7才からクラシックバレエを始め12才の時にRCBA(ロシア・クラシック・バレエ・アカデミー)に通い始める。
高橋晃子、ガリーナ・シュリャーピナに師事。
第二回エデュケーショナル・バレエ・コンペティション、ジュニアAの部第6位
栃木にて開催される第14回ロシア国立ワガノワバレエアカデミー・オーディションに合格。三年間学ぶ。
イリーナ・シトニコワに師事。
2011年第19回全国バレエコンクールin nagoya シニア部門第三位。
2012年6月卒業。同年9月にウクライナ国立オデッサ・オペラ・バレエ・アカデミー入団。キトリの友人(ドンキホーテ)、青い鳥パ・ド・ドゥ(眠れる森の美女),影のトリオ(バヤデルカ)チャイコフスキーパ・ド・ドゥ、などを踊り半年後日本に一時帰国。
2013年8月ロシア国立・エカテリンブルグ・オペラ・バレエ・アカデミーにソリストとして入団。
-初めに朴さんのご留学されてからの経歴を簡単にお話頂けますでしょうか?
2009年に栃木のワガノワのオーディションを受けて、それで高校2年生の9月から3年間ワガノワに留学しました。
そこからは、一度ウクライナのオデッサの国立の劇場で働いたんですけれども、ビザの関係で半年しか働けなくて、一度日本に帰りました。そして、去年(2013年)今働いている所に入り、エカテリンブルクの劇場で働いています。
-栃木のオーディションと仰いましたが、ご出身は?
出身は奈良です。栃木県が毎年主催しているオーディションを受けました。
-栃木でお受けになったオーディションは、どういった内容でしたか?
バーとセンター、二次までいった人はバリエーションを見ていただきました。バリエーションは、「眠れる森の美女」のオーロラ三幕を踊りました。
合格者はその後に説明会に参加しました。
-審査員の方というのは、どれぐらいいらっしゃったのですか?
審査員の先生は2名来られました。
1人は低学年の子達を教える先生で、もう1人は高学年(最終学年)を教えている先生が来られたんですけれども、私はその審査員だった先生のクラスに入れてもらえました。
-なんという先生ですか?その先生のクラスはどうでしたか?
イリーナ・シトニコア先生です。
クラスはよかったです。「日本人も自分の生徒」みたいな感じで凄いよく面倒みてくれて、普通の生活も凄いフレンドリーに関わってくれる先生だったので。
今はどうか分からないんですけれども、ワガノワとかに行くと、「日本人だから」とかそういうのがあって、あまり見てくれない先生もいるんですね。ロシアの国立のバレエ学校というのもあって、ロシア人を育成する学校なので、海外から来てる子達は勿論お金は払っているんですけど、先生達からすると、ロシア人を優先して見る、というのが少しあります。
イリーナ先生は、基本的に大事に日本人も見てくれて、みんなに愛される凄くいい先生でした。
-担当されるということは、普通のバレエクラスとその他ポアントとかも全部見てもらうという感じですか?
そうですね。一応、担任の先生は、基本はクラシックなのでそうなんですけれども、週に2回くらいの、キャラクターとかデュエットとかアクチュオール(演技指導)とか、そういう専門の科目は他の別の先生になります。
-ワガノワの学校はタイムスケジュールとしてはどういった形なのですか?
今はちょっと変わってるとは思うんですけど、基本ワガノワは、留学生は普通の学科は受けないという形で留学するんです。でも、他のロシア人とかは合間に学科があります。
朝は、基本クラシックから始まるんですけど、留学生の為にロシア語もあります。
それは毎日ではなくて、何年通ってるかによって回数が違ってきます。基本1年目は週4とかですね。それが、朝のクラシックの前にあったり後にあったりするんです。
午後はキャラクターダンスだったり、民族舞踊だったりとか、アクチュオールだったり、デュエットだったり、があります。
それが終わってからは、プラクチカというのがあって、5月にある留学生の為のエルミタージュの公演の練習する、リハーサル時間というのが18時ぐらいから夜に週3回ぐらいあったりします。週によって違いますが。
-18時位から何時まで練習していますか?
留学生の公演の練習は20時くらいまで、リハーサルは毎日ではないです。教室の数も限られているし、その他のクラスの練習時間とかも必要なので、週によっては全くなかったり、基本週3回ぐらいはあったかなという感じです。
-年に1度の5月の公演以外はなにか発表の機会はありましたか?
あります。マリンスキー劇場でロシア人を中心にやるので、出れる子と出れない子が出てくるんですが、外国人はほとんど出れないです。結構、厳しいです。
ワガノワは、学べる事も吸収する事も沢山多いけど、舞台に出て経験数を増やすというにはちょっと欠けてるかなと思います。見て何かを吸収するとか、練習して何かを吸収するとかそういうのはあるかもしれないんですけど、実際に舞台に出てみてとか公演の為の練習、というのは凄く少ないです。なので、みんな、自習とかして上手くなっていこうとか、留学したら「自分頑張ろ!」という向上心があるからこそ、上手くなるというのはありますね。
-留学生はどれくらいいらっしゃいましたか?また、日本人以外の外国の方は?
私がいた時は、日本人が13人位居たんですけど、最近もっと増えていて20人位は居るかなと思います。その時によって違うんですけど、アメリカ人がいたり韓国人がいたりイタリア人がいたりとか。でも、日本人程多くないです。
-先程、アクチュオール(演技指導)と仰いましたが、それはロシアの演劇メソッドを使うんですか?
違います。普通にバレエは踊ってお客さんに伝えたりするので、バレエの演目の中からそういう振りがある所を抜粋して先生が生徒に教えたりとかですね。
-モダンとかコンテンポラリーのクラスみたいなものはありますか?
あります。でも、ヨーロッパに比べたらちょっと少ないかな…。
-寮はどんな感じでしたか?自炊ですか?
寮は一応、留学生の寮とロシア人の寮が分かれていて、2人部屋です。
キッチンは共同です。ちょっと狭いとは思うんですけど普通に綺麗な所です。
食事は土日も含め3食付いています。
-出てくるお料理はどんな感じでしたか?
正直言うと、バレエのことを考えてないような普通の食事でした。結構、アバウトですね。ロシア料理です。だから、みんな食べなかったりとか調整してました。学費と一緒に食費も払っているので、毎月食券を貰えるんですけど、強制じゃないので、使っても使わなくてもいいという感じで、そこは自由ですね。
-これは美味しかった!とか、これはダメだった…とか特徴的な料理はありましたか?
基本何でも食べれたんで、あんまりないんですけど…ザピカンカというのがあって、それはカッテージチーズのチーズケーキ…まではいかないんですけど、そういう感じのオーブンで焼いたお菓子というかデザートがあって、それに練乳をかけて食べるのが私は凄く好きでした。
-美味しそうですね!
トゥシューズやバレエシューズ等は自分で街に出て購入するんですか?
そうですね。向こうは日本に比べて在庫も少ないし、お店も小さいんです。アメリカのメーカーとかは、ロシアでは輸入しづらいんですよ。ロシア人の子達は、インターネットとかで頼んでるとは思うんですけど、私は日本から持って行ったりとか、仕送りでEMSで送ってもらったりとかしてます。
-5月の公演はどういった演目をやりますか?
それは個人個人で違いますね。みんなで踊るというよりは、どちらかというと個人的な発表で、コンサートみたいな感じです。そのバリエーションだけ踊ったりとかパドドゥ踊ったりとか。
それするまでに、一応どういう公演構成になってるかとか、どういう風にみんなが踊っているかを試す、オーディションみたいなものがあって、ディレクターというか一番偉い先生が見て順番を決めます。練習しても、実際踊れない子もいたりするので、一度学校でそれがあってから、その公演があります。
-マリンスキー劇場であるロシア人の公演も同じような形式ですか?
そうですね。一応、エルミタージュの公演では、外国人留学生用の公演とロシア人の公演が2日間があるんですけど、それ以外にロシア人がマリンスキーでやる公演は、基本12月末から1月最初にかけて「くるみ割人形」の公演をワガノワの生徒達で全部やるのが毎年の恒例で、その後に、6月に卒業公演がマリンスキーあります。
-そういう公演を見に行かれてどうでした?劇場の中で踊る生徒さんの全体的な雰囲気やレベルは?
最終学年になると自分のクラスメイトが主役を踊ったりするので、そういうのは「頑張れ!」という風には思います。
-ロシアの方とはクラスは違うのですよね?
いえ、ワガノワは日本人クラスとかはないんですよ。あるクラスに、日本人が何人か入るという形式なんで、外国人のコースはないんです。外国人の公演はあるんですけれども、外国人クラスというのはなくて、ロシア人のクラスに混じって一緒にレッスンをするという感じです。
-パートナリングなんかでロシアの男の子達と組んでみて、日本の男性ダンサーと比べて何か特徴的に違う所はありましたか?
日本人の人とあまり組んだことがないので。でもやっぱり、自分の言葉で喋るという面では、日本人の方が分かりやすいですね。呼吸の感じとか、音の取り方とか、呼吸が合うというのはあります。日本人と組む方が合わせやすいというのはあります。
-日本でのバレエ指導方法やメソッドとワガノワでは違うところなどはありましたか?
私の場合は、小学校5年生ぐらいの時に、ロシアの教授法を持っている先生が日本に帰国されて、奈良でその方の教室にずっと通っていました。
メソッドというと国によってとか学校によってとか、ちょっと違ってくるんですけれど、その先生は、モスクワのボリショイの大学を卒業されたので、基礎というのはその先生の元でしっかり学べたとは思います。でも、ワガノワだからメソッドが全て同じというよりは、先生によって、先生は何を重視しているかというのは個人個人変わってきます。
-ケガをしたと伺ったのですが、具体的にはどういったケガをされたのですか?
ワガノワの1年目の時に、すぐに足首をケガしちゃって、それで1ヶ月ぐらい踊れなかったんですね。基本、あんまりケガしないんですけども、多分弱いのに無理したんだと思います。
ワガノワは坂なんですよ。床が真っ直ぐじゃなくて斜めで、それも慣れずに、担任の先生が最終学年を持っていたので、ちょっと難しかったので無理するというのもあったんだと思います。長く続けて行くには、適当な加減じゃなくて良い加減も大事かなと思いました。
-ケガをされてお休みされていた時は、現地の病院に通われたりしましたか?
はい、そうですね。
でもロシアは凄い不便なんで、日本じゃないと治せないんですね。
私も冬に1週間ぐらいだけ長く休ませてもらって、日本に治療しに帰りました。
ロシアだと、レントゲン撮って医者に見せるんですけれども、「これだったら休んだら治るよ」みたいな感じなんです。電気治療もあるんですけど、「効いてるのかな?」というのもあるんですよね。
-担任のイリーナ先生はそういった時どういったアドバイスをしてくださいましたか?
そうですね。1年目の時に凄いケガをしちゃって、自分の気持ちの中でも不安になったりとか、「1年目で1番下なのにどうしよう?」とか「サボってるとか思われたらどうしよう?」とかいう不安も凄いあったんですけど、でも先生は「痛かったら休んでいいんだよ」と言って、私が泣いちゃったりしたら、心配して家に連れて行ってくれて美味しいものをご馳走してくれたりしてくれたんです。凄くいい先生でした。
-週に4回ぐらいロシア語のレッスンがあると仰ってましたけど、大体どれぐらいで現地の言葉に慣れましたか?
留学生の寮とロシア人の寮が分かれてるというのが大きいと思うんですけど、 残念ながらワガノワは、最初はあんまり向こうの子も関わろうという風にはいかないんですよね。クラスによっても違うんですけど。
だから、私はバレエ団に入って、今働いてる所に最初来たとき、1人で知り合いもいなくて友達もいなくてという所からスタートしたので、日本人がいない方が上達は早いです。凄くいいバレエ団なのでそこから友達とかができましたし。
でも、学校時代は、分かる事は分かるんですけど、コミュニケーションを取る事が難しかったので、ちょっとワガノワでは難しいかなと感じます。他のロシアの学校のことを聞いていると、「もっと交流をしよう」とロシア人とかも関わってきてくれるんですけど、ワガノワの子達はちょっと違ったりもしました。今はどうか分からないんですけど、彼女達も「外人が来た」みたいな感じ目で見るんですね。でも、他のロシアの学校とかだったりすると、「(好意的に)日本人が来たの??」みたいな感じで言ってくれる学校や女の子達がいっぱいいる所もあったりします。
-お仕事を始められて、まず最初ウクライナに行ってビザの関係であまり長くはいられなかったと仰ってましたけど、ウクライナで仕事を始められて、ビザ以外のことで苦労された事は何かありますか?
仕事面ではやっぱり労働ビザが取れなかったことですね。ビザ以外と言われるとあまり浮かばないかなという感じなんですけど。やっぱり労働ビザというのが一番難しいです。
-今お仕事されている所のビザ申請は、結構すんなりいけた感じですか?
そうですね。ウクライナは今、情勢が悪いんです、前から法律がいい加減な感じもあったんですけど、法律が変わるとか変わらないとかの時に行ってしまったんで、労働ビザが取れないという形になって、それで今も外国人は全然働けてないんですけど。
そういうのがあって、その時にオーディション受けに一度ロシアに行ったんです、ロシアは大きい都市によってちょっとずつ法律が違うんです。でも国際部(ビザをやってくれる所)という所がしっかりしていたので、私の所はすんなりいけました。「ウクライナでなんでこんなに困ったんだろう?」というぐらいすんなりはいきました。
-今働いているバレエ団は外国人がどれぐらいいらっしゃるのですか?
私以外に日本人が1人働いてるだけですね。あとはウクライナ人が1人いますけど、ほとんどロシア人です。
-年間通して何公演ぐらいされているのですか?
基本、公演が週3回なんですよ。
でも、初演というのがあって、新しい公演をするとなると、5回連続公演とか。
あと、お正月になると、29日、30日、31日になると、朝・晩、朝・晩、朝・晩とか連続で続いたりとか、そういう感じになるので忙しい時は忙しいです。
-朝・晩というと?
朝は11時から、夜は18時から劇場で公演があって、それが3日続いたりとか。
それで1日休みで、また朝・晩、朝・晩という感じです。
-朝観に来るお客さんというのは学生さんですか?
そうですね。学生というよりは子供の為にという感じですね。バレエは映画を観る感覚でみんな来てくれるんで、日本とは感覚が違うんですよ。もちろんヨーロッパの文化だからというのもあるんですけども、やっぱり日本では、一般の方からしたらバレエ=芸術と繋がりにくいんですね。バレエ=ダンス(踊り)で終わっちゃうんですけど、こっちに来ると「芸術」になるから、オペラに行ったりとか、そういう文化が違うので、バレエ知らないお客さんとかも来るので、やっぱり子供が多かったりとかもします。
-どういった作品レパートリーで踊ってらっしゃるんですか?
純クラシックの「白鳥の湖」とか「くるみ割人形」とか「海賊」とか、普通のもあるんですけど、私のバレエ団は、芸術監督が振り付けたモダンっぽい作品を踊ったりとかもします。結構、ネオクラシック系、創作というのもあったりします。あと今、9月21日、22日に、ダンスプラットホールムというのがあって、それは1つのプロジェクトなんですけど、若手振付家が劇場に応募して、その募集で集められた振付家達が私達ダンサーに振り付けをして、何個か作品を見せるというモダンもあったり、ネオクラシックとかもあったりとかもしますね。
-団員は全部で何人ぐらいいらっしゃるのですか?
そこまで多くないですけど、たぶん70とか。少ない方だと思います。
多いとこはもっと多いです。多いとこは女の子だけで100人とかいます。大きいマリンスキーとかはそれぐらいいたりします。
-今はどのような所で生活されてますか?自炊ですか?
寮に住んでます。自炊です。
-ロシアでの生活に慣れてらっしゃるとは思うのですが、プロと学生時代も含めて、苦労をされたとこなどあったら教えてください。
苦労は凄いいろいろあるんですけど、「外国人だから」というそういう見方というのは一つやっぱりあります。「あなた達は別なのよ」みたいな感じで、ワガノワとか行くとやっぱりそういうのは感じましたね。街とかに行くと、言葉とかを喋っても快く聞き入れてくれる人もいれば、そうじゃない人もいるし、いろいろですね。一番大変なのは、何よりも住むとかビザとか、そういうとこが一番大変だったと思います。
-逆に、ロシアに来てよかったなというのはありますか?
海外の劇場で踊れるのもあるし、自分が目指している所の現地であるという事も一番ですし、人によって違うんですけど、私は海外でバレエをやっていくのが自分の精神的にも凄い楽です。
なんでかと言うと、日本にいるといろんな物が余計に見えてしまったりとか、いろんな人と関わるというのは凄く大事だと思うんですけど、その分いろんな楽しい物まで見えてしまうんですよ。やっぱりバレエというのは、日々の練習の積み重ねもあったりとか、遊べなかったりとか。それでも周りの人は勿論、それを支えてくれる人もいるけど、やっぱり分からない部分もあったりとかするんですね。
バレエというもの自体を分からない人も日本は多いじゃないですか。知っている人だけ凄い知っていると言うんですけど、周りの人はバレエと言ってもやっぱりクエスチョンというか、そこまで分からなかったりとかするので。
こっちに来れば、自分はバレエをしに来てるから、整った環境というのもあるし、外に出て「バレエやってます」と言ったら、「すごーい!」と良い風に見てくれるんですよ。自分の夢とか、やってる職業にとっては嬉しいですね。
-今後、ロシアに留学したい!というダンサーに、どういったアドバイスをされますか?
とりあえず1つは、諦めないことです。
私も凄いいろんな事があって、バレエ以外のことで悩む事も多かったし、両親とも離れててケガとかも勿論あるんですけど、そこで「諦めたい」と思う事は沢山あると思うんです。でも、諦めてしまうと、そこまでなんですよね。諦めないで、ずっと気持ちを持ち続けていると、きっとどこかで叶うんじゃないかなと私は思います。
夢を叶えるとか、夢を追うとかは多分凄い難しいと思うんですけど、私もやっとプロのバレエダンサーになれましたが、気持ちの中ではずっと夢を追い続けたいなと思います。「夢が叶った!」となってしまうと、そこで終わってしまうので。こういう職業をやっていくには、ずっと前を向いて進んで行かないといけないので。
-諦めずに戦い続けなくては、と?
はい、そうですね。
落ち込む事もあるんですけど、周りの人が支えてくれたりとかで、また元気になって頑張れたりするので、人に対する感謝とか、そういう気持ちも学んでくると思います。
一番大事なことは、自分がもしそういう環境にあったら、環境が合わなくて場所を変えてしまうとか、一度日本に帰ってしまうとか、いろんな状況があると思うんですけど、それは一個の過程なので、もし自分が「夢を叶えたい」というのがあるんだったら、諦めず時期を待って、というのは大事かなと思います。
プロのダンサーとかも、すぐ夢を叶えたりとかプリマ主役踊れたりとかはしてないと思うので、それは、雑誌とか取材とかではいい所だけを見せてるだけで、本当は苦労してると思うので、やっぱり諦めない事が一番大事ですね。あと、日々の努力ですね。
-素晴らしいですね!本日は有り難うございました。これから留学する方々の参考になったと思います。
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:【1】ごあいさつ&ご案内 :
:_____________:
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様
こんにちは!アンドビジョンのです♪
お盆休みはみなさんいかが過ごされましたか?
熱い夏のコンクールの時期ですね♪♪
コンクールをステップとしてさらなる飛躍を是非期待しております!!
★彡:・:☆彡:・:★彡:
【2】学校情報
★彡:・:☆彡:・:★彡:
学校情報はフランスに特化しました☆
◆カンヌ・ロゼラ・ハイタワー・バレエ学校
フランス・カンヌの学校で、バレエの過去、現在、未来を受け止め、自分の表現をつかむ。
フランス・カンヌにある、半世紀以上バレエ教育を高め、多くのダンサーたちを育成してきた学校・カンヌ・ロゼラ・ハイタワー・バレエ学校をご紹介します。
http://www.dance-abroad.com/country/europe/france/5855-ecole-superieure-de-danse-cannes-rosella-hightower.html
◆パリ国立高等音楽院・舞踊科
世界で最も歴史が深く権威ある芸術校の一つ・パリ国立高等音楽院・舞踊科へはばたく。
フランス国内でも世界でも、トップクラスと認められてる学術機関パリ国立高等音楽・舞踊科。
厳しい試験を乗り越えた生徒として学んでみませんか。
http://www.dance-abroad.com/country/europe/france/5866-conservatoire-national-superieur-de-musique-et-danse-de-paris-cnsmdp.html
◆マルセイユ国立高等ダンス学校
フランス・マルセイユにあるローラン・プティが設立したバレエ学校でバレエを学ぶ。
フランス最大の港町で、パリ・リヨンに続く規模の都市でもある、マルセイユ。
1992年設立されたマルセイユ国立バレエ学校で、バレエを学びませんか。
http://www.dance-abroad.com/country/europe/france/5862-ecole-nationale-superieure-de-danse-de-marseille.html
◆リヨン国立高等音楽院・舞踊科
フランス第2の都市・リヨンにある仏トップクラスの教育機関で、音楽・舞踊を学ぶ。
美しい2つの川に包まれた街・リヨン。
世界遺産に指定された美しく歴史の息吹を感じるこの街にあるリヨン国立高等音楽・舞踊学校のご紹介です。
http://www.dance-abroad.com/country/europe/france/5871-conservatoire-national-superieur-de-musique-et-danse-de-lyon.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
o○*.。+o●*.。+o○*
【3】講習会情報
+o●*.。+o○*.。+o●*.。+o○*.
◆パリマレ地区ダンススクールワークショップ
クラシックバレエと、マーサ・グラハムなどコンテンポラリーバレエを体感する講習会
パリ中心部で開かれるクラシックバレエとコンテンポラリーダンスの冬、春、夏、秋の講習会。
クラシックや、グラハム、バランシンの神髄を知る講師陣が、濃密なプログラムを提供します。
http://www.dance-abroad.com/country/europe/france/6275-paris-marais-dance-school.html
◆ナショナルシアターバレエスクール冬期講習
オーストラリアで最も歴史あるバレエスクールによる人気の集中講座。
名門オーストラリア・バレエ団の現役プリンシパル、アンバー・スコットがゲスト講師!トップレベルのバレエを体感しよう。
■講習会開催期間■
2016年1月11日〜1月16日
http://www.dance-abroad.com/country/oceania/australia/6390-national-theatre-ballet-school-summer-school-ntbs.html
◆クイーンズランドバレエ団ワークショップ
南半球の世界都市ブリスベンで学ぶクラシックバレエとコンテンポラリーダンス
オーストラリア屈指のバレエ団、クイーンズランド・バレエが開くワークショップ。
世界と地域をつなぐ地道な活動で培われた良質のレッスンが体験できます
http://www.dance-abroad.com/country/oceania/australia/6332-queensland-ballet-summer-school.html
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【4】国内語学レッスン情報
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アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。
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実際、留学経験者の多くが、渡航前に準備すべきだったこととして、語学をあげられます。
100%ダンスに集中するために、語学の準備はしっかりと!
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使えるフランス語メモ
・おはよう/こんにちは
Bonjour
・こんばんは
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・さようなら
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・お元気ですか?
Comment allez-vous?
・ありがとう
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・失礼しました。
Pardon
・どうもすみません
Excusez-moi
・はい (Yes)
Oui
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Non
・大丈夫ですか?
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フランス語ってリエゾンがあるので、慣れるまでにちょっと時間かかりますよねw
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たくさんのご応募お待ちしております♪♪
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□┓【6】編集後記/次回予告
┗┛━…‥‥…━…‥‥…━…‥☆
気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆
皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪
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9月1日(火)発行予定です。
お楽しみに!p(^^)q
1年以上の長期留学の初年度にかかる費用は、オーストリアなら約287万円~約346万円。アメリカなら約542万円~約988万円。 場合によっては日本より安いケースも!?
留学にかかるお金は、行く国や学校によって、信じられないほど違いがある。ヨーロッパの一流校では学費がほとんどタダなんてこともあるし、国や都市によっては生活必需品が安かったり、家賃が高かったりと、本当にいろいろだ。つまり、留学先をある程度決めれば、かかるお金も分かってくるということなんだ。ここでは例として、人気の高いアメリカとオーストリアへの留学費用をあげてみた。参考までに日本の音大の費用と比べてみよう。場合によっては日本より海外留学の方が安くつくこともあるんだね。
アメリカ |
公立・私立の音楽大学/音楽院●初年度見積り例 |
Total 初年度留学費用:約542万円(公立)~約988万円(私立) |
学費 |
200万円~640万円 |
宿泊費 |
168万円(14万円/月) |
生活費
生活費の内訳 |
食費
光熱費
交通費
通信費 |
90万円(7.5万円/月)
3.5万円/月
1.5万円/月
1万円/月
1.5万円/月 |
アンドビジョン合格前サポート「ライト」 |
20万円〜 |
アンドビジョン合格後サポート「ライト」 |
14.4万円〜 |
航空券 |
15万円 |
留学保険 |
25万円 |
入学金等 |
1.2〜7.2万円 |
受験料 |
1.8万円 |
ビザ申請代・SEVIS費 |
6.1万円 |
※為替レートによって費用は変わります。また、飛行機代は時期や航空会社によって異なります。学費・入学金などは学校によって異なります。
|
アメリカの私立学校には有名教授を揃えているところが多く、その分、学費も高くなっているんだ。
オーストリア |
公立音楽大学・私立音楽院●初年度見積り例 |
Total 初年度留学費用:約287万円(公立)~約346万円(私立) |
学費 |
11万円~70万円 |
宿泊費 |
102万円(8.5万円/月) |
生活費
生活費の内訳 |
食費
光熱費
交通費
通信費 |
90万円(7.5万円/月)
4万円/月
1.5万円/月
1万円/月
1万円/月 |
アンドビジョン合格前サポート「ライト」 |
20万円〜 |
アンドビジョン合格後サポート「ライト」 |
19.1万円〜 |
航空券 |
18万円 |
留学保険 |
25万円 |
入学金等 |
0万円 |
受験料 |
0円 |
滞在許可申請費 |
2.3万円 |
※為替レートによって費用は変わります。また、飛行機代は時期や航空会社によって異なります。学費・入学金などは学校によって異なります。
※滞在許可申請に必要な翻訳代は、別途費用がかかります。
|
ヨーロッパの国公立校の多くは、昔から国の補助によって授業料が無料。近年では多くの学校が学費をとる学校も出て来たけど、それでも金額はとても安い。
日本 |
公立・私立大学●初年度見積もり例 |
Total 初年度費用:約325万円(公立)~約475万円(私立) |
学費・入学金等 |
100万円~250万円 |
宿泊費 |
120万円(10万円/月) |
生活費
生活費の内訳 |
食費
光熱費
交通費
通信費 |
102万円(8.5万円/月)
5万円/月
1.5万円/月
1万円/月
1万円/月 |
受験料 |
2.5万円 |
※学費・入学金などは学校によって異なります。
※国民健康保険、国民年金、住民税は、別途費用がかかります。
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日本の学校に行くのと、海外の学校に行くのとでは、あまり変わらない場合も多いね。
アンドビジョン留学サポートサービス料金表PDF
アンドビジョンが提供する留学サポートサービスの一覧と料金表を、ここからダウンロードいただけます。
ダウンロード
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__c0__様、こんばんは!
じめじめした日が多くなってきましたね…
暑さに負けずにがんばりましょう♪
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【連載最終回♪音楽留学Q&A】
大好評連載中の音楽留学Q&A、今日で最終回です!皆さんの疑問は解消されましたでしょうか…??もっと聞いてみたい!という方はぜひ、カウンセリングにお越しください☆
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【無料カウンセリング受付中♪】
個別にいろいろと質問してみたい…という方はぜひ!アンドビジョンの無料カウンセリングもご利用ください☆遠方の方は電話カウンセリングもできますよ!ご予約は【こちら】から!
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【1】アマチュア奏者でも、留学できる?
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はい!もちろんできます!コースや条件等によっても異なりますが、レベルや経験問わずご参加いただけるものもたーくさんございます♪
また、もしレベルが不安…ということでしたら、ぜひアンドビジョンのプライベートレッスンをご検討ください♪先生との1対1のレッスンなので安心!!旅行がてら行かれる方も多いですよ!
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【2】受験校、自分のレベルが足りているか心配です…
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カウンセリング中にもよく「この学校、受かりますか?」というような質問をいただきます。正直、私たちカウンセラーでも【合否】に関しては分かりません(キッパリ)!ただ、1つお伝えしているのは、ご不安だったらまずはそこの学校の先生のレッスンを受けてみてください、ということ。
もちろん、先生も「君なら受かるよ!」というようなことは一切言いません(いろいろな事情がありますのでね…苦笑)が、入試に向けたアドバイスをくださいますし、適切なコースを紹介してくださったり、ということもございます。
なので、ご不安な方はまずレッスンを受けてみてください!そうすれば、少し道筋が見えてくるはずです♪
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【留学体験談特集!】
こちらも本日が最終回、好評連載中の体験談特集!ぜひお読みください。
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【末永かりんさん/バークリー音楽大学サマーコース】
毎年アンドビジョンでも大人気のバークリー音大のサマーコースに参加された末永かりんさん!5週間という長丁場のコースですが、実りある5週間だったことがインタビューからも伝わってきました。日本でもご活躍なさっていて、今後のご活躍が楽しみです!
体験談詳細は…≪こちら≫
https://www.andvision.net/interviews/testimonial/1910-karin-suenaga-vocal.html
講習会詳細は…≪こちら≫
https://www.andvision.net/genre/jazz/453-berklee-five-week-summer-performance-program.html
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次回からは特別版!内容は乞うご期待ください♪
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アンドビジョン株式会社
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M.O.さん/ムジカルタ音楽アカデミー プロフィール-専攻
ヴァイオリン
-参加コース名
ムジカルタ音楽アカデミー
-参加期間
2024年8月1日~2...
BIMMミュージック・インスティチュート・サマーコース
Information Session
~BIMMミュージック・インスティチュート・サマーコースオンライン説明会~
参加費無料・完全予約制・オンラインでの参加も可能です
ゲストスピーカー:BIMM大学 アジア担当 Alice Wongさん
日時:2月25日(火)18:00-18:30
場所:≪アンドビジョン・東京オフィス≫
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スリランカは紅茶や宝石で有名な国だが、北海道よりも少し小さいくらいの島ではさまざまな野生動物が息づいている。国の大半が仏教徒で、歴代の王たちによる遺跡や、リゾートビーチ、広大なお茶畑などさまざまな見所にあふれている。
基本情報 |
正式国名&英語表記 |
スリランカ民主社会主義共和国 Democratic Socialist Republic of Sri Lanka |
首都 |
スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ |
面積 |
65,607km2(北海道の約0.8倍) |
人口 |
約1,930万人(一部地域を除く)人口増加率1.3%(2003年) |
人種 |
シンハラ人(72.9%)、タミル人(18.0%)、スリランカ・ムーア人(8.0%)(一部地域を除く値) |
言語 |
公用語(シンハラ語、タミル語)、連結語(英語) |
宗教 |
仏教徒(70.0%)、ヒンドゥ教徒(10.0%)、イスラム教徒(8.5%)、ローマン・カトリック教徒(11.3%)(一部地域を除く値) |
通貨 |
スリランカ・ルピー。補助通貨はスリランカセント。 |
為替レート |
Rs.1=1.0775円(2005年6月3日) |
紙幣 |
2、5、10、20、50、100、500、1000
(Rs.2、5はほとんど流通していない) |
硬貨 |
Rs.2、5 Re.1、Cts.1、2、5、10、25、50
(Cts.10以下はほとんど流通していない) |
電圧 |
230V、50Hz |
時差 |
プラス3時間 |
祝日 |
1/14 タミル・タイ・ポンガル・デー、1/21 イドゥ・ウル・アラー(イスラム教徒の祭日)、1/24 ドゥルトゥ月のポヤ・デー、2/4独立記念日、2/23 ナワン月のボヤ・デー、3/8 マハー・シワラトゥリー・デー(ヒンドゥー教徒の祭日)、3/25 メディン月のボヤ・デー、3/25グッド・フライデー(キリスト教徒の祭日)、4/13 シンハラ人とタミル人の大晦日、4/14 シンハラ人とタミル人の新年、4/22 マホメット生誕祭(イスラム教徒の祭日)、4/23 バク月のボヤ・デー、5/1メーデー、5/23 ウェサック月のボヤ・デー、5/24 ウェサック月のボヤ・デー翌日祭、6/21 ポソン月のボヤ・デー、7/21 エサラ月のボヤ・デー、8/19 二キニ月のボヤ・デー、9/17 ビナラ月のボヤ・デー、10/17 ワプ月のボヤ・デー、10/24 ディー・パワル・フェスティバル・デー、11/4 ラマダン明け(イスラム教徒の祭日)、11/15 イル月のボヤ・デー、12/15 ウンドゥワプ月のボヤ・デー、12/25クリスマス |
在留邦人数 |
797人(2003年8月現在、在スリランカ日本大使館調査) |
電話国番号 |
94 |
緊急電話番号 |
警察01-433-333、ツーリストポリス01-433-342、消防車・救急車(一般)01-422-222、事故などの場合01-691-111 |
物価
スリランカの物価は日本に比べてどれも安い。1食あたりの料金は安くて50ルピーから高くても600ルピー程度。宿泊費は300ルピーから6000ルピー程度。どのような生活をするかによって、費用は変わってくるといえるだろう。 |
名目GDP |
182.4億米ドル(2003年、市場価格表示) |
一人当たりGDP |
947米ドル(2003年、市場価格表示) |
GDP経済成長率 |
5.9%(2003年) |
物価上昇率 |
6.3%(2003年コロンボ消費者物価指数) |
主要貿易品目 |
(1)輸出 工業製品(繊維・衣類製品等)、農産品(紅茶等)、宝石
(2)輸入 中間財(繊維関連等)、消費財(食料品等)、資本財 |
主要貿易相手国 |
(1)輸出 米国(37.5%)、英国(12.5%)、ベルギー(5.5%)、ドイツ(4.2%)
(2)輸入 インド(13.8%)、香港(8.1%)、シンガポール(7.2%)、日本(5.9%) |
気候
スリランカの気候は熱帯に属し、一年中天気が良い。湿度は高いが、海風により涼しいときもある。モンスーンの季節は年間を通して、最も暑い時期。雷雨も多い。 |
現在の天気 |
|
ビザ |
1ヶ月以内の観光目的ならスリランカの入国にはビザは不要。ただし、往復航空券またはそれに相当する所持金の提示が必要。ビザについてはこちらを参照するか大使館にお問い合せください。 |
パスポート |
3ヵ月以上のパスポート有効残存期間 |
大使館などの在日政府機関 |
スリランカ民主社会主義共和国大使館 |
Embassy of the Democratic Socialist Republic of Sri Lanka in Japan
〒108-0074 港区高輪2丁目1-54
Tel:03-3440-6911/2 |
在大阪スリランカ民主社会主義共和国名誉総領事館 |
Honorary Consulate‐General of the Democratic Socialist Republic of Sri Lanka in Osaka
〒532-0005 大阪市淀川区三国本町1-15-4 新大阪ファイナンス・ビル115号
Tel: 06-6391-8717
管轄区域:大阪市、神戸市 |
在名古屋スリランカ民主社会主義共和国名誉総領事館 |
Honorary Consulate‐General of the Democratic Socialist Republic of Sri Lanka in Nagoya
〒451‐0051 名古屋市西区則武新町3丁目1-36 (株)ノリタケ内
Tel: 052-561-7123
管轄区域: 愛知、岐阜、静岡 |
在北九州スリランカ民主社会主義共和国名誉総領事館 |
Honorary Consulate‐General of the Democratic Socialist Republic of Sri Lanka in Kita-Kyusyu
〒802-8511 福岡県北九州市小倉北区船場町1−1
Tel: 093-522-3306
管轄区域: 九州 |
在札幌スリランカ民主社会主義共和国名誉総領事館 |
Honorary Consulate‐General of the Democratic Socialist Republic of Sri Lanka in Sapporo
〒060-0005 札幌市中央区北5条西6丁目1-23、第二北海道通信ビル8階
Tel: 011-222-2171
管轄区域:北海道 |
スリランカ観光局 |
〒104-0061 東京都中央区銀座7-2-22 同和ビル1階
TEL 03-3289-0771
営業時間 開館時間:9:30から17:30
休業日 土、日曜、祝祭日 |
現地日本大使館 |
在スリランカ大使館 |
Sri Lanka
Embassy of Japan
No. 20, Gregory's Road, Colombo 7, Democratic Socialist Republic of Sri Lanka
(P.O. Box 822 Colombo)
Tel: (94-11)2693831〜3
Fax: (94-11)2698629
在スリランカ大使館は、在モルディブ大使館を兼轄する。 |
外川千帆さん プロフィール
「音楽家に聴く」というコーナーは、普段舞台の上で音楽を奏でているプロの皆さんに舞台を下りて言葉で語ってもらうコーナーです。今回ドイツで伴奏ピアニ...
14歳からワガノワメソッドを学ぶ
16歳から2年間ロシア国立ワガノワバレエアカデミーに留学、卒業
2012年1、3月 ウクライナ国立ハリコフバレエ劇場にて「くるみ割り人形」主演、「バヤデルカ」ガムザッティ役、「白雪姫」魔女役で出演
2013年4月NBAバレエ団入団
現在活動中
-妹尾様の略歴を教えて頂けますか?
4歳からバレエを始めて、15歳で東京インターナショナルダンススクールでロシアスタイルを学び始めました。16歳の時に、栃木のワガノワ・バレエ・アカデミーの留学オーデションを受けて、それから、16歳の時に留学して、2年学んで卒業して、18歳で東京インターナショナルダンスカンパニーで活動して、20歳の時にNBAバレエ団に去年4月に入団しました。
-今は何歳ですか?
21歳です。
-若いんですね。16歳でロシアに行かれて。そもそも4歳から始められて興味を持ったキッカケっていうのはどんな事があったんですか?
バレエに興味を持ったのは、お姉ちゃんの友達がバレエ教室に通っていて、お姉ちゃんがバレエを始めようと思って見学に行ったんですけど、お姉ちゃんではなく私が「やりたい」「やらせてくれ」ってお母さんに言って、やり始めたのがキッカケです。
-週何回ぐらいのお稽古だったんですか?
小さい頃は週2~3回くらいだったと思います。中学生ぐらいから本格的に「プロになりたい」と思って、週4~5回ぐらいなって。
-週4~5回というのは、学校に通って放課後にレッスンに行ってっていう。
そうですね。平日は多分何曜日かがお休みで、あと土曜日にクラスがあってという感じでした。
-大変ですね。
いえいえ。
-やっぱり小さい時から訓練なさっている方は皆さん凄いなあと思うんですけど、途中で嫌になって辞めたいとか思ったことは?
留学中にケガをしてしまって、「ああ、辛いな」って思ったんですけど、結局辞めずに今までやって、ケガとかが原因で「ちょっと辞めたいな」と思ったことはあるんですけど、結局辞めずにきてます。
-ほんとにバレエが大好きというか。
はい、そうです。
-生活の一部っていう?
はい、全てが。
-栃木のワガノワのコンクールの方を受けられたのは、それはスクールの勧めとかもあったんですか?
はい、そうです。もともとドイツに憧れの人が留学していて、「ドイツがいいなあ」って思ってたんですけど、教室の先生が「もし、ワガノワに行けるんだったら、ワガノワの方がいいから一度受けてみたら?」って仰って、それで受けてみて、ロシアの先生もいいと仰ってくれたので行くことにして、結果、正解だったとは思うんですけど先生の勧めがキッカケです。
-16歳で行かれたってことは、高校には日本で普通に入学されて。
はい。高校一年は行って、二年の7月までは行ったんですけど中退して、高校二年の9月からロシアに行きました。
-ロシアのそのワガノワスクールはバレエのみ?
そうですね。留学生の為にやってくれてるクラスでロシア語のクラスはあったんですけど。バレエとバレエに関するモダンバレエみたいなので、組んでデュエットを踊ったりとかのクラスはあったんですけど、学科は受けてないです。
-ロシア語も高校生だと当然、そんなに勉強することもないと思うんですけど、「行こう」って思ったその原動力って何ですかね?
留学には凄いずっと憧れていて、「将来のバレエ団も外国がいいなあ」ってずっと思ってて、留学してみて、「やっぱり日本がいいなあ」と思ったんですけど。活躍している人は外国にいるイメージがあったから、憧れです。
-ロシアの方で卒業されて、すぐ日本に帰って来られたんですか?
はい、そうです。日本で。
-ロシアの学校はどうでしたか?
やっぱり、クオリティが高いから凄い勉強になりました。
-どういう違いがある感じなんですかね?
やっぱり、選ばれて入った人達だから凄いスタイルがよくて、バレエが授業になってるから、それが凄い不思議でした。日本だったら、学校を終わった後にレッスンするのが普通だったのに、昼からずっとバレエだけやってというのは凄く新鮮でした。
-レッスンは朝から晩までというか、普通の学校の時間帯で?
そうです。私の行ってた時は、9時からロシア語の授業が1時間近くあって、11時からクラッシックバレエは毎日あって、それが1時間半終わったら、45分ぐらいトウシューズの授業とかが週2回ぐらいあって、モダンバレエとか男性と組んで踊ったりする授業とか、キャラクターダンスと演技のアクトというので、それがそれぞれ週2回ずつあって毎日18時間ぐらいには全部終わってました。
-結構みっちりというか。
そんなに。高校に行って、その後バレエに行くよりは全然少ない気がします。
-11時間ぐらいからバレエのレッスン自体が始まって、お昼休みもあって、それで18時頃に終わる?
はい。18時には終わってるんで。日本だったら多分、朝から16時ぐらいまで高校に行って、18時ぐらいから21時ぐらいまでレッスンとか。だから、それに比べると楽だなあと思います。移動時間もなかったから結構暇でした。
-空いてる時間は何なさってたんですか?
ほとんどスカイプで家の人と連絡したり、あとはYoutube観たりのんきな生活でした。
-今、結構連絡がすぐ取れるから、そんなホームシックとかはならなかったですか?
行ってすぐの時(2週間くらい)は、「あと一年会えないのかあ」と思って、ちょっと寂しかったですけど、友達もできて慣れてきたらもう全然あんまり連絡もしなくなっていって、楽しかったです。
-学校の中で発表会があったりとか、そういうのもあるんですか?
はい。テストが発表みたいな感じで、9月から始まって、大体3月、4月ぐらいがテストの時期になって、その時は先生方が観ていて、他のクラスとか学年の生徒も観れるようになってて。あとは、4月ぐらいに留学生の為の公演があったので、それはたぶん発表みたいな感じで舞台でやるような感じでした。
-留学生ってどのくらいいた感じなんですか?
日本人はたくさんで、15人ぐらいいました。あとは、私の思い付く限りでは、アメリカ、イタリア、韓国、ベルギー、ドイツから多分それぞれ2~3人くらいいました。日本人ほどは多くなかったんですけど、それぞれ2~3人くらい来てました。
-クラスは留学生クラスっていう感じなんですか?
留学生クラスではなかったんですけど、それぞれロシア人のクラスに入れてもらって、1クラス多くても留学生は2~3人くらいでした。留学生の為の公演に向けての練習の時だけは集まって、そういう留学生の為のリハーサルというクラスはありました。
-大体、通常のレッスンの1クラスというのは何人ぐらいなんですか?
12人くらいでした。
-先生はお一人?
先生は一人です。あとはピアニストの方がいます。
-イメージ的に、ロシアだと凄い怖そうな感じがするんですけど。
よく言われます。でも、先生によっては厳しい方もいるんですけど優しさだからと思って。
-どういう違いがあるんですかね?
結構、厳しい先生は言葉の感じが荒いから、怒ってるようにいつも聞こえるみたいで。普通の先生は口調はそこまで荒くなかったり、静かな先生だったりしたので。多分、厳しいクラスの生徒は厳しいと思うような話し方。
-へこたれちゃう人もいるぐらい厳しいのかなと思ったんですけど。
みんな一生懸命付いていってる人が多いと思います。
-皆さん、留学生もロシアの方も全員プロを目指してやってくような感じですか?
はい。みんなプロになると思います。
-緊張が毎日ありますね。
はい。毎日、いつも緊張してました。
-気が緩められない。
はい。緊張感のある中でレッスンするのは、やっぱり上手になった理由だと思います。
-周りが凄い刺激になる感じですか?
はい。みんな一生懸命だし、積極的にレッスンして練習してという方が多かったから、それで「私も頑張らないと」っていう感じでした。
-アピールしたりするのって、日本人の人とか苦手そうだけど。
そうですね。
-だんだん慣れました?
はい、もう。混ざらなきゃと思って、同じような感じで並んで出来るようにと思ってやってました。
-ロシア以外で他の海外とかでレッスン受けたりとかはなさったんですか?
私のバレエ教室がウクライナと国際交流公演というのをした事があって、まずは、日本にウクライナの子どもバレエ劇場の方が来てくれたんですけど、その時に一緒に引率で来て下さった先生が私に、「もしよかったら、ウクライナで踊ってみたらどう?」って仰って下さって2回行きました。2公演と4公演で行ったんですけど、それは短期というか1~2週間くらいの期間でした。
-ロシアに行って一番大変だったことって何かありますか?
大変だったことは、飛行機の移動が長かったかな。モスクワまで行って、乗り換えて1時間乗ってっていうのは結構寒いし、それは結構大変だなあと思いました。あと、ウクライナに行った時は、ハリコフっていう都市だったんですけど、モスクワからキエフまで行って、それからまたバスで6時間とか車で6時間くらいかかって、それは寒いし長いし、ほんとに移動が一番辛かったです。
-大変ですねえ。
学校はほんとに楽しかったので、一生懸命だったというのはありますけど、苦労したなあというのはあんまりないですかね。荷物が重いし移動が大変でした。
-それバス6時間って、全部一人でですか?
1回目は一人で行ったんですけど、向こうの先生が車でお迎えに来てくれました。2回目はお教室の先生と私の他の生徒も来ていたので、一緒に5~6人ぐらいで行きました。
-結構、10代から海外に出られて自立の心っていうのがあったんですかね?
でも、そんなに。寮だったので食事も出てたから、お洗濯と掃除ぐらいしかやらなかったから、「あんまり自立はしてないかなあ」という感じはします。精神的に、お母さんとお父さんがいないから「ちょっとしっかりしなきゃ」という気持ちはありましたけど、少しは成長したかもしれないですけど。
-寮のお食事とかはどうでした?美味しかったですか?
美味しかったです。私は苦手な物もあったんですけど、ほとんど全部大丈夫でした。
-ロシアの料理って言うと、もしかしてロシアの叔母さんみたいな感じになっちゃうんじゃないかとか思って。
確かに、油っぽい料理とかが結構多かったと思います。
-「将来は海外で」ともともとは思ってらっしゃってたと思うんですけど、その方針が変わったのは何かキッカケとかありましたか?
外国だったらやっぱり日本の友達にも会えないから、それよりは楽しい日本でバレエやれたらいいなあみたいな、ちょっと甘い考えだったんです。あとは、キッカケは、2年目の時に就職活動をしてたんですけど、その途中にケガをしてしまって、「ちょっと縁がないのかなあ」みたいな「ちょっとタイミング悪くケガしちゃったし、”これは日本で働け”って神様が言ってるのかなあ」と思って、それで日本だったら家族もいるしと思って日本に帰ってきました。
-スクールにいらっしゃる時から、皆さん就職活動をなさる?
そうですね。6月ぐらいに卒業するんですけど、卒業の前の1月、2月とか年末ぐらいから、多分、就職のことを考え始めるときです。ヨーロッパに行く人は、例えばヨーロッパに行ってオーデションを受けて、もし合格したら次の9月から就職するみたいなんですけど。
-それって、そのオーデションの応募自体は皆さんどうやってなさるんですか?
バレエカンパニーのホームページを見て、コンタクトでメールを送ったり、それか住所を調べて手紙を送ったりして、それで、「オーデション何月何日に受けに来ていいですよ」って言われたら受けに行ったりとか。あと、私がやってたのは、ビデオをyutubeに載せてURLを貼り付けて、「これ私のビデオなんですけど見て下さい」っていって。それで、たぶん最終的にはオーデションしに受けに行って決まるんですけど。私はビデオを送ったりして、日程を決めてた時にちょうどケガしちゃったから、実際には行ってないんですけど、多分みんなはそういう風にしてやってると思います。
-結構、それでオーデションまでこぎつけるものなんですかね?
バレエ団のレベルにもよるかもしれなんですけど、大抵は「来ていいですよ」って言ってくれる場合が多いので、オーデションに行く所までは、そんなに難しくないんじゃないかなと思いますけど。
-そこから突破するのが大変?
そうですね。多分、オーデション受けて合格するのは難しいんですかね。
-それで、妹尾さんの場合は日本に帰って来られて、日本に帰って来る前から日本での就職活動はされてたんですか?
してないんですけど、地元の教室に帰って踊り続けて、それで去年の3月にNBAバレエ団のオーデション受けて、それで4月に入団してという感じです。帰ってきた後から就職みたいな感じです。
-NBAバレエ団はどうですか?
NBAは楽しいです。監督もフレンドリーな方で先輩も優しいので楽しいです。
-バレエ団での一日の生活って、どんな流れなんですか?
私は10時からレッスンがあって1時間半やって、12時からリハーサルが始まって、長くても17時に終わる感じです。毎日、リハーサルはあるんですけど、キャストによって必要な人と今日はリハーサルないという人と、あと、何時までは必要だけどみたいな人がいるので、毎日17時までというわけではないんですけど。15時ぐらいで終わる日もあれば、17時までやる日もあればという感じです。
-通年通して、いつでも毎日毎日リハが入ってる?
大体、毎日何かしらのリハーサルやってる時が多いんですけど、公演の前2ヶ月ぐらいが大体リハーサルがある期間で、あとは、小さい公演が時々あって高校生向けの芸術鑑賞会みたいなのがあるので、そういうのの練習があったりして、大体いつもリハーサルはあるような感じです。
-演目とかは芸術監督の方が決めて?
そうですね。2年先くらいまでは、ほとんど決まっているらしくて。小さい公演とかは直前に決まったりするんですけど、本公演とか年に2~3回のは大体決まってるみたいです。
-2年先の自分の役っていうのまでは分からない?
役は直前にリハーサルの時に決まるような感じになってます。
-17時とかに終わったら、もうそれで帰って次の日の準備してっていう?
いや。私の場合は月曜日と火曜日の夜はお休みでないんですけど、水曜日から土曜日は18時ぐらいから21時くらいまで教えをしているので、それで終わりですよね。
-忙しいですね。
いやー、そんな事はないんですけど。
-教えるのもやってみたい?
教えは地元のもともと私の通っていたスタジオと、あとはNBAバレエ団の紹介で他の日本橋のスタジオで教えをしています。
-何歳ぐらいの方達を?
地元のスタジオは高校生くらいまで。小学生のクラスと中高生のクラスを持っています。日本橋の方は、大人の方で趣味でやられてる方と小学生のクラスと持ってます。
-ワガノワの方で、教える方法とかも教わったりとかするんですか?
それは別の授業があって、私はその専攻じゃなかったんですけど、教師向けの入学方法もあるみたいなんですけど、私は学んでないんです。
-教えるのは楽しいですか?
中高生はやる気があって楽しいです。小学生とかは嫌そうな子がいるから、ちょっと大変ですけど。
-やらされててみたいな。
という子も時々いると大変なんですけど。あとは基本的に楽しいです。
-海外での生活とかお仕事になっちゃうんですけども、日本人だから有利だなって思った点って何かありますか?
やっぱり几帳面で練習熱心だから、多分真面目だなあと思われてたかもしれないです。それで、あんまり得したことはないかもしれないんですけど。でも、待ち合わせとかは時間がキッチリしているから、そんな心配されないとかくらいですかね。
-ロシアの方とかってどうなんですか?やっぱり待ち合わせとかは?
多分、守ってくれる方が多いとは思います。多分、日本人とは似てると思います。
-練習は、日本人が一番熱心な感じですか?
私はそんなに熱心ではないんですけど、多分、日本人の方が熱心な方だと思います。ロシア人も勿論、頑張り屋の子も沢山いるんですけど、同じくらいですかね。でも、日本人の方が留学生だし、「留学してるから頑張らなきゃ」っていうような志を持ってやってる人が多いかもしれないです。
-学校生活でほんとにイメージとして、周りの上手い子を妬んで意地悪をするとか、そういうのってあったりするんですか?
多分、私の見る限りでは全くなかったと思います。でも、一番上手なクラスの子はちょっと気が強くて、周りの子に対して「なんで間違えるのよ」って言ったりしたりするのを周りの子が「何よあの子」「酷い」みたいなそんな感じはありましたけど、多分、妬んで意地悪したりとかはないと思います。
-変な質問ですみません。
いえいえ、私も留学する前は気になってました。
-「上手なクラス」と仰ってたんですけど、大体どういうレベルに分かれるですか?
学年は年で分かれていて、1年生から9年生まであったんですけど、6年生から上は、多分2クラスずつが基本的で、5年生から下は、多分3クラスくらいあったのかもしれないです。2クラスあって、そのレベルはどっちかが上手というのはないので、小さい時からずっと同じクラスでクラス替えとかもなく、あまりレベルは多分変わらないと思います。
-でも、5年生より下は3クラスで、6年生より上が2クラスという事は1クラスどこかで減ってるというか。
そうです。ロシアの子だけなんですけど、6年と8年で2年に1回ぐらい国家試験があって落とされちゃうと退学になってしまう。そしたら、その子達は他のちょっと小さめのバレエ団とかダンサーとして就職したり、それかバレエじゃない方に行く人もいるみたいで、様々だと思うんですけど。
-国家試験ってダンサーの国家試験?
はい。バレエの学年末にある試験で5段階で3か2か分からないんですけど、結構、低い点だと落とされてしまうみたいなんですけど。
-ロシアは人は大変ですよね。留学生はそういうのは特になく?
はい。あんまり関係ないので。テストは出て点数も付けてもらうんですけど、ちょっと優しめに付けてくれる人とか先生が多いので、落ちたりすることはほぼないと思います。
-留学してて、途中で帰っちゃう方とかいらっしゃいました?
はい。ちょっとサボり気味で、全然レッスンに出てなかったから帰らされちゃった子はいました。あとは、ケガしちゃって自分で帰るのを選択して帰る子もいました。それ以外は、ほとんど普通に授業してれば退学させられるような事はないんですけど、時々そういう事もあるみたいです。
-サボっちゃうというのも凄いですよね。
凄いですよね。
-サボることに勇気がいりそうな。
そうですね。私は一日も休まずに怖くて行っていました。
-体調不良とかもなかったんですか?
はい。一年目はケガせずに一日も休まずに行ったんですけど、二年目はちょっとケガしちゃってお休みした時もあるんですけど、他にやる事がないから、ほとんど休まずにいつも行ってました。
-お休みの日は出掛けたりとかそういうのも?
そういうのは劇場に行ったり、それかスーパーに食べ物買いに行ったり、美術館があったのでそこに行ったり、教会もせっかく来たから見とこうと言って見に行ったり、あとは散歩したりぐらいですかね。でも、それ以外はお掃除したりネットしたりしてました。
-劇場はロシアだと、いくらぐらいで観れるんですか?
マリンスキーはそんなに高いわけではないんですけど、一番高い席だったら8千円くらいで、一番安い席だったら千円くらいで観れるみたいです。席が凄い多いので4階席くらいまであって、1階ぐらいだと高いんですけど、4階だと立ち見で千円以内で観られるような所もあったりして、そんなに高くないんですけど。いい席で観たり有名な方が来たりすると、ちょっと高いんですけど1万円ぐらいになったりするんです。
-でも、せっかくだからいろいろ観たいですもんね。
学校で券が貰える時があって、それは立ち見なんですけど、せっかくだからと思って、それはよく貰って行っていました。
-毎月何回くらい行けたんですか?
1~2ヶ月に1回ぐらい行けるんですけど、必ずその券が貰えるわけじゃなくて、結構 先着順みたいな感じで、友達が取ってくれて、よく一緒に観に行けてたんですけど。毎回は観れなかったので。
-でも勉強になりますよね?
クオリティがやっぱり凄いので勉強になりました。
-現在、プロで活躍なさってて、今勉強中の学生さんの方とかに対して、どういう風にステップアップしていけばいいかっていうアドバイスとかありますか?
バレエをやる方だったら、やっぱり先生の言うことをよく聞いて、素直に一生懸命やればいいと思います。
-やっぱり先生に対して疑問を持ったりということはあんまりないものですか?
ないです。ロシアにいた時は、やっぱり偉大な先生だったから先生が絶対だと思って、それで信じて何も疑問を持たずに出来たから凄く良かったと思います。
-それは、やっぱりワガノワメソッドって、ちゃんとメソッドとしてあったからですか?
そうです。もともとワガノワメソッドで日本でもやってたんですけど、それが元になっているから「先生のことを凄い信じてやれれば上手になれるのかなあ」と思ってずっとやってたので、大事なことなんじゃないかなあと。
-先生とは、皆さん全員ロシア語でコミュニケーションをとる?
そうですね。ロシア語です。私はあんまり得意ではなかったんですけど、一応勉強して行って、最初はちょっと喋れるみたいな感じで。でも、レッスン自体は先生の仰ってることは全部分かるようにしていったので。普段の会話は結構、自分で喋るのは難しいんですけど、レッスン中はほとんど不自由なく出来てました。
-どうやって身に付けたんですか?
日本でもロシア人の先生だったんですよ。もともとロシア語でレッスンを受けることはあったので、よく先生が使う単語と体の部位と「何曜日何時にリハーサル」というのは聞き取れなきゃいけないなと思って、その日付とかは分かるようにして、拶くらい覚えていって、それで行ったんですけど、それでレッスンは結構、最初から理解してできました。
-凄い。意見を求められたりとかそういう事はあるんですか?
あんまりないですね。ほとんど先生がお話になられることを聞いて黙ってやるみたいな感じなので。
-そこはちょっと音楽とは違う感じなんですかね?
音楽だと話すこともあるんですかね?
-「なんでこうだったのか教えて?」っていう「理由を説明しなさい」みたいな。
レッスンの感じがやっぱり違うんですね。
-バレエって、とても喋るわけでもないし難しいと思うんですけど。
ちょっと難しいですよね。
-それで音を表現したりとかっていうのは、凄い大変だなあと思うんです。
私もそう思います。
-やっぱり、それは日々の鍛練ですか?
ですかねえ。やっぱり先生の言うことを聞くことですかね。
-今は、NBAでも先生がいらしてて。
そうです。芸術監督と外国から先生をお招きして、その先生が振付と指導をして下さってという感じです。
-妹尾さんにとって、バレエというのは一体何でしょう?
私にとっては大事な生活の一部というか、欠かせないものという感じです。
-そうでしょうね。だって、ずっと小さい時からなさってきて凄いですよね。起きてる時間の半分以上は踊ってる?
踊ってない時間も多いですけど、教えてる時間も含めると「バレエに関わってる時間が長いなあ」って思います。
-凄いな。ダンサーっていうのはやっぱり若くして活躍して、「将来的にはどういう風になっていきたい」っていうのはありますか?
はい。私の人生設計だと30代中頃で踊るのは引退して結婚とかして、教えを昼間からやりたいなと思います。今は夕方だけなんですけど、昼間の大人のクラスとかカンパニーのクラスとかの先生になりたいです。
-バレエの先生って、お教室とかは自分で開く方が多いんですか?
それもいらっしゃると思うんですけど、友達と「開きたいね」っていう話はしてるんですけど、まだそれは難しいから、今は「引退したらやろうね」っていう風に話してるんですけど。まだ分からないですけど。
-30代半ばだったら、まだまだありますね。
でも、あと10年ぐらいだから、あと5年以内ぐらいにはもうちょっと上の階級にならないとと思って、ちょっと焦ってやってるんですけど。
-階級制度なんですか?
一応、ソリストとプリンシュパルはいるんですけど、あとはアーティストでコールドバレエみたいな。コールドバレエと言われても一人で踊らせてもらえる人もいるんですけど、それを繰り返し繰り返しやっていくとソリストになれるみたいなので、頑張らないとなと思ってやってます。
-頑張って下さい。
ありがとうございます。
-ソリストは、やってく中では一番の目標ですか?
はい。そうですね。やっぱり楽しそうなので、自分の踊りたい踊りが出来るからいいなあって思います。やっぱり周りだとフォーメーションとかが大事なので、踊りの質よりも場所取りとかそういうのを優先しなきゃいけないから、ちょっとそれよりは自分の踊りが出来るようになりたいなあと思います。
-フォーメーションもフォーメーションで大変ですけどね。
そうですね。目を光らせて踊らないといけないのでよく怒られながら踊ってます。
-難しいものですか?
私にとっては結構、難しいです。
-やっぱり慣れもあるんですかね?
たぶん。みんなが「これは経験だよ」って言って慰めてくれます。
-何歩でここまで行くとか、そういう感じなんですか?
そうですね。あとは舞台の2分の1、4分の1、8分の1って分けられているから、その印を見て、その辺まで行って横の列も合せてみたいな、そういうのがちょっと難しくて苦戦してます。
-四方八方に気を配ってっていうことですもんね?
そうです。「それをやりなさい」「よく見て」って言われちゃいます。
-そのレッスンをいつも?
そうですね。リハーサルではそういう事はやります。
-疲れそう。
いつも「ふうーっ」ってなります。
-妹尾さんの今後のダンスでの夢はどんな事でしょう?
さっきもちょっと言ったんですけど、今の目標はソリストになることです。
-ソリストで踊ってみたい役とかはありますか?
なんでも踊ってみたいですけど、私に合ってる役がやりたいです。背が高いので、踊るとしたらそういうのが活かした踊りになると思うんですけど、それを私らしく踊りたいという、そういう感じはあります。
-ちなみに身長はおいくつなんですか?
165cmなんですけど、NBAバレエ団は結構小柄な人が多いので、私だと結構高い方になるんです。
-男性との兼ね合いもあるし大変ですよね。
そうですね。みんな小さいから。
-海外の人が来たりしたら。
そうですね。ゲストの方と踊れたらいいなあと。
-プロのダンサーとして活躍する秘訣とかは何かありますか?
私はそんなとんでもないんですけど、私が思うのは「結構、人間関係が大事だなあ」って。先生の紹介で教え先を紹介してもらったり舞台のチャンスを頂いたりして、私はほんとまだまだなんですけど、「先生の人脈が大事だなあ」って思います。まだ経験も少ないし全然なんですけど「大事なんだろうなあ」って感じてます。
-バレエ団は何人ぐらいいらっしゃるんですか?
ざっと言って、女性が30人ぐらいいると思います。男性が20人いて、あと研究生みたいな感じでスタジオカンパニーという名前のバレエ団の研究予備軍みたいなのが40人近くいます。
-100人近く?
最近増えたみたいで、結構多いです。
-100人と上手くやっていくのは大変ですよね?
確かにそうですね 。でも、みんな優しいから大丈夫です。
-「今後、海外で勉強したい」とか「プロになりたい」と考えている人にアドバイスがあれば?
留学するとしたら、留学してる間楽しんだらいいと思います。今考えると「あの2年はと凄い、結構楽しかったなあ」と思うので、いろいろチャンスがあると思うので、毎日充実させていったらいいと思います。
-学生でそれに集中できる時間って短いですもんね。ロシアの方なんですけど、ビザとかはどうされてました?
栃木のオーデションを受けていたので、そのオーデションの主催している方が全部ビザは取って下さって。最初の時は飛行機のチケットも取って下さって。
-ロシアって結構、エイズ検査とかいろいろ大変じゃないですか?特になかったですか?
そうなんですか?私は健康診断は自分でやって、それを提出して送ってもらったんですけど。ロシア語訳とかはしてなかったので、やってくれたんだとは思うんですけど。