思いました。
-やはり第一に語学という感じですかね。
村野様:そうですね。
-では最後ですが、今後の活動について何かご予定などございますか?
村野様:今まで通りで、演奏と指導の両立をして、できたら演奏を増やせたらいいなと思っています。
-今回の講習会でのご経験を生かして頑張ってください!本日はありがとうございました。

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