音楽留学アンドビジョン【アメリカ留学情報 vol.325. 2014-10-28 04:00:00】
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【1】ごあいさつ&ご案内
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様
こんにちは!アンドビジョンのです♪
もうすぐ10月も終わりですね。
皆様、冬のご予定はもうお決まりですか...?
寒さにめげずに楽しく練習していきたいですね。
さて、今週もいろいろな情報をお伝えしていきます!!
まずは、東京で受験可能な海外音楽学校のご案内です♪
◇英国王立音楽大学 (RCM)
超一流の講師陣と学校施設で、あなたの才能を最大限引き出そう!
CUKASで申し込み済みの方は、東京での受験が可能です♪
【日程】2014年11月7日(金)
【場所】松尾ホール
http://www.andvision.net/major/706-royal-college-of-music-rcm.html
◇パトリック・ジグマノフスキーピアノマスタークラス in Tokyo & パリ・エコールノルマル音楽院ピアノ科ジグマノフスキークラスオーディション
フランス流の洗練されたセンスを受け継ぎ、ドイツ流の演奏哲学を学んで、独自のスタイルを確立した先生です。
【マスタークラス日程】2014年12月18日(木)〜22日(月)予定
【オーディション日程】2014年12月23日(祝・火)
【場所】東京(音楽サロン)
*レッスン受講者で、かつ、エコールノルマル音楽院ジグマノフスキークラス希望者の方の限定オーディションです!
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/5726-patrick-zygmanowski-piano-masterclass-and-audition.html
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【2】 留学説明会情報
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下記の日程で国ごとの留学説明会を行っております!
各国の留学の一般的情報や手続きのタイミング、ビザ取得までの流れなど、
専門カウンセラーに聞くチャンスです♪
♪オーストリア冬期講習説明会 10月29日(水) 19:00〜
♪アメリカ クラシック留学説明会 11月5日(水) 19:00〜
♪英国王立音楽大学説明会 *現地から学長・教授らが来日!11月8日(土)
♪ドイツ留学説明会 11月12日(水)
♪アメリカ ロック/ポップス留学説明会 11月19日(水)19:00〜
♪ハンガリー留学 11月26日(水)19:00〜
♪フランス留学説明会 12月3日(水) 19:00〜
♪ドイツ留学説明会 12月10日(水) 19:00〜
♪バークリー音楽大学説明会 12月13日(土) *現地からアジア留学生担当者が来日!
♪スイス留学説明会 12月24日(水) 19:00〜
*スケジュールが合わない方は無料の個別カウンセリングもご利用下さい。
□■□■□■【名古屋・大阪】説明会も開催!!□■□■□■
【名古屋会場】
◆日時:1月10日(土)10〜20時予定
※完全予約制/個別相談会
◆会場
名古屋市中小企業振興会館 4階 会議室
〒464-0856 名古屋市千種区吹上二丁目6番3号
※地下鉄桜通線「吹上駅」下車徒歩5分程度
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【大阪会場】
◆日時:1月11日(日)10〜20時予定
※完全予約制/個別相談会
◆会場
ドーンセンター 4階 小会議室
〒540-0008 大阪市中央区大手前1丁目3番49号
※京阪「天満橋」駅より約350m
※地下鉄谷町線「天満橋」駅より約350m
※JR東西線「大阪城北詰」駅下車より約550m
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ご予約は こちらから またはお電話 03-3278-3450 まで
タイトルに 留学説明会/希望国 をご記入の上、
お名前、連絡先電話番号、メールアドレスをお知らせ下さい。
皆様のご予約お待ちしております。
説明会以外にも個別のカウンセリングも行っておりますので、お気軽にどうぞ。
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【3】 講習会情報
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今週は、アメリカの冬期講習会情報をお届けします☆
◆コレクティブ講習会
N.Y.の人気校が開催する講習会。講師陣にはグラミー賞受賞アーティストも。
【期間】2014年12月1日-12月19日(2015年の日程は下記リンクをご参照ください)
※〆切:定員になるまで
http://www.andvision.net/program/course/winter-course/472-the-collective.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
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【4】学校情報
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学校情報もアメリカに特化しました☆
◆ブルックリン・クイーンズ音楽院
少人数制による優れた専門教育を誇る、1世紀以上の歴史あるクラシックとジャズの専門学校♪
Brooklyn-Queens Conservatory of Music
http://www.andvision.net/country/america/619-brooklyn-queens-conservatory-of-music.html
◆インディアナ大学ジェイコブズ音楽学部 Indiana University Jacobs School of Music
超ハイレベルなインディアナ大学音楽学部で、数多くの公演に参加して音楽技術を磨く♪
Indiana University Jacobs School of Music
http://www.andvision.net/major/661-indiana-university-jacobs-school-of-music.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
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【5】国内レッスン情報
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公開レッスン用のFaceBookページもあります!要チェック☆
https://www.facebook.com/masterclassjapan
☆今週のピックアップ☆
今週末です!聴講も受付中!
◆ トリファー・スミス/ドイツ・ハンブルグ音楽大学教授/ピアノ公開レッスン
2014年11月1日(土)--東京
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/1016-trefor-smith-piano-masterclass.html
そのほかにもたくさんの情報をご用意しております。詳しくはHPへ。
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan.html
“受講はまだ自信ない…” という方は聴講のみでもご参加いただけますよ。
当日は会場にアンドビジョンスタッフが待機しておりますので、
留学や受験に関する相談も随時受け付けます♪
早い段階で定員になることが予想されますので、お申し込みはお早めにどうぞ☆
◇◇◇◇語学レッスン◇◇◇
アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。先生はもちろん
各国のネイティブスピーカー。レッスン時間や内容は、すべてあなたに合わせて、
フレキシブルに更可能。ご自分にあったカリキュラムをリクエストできます!実際、
留学経験者の多くが、渡航前に準備すべきだったこととして、語学をあげられます。
100%音楽に集中するために、語学の準備はしっかりと!
http://www.andvision.net/program/language/1262-language-lesson-in-tokyo.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
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【6】特別プログラム情報
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今週はこちらもアメリカ尽くし!
◆ チャールズ・キャッスルマン/イーストマン音楽院教授/ヴァイオリンレッスン
水準の高い音楽教育で知られたアメリカ・イーストマン音楽院の、キャッスルマン教授に教わって、世界で通用するプロになろう。
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program/51-charles-castleman-violin-lesson.html
アメリカといえばジャズ!
◆ マイケル・ケイン/ブランドン大学音楽学部准教授・ニュースクール大学講師/ジャズピアノレッスン
キース・ジャレットとも活動した現代最高峰のドラマー、ジャック・デジョネットが、9年間手放さなかったピアニストに習う。
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program/19-michael-cain-jazz-piano-lesson.html
クラシック派も!
◆ ベス・ロバーツ/マネス音楽院主任教授/声楽レッスン
マネス音楽院の、声楽科主任教授が直々にレッスン。
世界で脚光を浴びる若き日本人プリマドンナ、田村麻子を育てたベス・ロバーツが、キミの歌を国際級にしてくれる。
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program/16-beth-roberts-vocal-lesson.html
上記以外にもさまざまな楽器でプログラムをご用意しています!目的に合わせて
フレキシブルなアレンジが可能ですので、詳しくはHPをご覧ください。
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
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【7】編集後記
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気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆
皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
そして、ご友人にも是非ご紹介ください!(゜▽゜)
メルマガ登録は、やメールアドレス変更は簡単に登録できます!!
HPから登録できるので、やってみてくださいね!
http://www.andvision.net/
それでは、また来週〜☆
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【8】次回予告
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次回のメルマガは、
11月4日(火)発行予定です。
お楽しみに!p(^^)q
宮河愛一郎さん/ダンサー・俳優/日本
関東国際高等学校演劇科卒業後、単身渡米ニューヨークAiley Schoolに留学。GAPのTVコマーシャル「West Side Story」出演など様々な舞台でキャリアを積む。 劇団四季のアイーダのオリジナルキャスト。日本唯一の公的資金によるプロフェッショナルダンスカンパニー"Noism”ダンサー兼バレエマスター、ワークショップ担当を任され国内ツアーほか、海外7カ国、10都市での公演すべての作品に8年間出演してきた。 2013年夏、Noismを退団後はダンサー、俳優として舞台に立ちながら御茶の水女子大学、桐朋学園芸術短期大学などで振付指導に力を入れている。
-宮河さんの経歴を教えて下さい。
宮河 関東国際高等学校演劇科に入学しました。そこで、歌、演劇、踊りを勉強したのちにニューヨークに行きました。
-なぜニューヨークを留学先に選ばれましたか?
宮河 日本でチャヤ・マサズミさん、アルビン・エイリーのアーティストディレクター、彼のワークショップを新聞で見つけて応募したら、通ったので受けました。それが凄く楽しかったんですよね。振付に動きがあり空間を凄い動いて、これがモダンダンスなんだって初めて知って、それと同時期に元アルビン・エイリーのダンサー、クリストファー・ハギンズと出逢っていて。やっぱり面白くて、そんな出逢いがダブルだし、高校の時に一度ニューヨークに遊びに行って、その時から気になってたし、そっちの方に自分でも電波を発してたのかもしれないけどビビビと来まして、それでニューヨークを選びました。
-ニューヨークでの生活を教えていただけますか?
宮河 エイリーは一日だいたい3クラスあって、クイーンズに住んでたのでそこから学校まで通ってました。学校のクラスが終わった後は外のオープンクラスに通ってました。他はよく舞台を観てましたね♪
-エイリーではどのようなクラスを受けていましたか?
宮河 ホートンがメインなんですが、バレエやジャズ、ウエストアフリカンなど選択もしてました。
-エイリーにはどれくらい在籍してたんですか?
宮河 1年居ました。そのあとペリダンスに転校してそこでまた1年くらい勉強しました。その後ダンススペースでリリーステクニックなどを学びました。
-エイリーではサーティフィケイトを取得したんですか?
宮河 いや、僕はインデペンデントプログラムでしたからオープンみたいな感じですね。
-ペリとエイリーの違いを教えて下さい。
宮河 エイリーは黒人が多いし、上にカンパニーがあるし、規模が違うかもしれませんね。スクールショーもたくさんお客さん入ります。 今のペリスタジオは違うかもしれませんが、当時はそういった意味でエイリーは違いました。
-ペリではどれくらいクラスを受けてましたか?
宮河 1か月単位で消化するクラス数があって、その範囲内でバレエとかいろいろなクラスを受けてました。
-留学前に語学の勉強とかしましたか?
宮河 僕は一切しなかったですねぇ~w 本では勉強しました(笑) ただ白タクに乗ってはいけないとガイドブックに書かれてたにもかかわらず、空港着いて初っぱなから白タクに乗っちゃいました(笑)
-どれくらいで語学には慣れましたか?
宮河 ニューヨークに行って2年後には現地のカンパニーで仕事してました。その頃には慣れてましたかね?! それもアジア人のディレクターのカンパニーだったんで、外国人が多かったからコミュニケーションがとり易かったってのもあったと思います。
-エイリーに居た時とかはお友達とか出来ましたか?
宮河 チャヤさんに、セガワ・カンジさんを紹介していただいて、彼にお世話になりました。いろいろ勉強させてもらいました。
-エイリーとペリ、ダンススペースへ行って良かったと思うことを1つずつ教えていただけますか?
宮河 まずエイリーではアフリカンアメリカンの方々は技術以上の楽しむ精神、エモーションに触れて自分はこの世界が好きだなぁ~って思えたことですかね。最初にそこで学べたことに感謝ですかね♪自分自身の踊りも評価してくれて。これであぁ~いいんだ♪って思えたし、存在意義みたいのも若いうちに認めてもらえたのはよかったですね。 ペリはバレエやネオクラに近いダンスを間近で観れたり、イガール・ペリさんの作品に参加させてもらったり、ヨーロッパや海外から振付師を呼んでいろんな作品にふれられたのがすごく良かったです。 ダンススペースは床技だったり、リリース、即興、コンタクトインプロを教わりました。それが衝撃的で僕はハマってしまって、いまだにやってますね、人生の転機になりました。
-日本と海外のダンスの指導方法の違いがあったら教えて下さい。
宮河 やはりメソッドとかに沿って教えてるのが海外かもしれませんね。ホートンテクニック、グラハム、リモーン、リリーステクニックって。日本はメソッドってのがあまりないような気がします。
-学生時代の休みはどうしてましたか?
宮河 ホームパーティーに行ったり、公園に行ったりしてましたね♪ニューヨークのパーティー文化はいいですね、とても楽しいです。ワインとかを持って行くと料理をたくさん振る舞ってくれるんで(笑)
-ニューヨークの学生の時の一番の思い出はなんですか?
宮河 僕は19歳で居たんですけど日本人の年上の人たちとつるんでて楽しかったですねぇ~日本人コミュニティーの中で世代を超えてぐっと仲良くなれたのは大きかったですね~旅先での出逢いみたいな感じですかね。
-留学中苦労した点とかありますか?
宮河 洗濯とか自炊は苦労しましたかね。あとテロの時にニューヨークに居ました。学校に行こうと思ったけど、テレビ付けたらえらいことになってて、外見たら煙が立ち込めてて、殺伐としてて、戦争モードになってましたね。戦車が出て、ライフルを持った人が居て人の目も血走ってて、そんな中で生活してたら、さすがにちょっと病みました。飛行機の音も嫌で。あれを聞くとドキドキしてパニックになりました。 あとは地下鉄でギャングの抗争に巻き込まれて横にいた人が撃たれたり、火花が見えて、パッと階段を見たら笑いながら撃たれて転がり落ちてたり、その時は固まってしまったけど必至で身を屈めました。あとマンションの下で人が撃たれて何か見ましたかって部屋にFBIが来た時はその人たちの体のデカさと怖さにまずビビりました黄色いテープDENGERで囲まれアパートから外を見ると野次馬がみんなギャングみたいに見えましたよ。身の危険は日々感じてました(笑)
-アパートはご自身で探しましたか?
宮河 ルームメイトと探しました。でもみんな怖がっちゃって居なくなっちゃったんですよね。アパートの前の木にスニーカーがかかってるとドラッグディーラーさんの印らしいって聞いて、パッと外みたらウチのアパートの前の木におもいっきりスニーカーが引っ掛かってて「あ、やっぱりそうなんだ」って確信しました。(笑) でもそこ安かったから4年間住んでましたw
-いつ頃からプロになろうと考えましたか?
宮河 ニューヨークに行ってからかなぁ~、それで食べていけるようになりたいとは思うようになったのは。ニューヨークに行って3カ月くらい経って、初めて受けたオーディションがギャップのコマーシャルで1500人の中から選ばれてそれで味をしめちゃったんですよね。プロのダンサーを目の前にしてダンスで仕事できたらいいなって思うようになりました。
-アメリカで様々なお仕事をされてましたが、日本での仕事と違いはありますか?
宮河 あまりないですかね、もう今は海外で活躍してたダンサーが日本でだいぶ活動してるから。意識レベルも差はないですかね。
-日本に戻って仕事をしようと思ったきっかけはなんですか?
宮河 海外に居ると戻るタイミングを失うんですよ。ずるずる暮らしてる人がけっこう居ると思うんです。なかなか帰れない。夢を叶える為に海外に行って、なかなか叶えられずに帰国しずらくなる。そんな中僕はノイズムに入いれたんで帰ってこれましたね。僕はずっと日本に憧れながら海外で暮らしてた感じですね。
-ヨーロッパのカンパニーには行こうとは思いませんでしたか?
宮河 そうですね、最初にみたのがアルビン・エイリーでエモーショナルだったからっていうのと。ヨーロッパは旅行では行ったけど、キリアンとかフォーサイスとかローザスとかは知らなかったから他に迷うことはなかったですね。
-今後どのような活動をお考えですか?
宮河 フリーになっていろんな出逢いが増えてて、今は教えとか振付が楽しいですね。舞台に立たないんだけど、表現者としていろんなダンスとの関わり方があっていいなぁ~って思ってますね。舞台人としてはまだ夢を諦めたくないので、ダンサーや俳優をしていきますけど。
-振付、指導で心がけていることがあったら教えて下さい。
宮河 楽しい作品を創りたいですね。単純に笑えるとかじゃなくて、演者が楽しめてるか、写真をパシャッと撮ってその笑顔が作り笑顔じゃなく本当に心から笑えてるか、そういう空間を作りたいですね。
-これからプロを目指すダンサーに一言お願いします。
宮河 日本でプロになれるはごくごくわずかですよね、海外はもっとチャンスや仕事がありますが、是非日本のダンス界を盛り上げてほしいですって自分も頑張りますが(笑) -留学をする人が居たらアドバイスをお願いします。 ある程度情報を収集して行った方がいいですね。あと語学はしっかりやった方がいいですね。喋る喋らないに関わらず、その土地の言葉が理解できたら留学は100倍くらい楽しいと思いますよ。僕はあまり喋れなかった方なんで、、、(笑)
本日は貴重なお時間をどうもありがとうございました。
http://aiichiro-miyagawa.com/
音楽留学アンドビジョン【オーストリア留学情報 vol.326. 2014-11-04 05:00:00】
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【1】ごあいさつ&ご案内
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様
こんにちは!アンドビジョンのです♪
11月に入りましたね!充実した3連休を過ごされましたか?
ハロウィンも終わって、クリスマスコンサートの準備に追われる方も多いと思います。
イベントに試験にと、色々と忙しい時期に突入しますが、皆さま風邪などひかれませんよう。
さて、今週もいろいろな情報をお伝えしていきます!!
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【2】 留学説明会情報
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下記の日程で国ごとの留学説明会を行っております!
各国の留学の一般的情報や手続きのタイミング、ビザ取得までの流れなど、
専門カウンセラーに聞くチャンスです♪
♪アメリカ クラシック留学説明会 11月5日(水) 19:00〜
♪英国王立音楽大学説明会 ※現地から学長・教授らが来日!11月8日(土)11:00〜
♪ドイツ留学説明会 11月12日(水)
♪アメリカ ロック/ポップス留学説明会 11月19日(水)19:00〜
♪ハンガリー/チェコ留学 11月26日(水)19:00〜
♪フランス留学説明会 12月3日(水) 19:00〜
♪ドイツ留学説明会 12月10日(水) 19:00〜
♪バークリー音楽大学説明会 12月13日(土) ※現地からアジア留学生担当者が来日!
♪スイス留学説明会 12月24日(水) 19:00〜
□■□■□■【名古屋・大阪】説明会も開催!!□■□■□■
【名古屋会場】
◆日時:1月10日(土)10〜20時予定
※完全予約制/個別相談会
◆会場
名古屋市中小企業振興会館 4階 会議室
〒464-0856 名古屋市千種区吹上二丁目6番3号
※地下鉄桜通線「吹上駅」下車徒歩5分程度
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【大阪会場】
◆日時:1月11日(日)10〜20時予定
※完全予約制/個別相談会
◆会場
ドーンセンター 4階 小会議室
〒540-0008 大阪市中央区大手前1丁目3番49号
※京阪「天満橋」駅より約350m
※地下鉄谷町線「天満橋」駅より約350m
※JR東西線「大阪城北詰」駅下車より約550m
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説明会以外にも個別のカウンセリングも行っておりますので、お気軽にどうぞ。
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【3】 講習会情報
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今週は、ウィーンの冬期&春期講習会情報をお届けします☆
◆ウィーン冬期音楽講習会/Vienna Winter Master class
クリスマスからニューイヤーに向けて、素敵にわき立つウィーンの街で、最高峰の名門ウィーン国立音楽大学の教授陣中心の講習会が開かれます。追加料金で、筆記試験対策講座とドイツ語講座も受講可能です!
【期間】2014年12月27日(土)〜2015年1月3日(土)
※〆切:2014年11月25日
http://www.andvision.net/program/course/winter-course/1181-vienna-winter-master-class.html
◆ウィーン国際音楽ゼミナール春期講習会
夏も好評だった、ウィーン国立音楽大学内で行なわれる、ピアノ、ヴァイオリン、フルート、クラリネット、サクソフォン、声楽の講習会です。
【期間】2015年2月16日〜2月25日
※〆切:2015年1月11日
http://www.andvision.net/program/course/spring-course/1165-wiener-musikseminar-winter.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
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【4】学校情報
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学校情報もオーストリアに特化しました☆
◆プライナー音楽院(PRAYNER KONSERVATORIUM FUER MUSIK UND DRAMATISCHE KUNST)
音楽の都ウィーンに位置する、歴史ある私立音楽院。 新しい教育制度で学士と修士の取得も可能になりました。
※〆切:各講師のクラスの空き状況次第となります。詳細はアンドビジョンカウンセラーまでお問い合わせください。
http://www.andvision.net/country/europe/austria/603-prayner-konservatorium-fuer-musik-und-dramatische-kunst.html
プライナー音楽院の先生のプライベートレッスンも多数ございます♪本日はピアノをご紹介します。
◆タマラ・アチュバ/オーストリア・ウィーン国立音楽大学講師・プライナー音楽院教授/ピアノレッスン
高い演奏技術と音楽的個性…自身の「色」となる音色でもって各賞を総なめにし、プロ音楽家に注目されるピアニストのレッスンです。
将来プロを目指している方であれば、子供から大人まで受講可能です。
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program/private-lesson/5769-tamara-atschba-piano-lesson.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
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【5】国内レッスン情報
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公開レッスン用のFaceBookページもあります!要チェック☆
https://www.facebook.com/masterclassjapan
☆今週のピックアップ☆
◇パトリック・ジグマノフスキーピアノマスタークラス in Tokyo & パリ・エコールノルマル音楽院ピアノ科ジグマノフスキークラスオーディション
フランス流の洗練されたセンスを受け継ぎ、ドイツ流の演奏哲学を学んで、独自のスタイルを確立した先生です。
【マスタークラス日程】2014年12月18日(木)〜22日(月)
【オーディション日程】2014年12月23日(祝・火)
【場所】東京(音楽サロン)
※レッスン受講者で、かつ、エコールノルマル音楽院ジグマノフスキークラス希望者の方の限定オーディションです!
もちろん、マスタークラスのみの受講も可能です♪
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/5726-patrick-zygmanowski-piano-masterclass-and-audition.html
そのほかにもたくさんの情報をご用意しております。詳しくはHPへ。
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan.html
“受講はまだ自信ない…” という方は聴講のみでもご参加いただけますよ。
当日は会場にアンドビジョンスタッフが待機しておりますので、
留学や受験に関する相談も随時受け付けます♪
早い段階で定員になることが予想されますので、お申し込みはお早めにどうぞ☆
◇◇◇◇語学レッスン◇◇◇
アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。先生はもちろん
各国のネイティブスピーカー。レッスン時間や内容は、すべてあなたに合わせて、
フレキシブルに更可能。ご自分にあったカリキュラムをリクエストできます!実際、
留学経験者の多くが、渡航前に準備すべきだったこととして、語学をあげられます。
100%音楽に集中するために、語学の準備はしっかりと!
http://www.andvision.net/program/language/1262-language-lesson-in-tokyo.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
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【6】特別プログラム情報
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◆ ギゼラ・マシャエキ=ベア/ウィーン国立音楽大学教授・ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団元首席/フルートレッスン
チューリッヒ歌劇場管の首席ソロを務めた、ウィーン国立音大教授によるプライベートレッスンです!
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program/191-gisela-mashayekhi-beer-flute-lesson.html
もちろん、ウィーン国立音楽大学の入試サポートも行っております♪
◆ ウィーン国立音楽大学/Universitaet fuer Musik und darstellende Kunst Wien
音楽の都ウィーン、世界最高レベルの音楽大学で、最高レベルの音楽を自分のものにしましょう!
※〆切:最新情報はアンドビジョンカウンセラーまでお問い合わせください。
http://www.andvision.net/program/conservatory/759-universitaet-fuer-musik-und-darstellende-kunst-wien.html
上記以外にもさまざまな楽器でプログラムをご用意しています!目的に合わせて
フレキシブルなアレンジが可能ですので、詳しくはHPをご覧ください。
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【7】編集後記
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気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆
皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
そして、ご友人にも是非ご紹介ください!(゜▽゜)
メルマガ登録は、やメールアドレス変更は簡単に登録できます!!
HPから登録できるので、やってみてくださいね!
http://www.andvision.net/
それでは、また来週〜☆
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【8】次回予告
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次回のメルマガは、
11月11日(火)発行予定です。
お楽しみに!p(^^)q
松村かのんさん/チェロ
2004年神奈川県生まれ
3歳よりチェロを始める
第4回および第6回全日本芸術コンクール
チェロ部門本選第一位受賞
第16回エウテルペ国際音楽コンクール(イタリア)
弦楽ソリスト部門カテゴリーB
最優秀賞受賞
-この度はまず、おめでとうございます。ご本人様も喜んでいらっしゃいますよね?
松村(お母様) ありがとうございます。とても喜んでおります。
-満点でしたもんね。
松村(お母様) そうですね。満点を取れたのはほんとにとても嬉しかったみたいですね。
-良かったです。これからもいろいろと頑張ってというお気持ちも強くなってらっしゃいますか?
松村(お母様) そうですね。良い経験になりましたし、励みになったと思います。
-良かったです。毎日、また練習を頑張ってらっしゃるんですか?
松村(お母様) そうですね。以前と変わらず、平日だと2時間半~3時間ぐらいは。
-学校から帰ってきて?
松村(お母様) そうですね。
-嫌になったりもせず、ずっと今までも続けてらしたんですか?
松村(お母様) 勿論、弾くこと自体が嫌ということはないんですけれども、その時間帯の中で、あまりにも同じ部分を弾いたり、なかなか出来ない部分とかをやる事に対して嫌になることはありますけど。練習自体は決まっていることなので、特に嫌ということはないんですね。
-最初にお伺いした事なんですけど、チェロは始められたキッカケとかからお伺いしても宜しいですか?
松村(お母様) はい、3歳になるちょっと前に、私が何か音楽をさせたいとは思っていたんですけれども、チェロがいいかなと思いまして、普通にインターネットでお教室を探して、それで、連れていってみたんですね。
3歳の誕生日になったぐらいに連れて行って、先生が面白い先生だったんですけれど、「やってみる」っていう感じで、見学で何回か行かせて頂いて、その内、本人が「やる」と言わないと出来ないので、先生が何回か意思確認みたいな事をして、本人が「やる」って言ったので始めたんですけれども。
-ほんとに最初からチェロだったんですね。
松村(お母様) そうですね。家にピアノはあって、チェロを始める前からピアノの先生には来て頂いてはいたんですけれども。
-3歳より以前から、ピアノはなさっていたという事なんですか?
松村(お母様) そうですね。ほとんど楽譜は見れないような感じだったので、リトミックみたいな感じで来て頂いて一緒にお歌を歌ったりとかっていう感じだったんですね。
ピアノも3歳になってから楽譜を見始めたというか。
-チェロが始めたのと同じぐらいの時だったんですね?
松村(お母様) そうですね。同じぐらい。
-今もピアノは続けていらっしゃるんですか?
松村(お母様) 続けてます。
-両方なさってるんですね。大変ですね。
松村(お母様) そうですね。でも、ピアノはコンクールに出たりとかしないので。音感の為に、やはり和音とか音をとったりするのに、ピアノは分かり易い音なので。
-そんな小さい頃からチェロを始めるお子さんというのもなかなかいらっしゃらないですよね?
松村(お母様) そうですね。一般的にはいないのかもしれないしれないんですけども、鈴木メソードで始めたので、たまたま探して一番近くのお教室が鈴木メソードだったというだけなんですけども。
鈴木メソードだと、チェロを始めてる小さい子が沢山いるんですよね。
-3歳ぐらいでチェロというお子さんも結構いらっしゃるんですか?
松村(お母様) います。それで、楽器のサイズも10分の1からあるので。
-体の大きさに合った物をちょっとずつ大きくしながらという感じで?
松村(お母様) はい。
-最初に始められた時というのは、将来的に何か音楽家にさせたいとかって、そういうお母様の意思とかおありだったんですか?
松村(お母様) いえ、ないです。
-全くなかったんですか?
松村(お母様) ないです。私は音楽が好きだったんですけれども、「趣味としてというか楽しみとして、やっていけばいいのかな?」という風には思っていたんですね。
3歳だとそんな分からないですので、本人がその気にならないと、プロの音楽家にはなれないですから。最初から音楽家にしたいとかは思ってはなかったです。
-今はどうですか?
松村(お母様) 今は、本人が「その道に進みたい」と言っているので、是非、なってもらいたいと思います。
-お母様としては、ご本人の希望を叶えてあげたいと。
松村(お母様) 全く私自身も音楽家ではないですし、周りもそういう親戚もいないので、特にこだわってはいなかったんですよ。
やってみたら、とても音感が伸びて育っていったので、「いいのかなあ」と思って。娘にとって、今はチェロが一番得意というか出来ることになりました。
-お嬢様としても楽しくなさってるということですね?
松村(お母様) そうですね。楽しくというか、目指しているものになる為に、頑張っているという感じです。
-やっぱり、しっかりしてらっしゃいますね。
松村(お母様) しっかりしているとは思わないです。夢を見てるというんでしょうかね。現実になればいいなという。
目標・夢としてチェリストになりたい。結構、今も人前で弾く機会もあるので、そういう風に、ずっと生きていくと思ってるんだと思います。
-もう自然にこれからもチェロを生活の一部としてという事ですよね?
松村(お母様) そうですね。
-今までに日本でいくつかコンクールは受けてらっしゃったんですよね?
松村(お母様) はい、そうなんです。幼稚園の年長さんの時に、初めて全日本芸術コンクールというのを知って、チェロはなかなか小さい子から受けいれるのがなかったんですね。
それで、そのコンクールが幼稚園から出られるという事だったので応募してみました。
-それで、賞をとってらっしゃいましたよね?見せて頂いて。
松村(お母様) はい。その時に本選で一位を獲得したんですけれども。その時は信じられないというか。
でも、コンクールを受けるということで、すごく練習をしたんですよね。
やっぱり、目標を持つというか、コンクールに出るとか人前で演奏をするという日にちが決まっていると、練習に身が入るというか。
目標を持つということが練習に繋がって、それが実力を付けるということに繋がっていくので、全くコンクールとかを経験しないでいくという方もいらっしゃるとは思うんですけど、うちの子の場合は、そういう目標があった方が練習にも身が入りますね。それで、かなり力が付いて。
その一回目の時も、目を見張るような成長があったんですね。
次に受けたのが小学校二年生の時で同じコンクールなんですけど、その時もまた本選で一位だったんですけど、その時もやっぱり凄い目を見張る成長だったんです。
-コンクールに出ると格段に上達が見込まれると。
松村(お母様) はい。
-最初、幼稚園の時にコンクールを受けられたキッカケというか、なぜコンクールをその時に思われたのですか?
松村(お母様) お教室に1枚ペラっと机にチェロのコンクールのチラシが置いてあったんですよ。コンクールというのは、チェロの場合はもう少し大きくならないと。
その時、小学校4年生の時からというのが国内では早かったんだと思うんですけど、幼稚園はないんだろうなあと思っていたので、それを見て、幼児部門というのがあるのを発見して、「幼児部門というのがあるんだったら、うちの子も出れますか?」って、その時にすぐ先生にご相談してみたんですよ。
そしたら、「できますよ」と言って下さったので、「では、応募しようかな」という感じで。
-そのペラっと1枚のチラシがキッカケだったんですね。
松村(お母様) そうです。
-それから何回かコンクールも続けて受けてらして。
松村(お母様) そうですね。年長さんに1回、そして小学校二年生で1回受けただけですね。三年生は受けなくて、今回、四年生で海外に行ってみようという事になったんですけど。二年生に受けた時というのが、小学校三年生までのカテゴリーで一位になったんですよ。なので、一度その括りで受けているので三年生は受けれないんです。
-今回、海外に挑戦なさったということで。なぜ、海外だったんですか?日本では他になかったんですか?
松村(お母様) 日本ではあるんでしょうね。本人に、もっと大きな視野でいろいろ経験が出来るんじゃないかなという事で、「海外に行ってみるのもいいよね。」
みたいな事を言っていて、それで「コンクールを今度受けるとしたら、外国のを受けてみたい?」と聞いて、それで「受けてみたい」という事は言っていたんですけど。
それが、いつっていう具体的にはなってなかったんですけど、探しているうちに、「4年生になる頃にあるんだな」というのが分かって、「本当に挑戦してみるかどうか考えてみて」って言って2週間ぐらい猶予を与えたんです。
-2週間だったんですか?
松村(お母様) はい。それで準備とかも始めないといけないと思って、2週間自分でいろいろ考えて、2週間経った日に聞いてみたら「挑戦する」って言ったんです。
-それは、いつ頃の話だったんですか?
松村(お母様) それは3年生になったばっかりくらいだと思います。
-コンクールのちょうど一年ぐらい前?
松村(お母様) そうですね。
-それからいろいろとご準備なさってのぞまれたわけですよね?
松村(お母様) そうですね。ちょっと前だったかもしれません。2年生から3年生になる春休みぐらいだったかもしれません。
-ある程度、やっぱりお嬢様ご自身の意志で、「今回は海外」という風にそういう事ですよね?
松村(お母様) はい。本人がやる気がないとどうしようもないというか、連れて行く意味もないと思うので。
-お嬢様は今回初めての海外だったんですよね?
松村(お母様) そうなんです。
-その辺りは、何か不安とかはなかったんですか?
松村(お母様) ありました。まず、一番は体調管理だったんですけど、そんなに体の強い子ではないので体調管理の部分で、「飛行距離の移動とか大丈夫なのかな」っていう事が一番でしたね。
車酔いもするので、それが一番心配でした。
-飛行機は大丈夫でしたか?
松村(お母様) 大丈夫でした。酔い止めを飲ませて行ったんですけれども、思ったよりも全然体調は良くて、「よく頑張ったなあ」と思ったくらい。
-やっぱり初めての土地でとなると、風邪を引いたりということもよくありますのでね。
松村(お母様) と思いますね。疲れとかストレスがあると、やっぱり免疫が落ちるので、すぐに菌をもらっちゃったりとか。
-普段からそんな感じですか?
松村(お母様) そうですね。
-今回はそういう事にもならず、ほんとに良かったですね。
松村(お母様) ほんとに良かったです。
-不安材料としては、その辺が一番ありましたか?
松村(お母様) そうですね。子どもに関しては、食べ物とかもやっぱりちょっと不安でしたけれども。体調だけですね。
演奏は、音楽に関しては、特にそんな日本と変わらないと思っていたので、何も心配はしてなかったんですけれど。
-体調が悪かったら、やっぱり実力発揮どころじゃないですもんね。
松村(お母様) そうですね。
-何か特別に対策として、体調を管理する為にされたことはありましたか?
松村(お母様) 日本からしていったって事はないんですけど、心配だけはしていたという感じです。
-「気をつけて」という感じで。
松村(お母様) はい。日本食は持って行きましたけれども、レトルト物とか持って行きましたけれども。ほんとに元気で最後まで行ってくれれば、もう万々歳だなあっていう。体調だけが良ければいいと祈るだけでした。
-お母様としてはそうだったんですね。
松村(お母様) 結局、体調は大丈夫だったんですけど、時差が一番辛かった。途中で眠くなってしまうという。2週間の生活の中で、常に時差ボケになっていて、それが、体調は大丈夫だったんですけど、眠かったりボーっとしたりとかっていうのはあったなという風に思います。
-そんな中でも実力を発揮して頂いて、満点というのは凄かったんですよね。
松村(お母様) 凄かったですね。現地時間がちょうどお昼から演奏だったので、日本でいうと午後7時ぐらいだったので、時差を考えても夜7時には寝ませんので。
-まだ、ちょうど大丈夫だった時間帯だったんですね。
松村(お母様) そうですね。
-お嬢様は、なんかその辺で辛いとか眠いとかボーっとして辛いというのは仰っていましたか?
松村(お母様) 特に、辛いとかではなく、「眠いんだけど、今寝ていいのかなあ」みたいな。何事も、特に動じないという感じでしたね。一つ一つの事にもっと驚くのかなあと思ったんですけど、全然驚かなかったです。
-外国の人がいっぱいいるとかって事も全然大丈夫でしたか?
松村(お母様) 大丈夫でしたね。イタリア語の響きが面白かったり、なんか結構騒がしかったりする事に対しては、いろいろ言ってましたけど。動じている感じはなかったです.
-ちょっと興味を持っているという感じですかね?
松村(お母様) 面白がっている感じでした。
-お買物とか行かれた時とかはどうでした?
松村(お母様) 観光地ではなかったので、ドイツ経由で行ったんですけど、ドイツではミュンヘンだったので、外国人が相当いると思うので大丈夫だったんですけど、コラートという所に行ってからは、日本人が珍しいみたいで、スーパーとかに行くと、周りのイタリア人がジロジロジロジロ見てくるんです。話しかけたりして。
-イタリア語でですか?
松村(お母様) イタリア語だったり、普通に挨拶で「ボンジョールノ」とか言ってきたりもするんですけど。片言の英語だったり、「イタリア語で「何しに来てるの?」みたいな事を多分言ってるんだろうなあ」と思ったりして、一応、こっちは英語で答えたら、なんか分かってくれたりしてとてもフレンドリーでした。
-ちゃんと意思の疎通はできたんですね。
松村(お母様) 毎日、同じお店に行ったりとか。常連になって、とても楽しくて、最後は、「明日帰るんだね」みたいな感じで抱き合ったりとかして。
-ちゃんともうお友達のようになって?
松村(お母様) そうですね。3つくらいのお店に、よく顔を出してお友達になって。よく言葉は通じないんですけど、楽しくみたいな感じで。
-やっぱり、向こうの方の人柄とかっていうのもあるんでしょうね。
松村(お母様) そうですね。とてもフレンドリーでしたね。
-怖い思いもなさらずに大丈夫でしたか?
松本(お母様) 怖い思いも全然しなくて。逆に田舎すぎる所が良かったのかも。そういうギャングみたいな人はいなかったですね。人がもともと少ないというのもあるかもしれないですけど、全然いないですね。
ほんとに皆さん大らかに過ごしているみたいな。観光客が珍しいみたいな感じですね。
-本当に地元の人しかいない街みたいな感じなんですね?
松村(お母様) そうですね。でも、コンクール自体はとても有名みたいで。言った瞬間に、音楽ディレクターの方の名前を言われて、「あのコンクールね」みたいな事を仰って、国際コンクールのポスターも街中に貼ってあるんですよ。
なので、皆さんがお店の人とかに言っても、「ああ、あのコンクールね」みたいなのがあって。「有名なコンクールなんだ。ここでは大ごとなんだ」と思って。
-街をあげてという感じなんでしょうね。
松村(お母様) そうですね。街をあげてだったと思います。
-いろんな方がいらっしゃると思うんですけど、それでも観光客みたいな方は珍しいんですよね?
松村(お母様) そうですね。多分、その期間だけ外国人がいるみたいな感じだった。
-年に一回という感じなんですね。
松村(お母様) そうだと思います。ピアノの方とかは、もしかしてずっと部屋の中で練習してたんじゃないのかなと思って。私達は毎日、街にくりだしていたんです。
-他の方は街に出ないという可能性もあるんですね。
松村(お母様) そうですね。はい。日本人は、誰一人見なかったです。
-コンクール自体には、日本の方はいらっしゃいましたか?
松村(お母様) いました。ほとんどピアノなんですけど、バイオリンの方もいらっしゃってたけど、コンクール参加リストを見ると、「結構、日本人いるなあ」と思ったんですけど、街の中では一度も見なかったんですよ。
それで、ファイナルコンサートで日本人のピアニストの女性の方が山本ミキさんという方だったと思うんですけど、その方も出演されて、その時初めて日本人を見たっていう感じでした。
その会場で、もう一人審査員の方がピアノの日本人の方が一名いらして、その方も見たので、二人見ただけだと思ったんですけど。他には会わなかったですね。
-名前はあったけど会いはしなかったという。
松村(お母様) 会わなかったですね。
-そうなんですね。皆さんこもって練習派だったんですかね?
松村(お母様) かもしれないですね。
-いろいろ街の中とかも満喫なさいました?
松村(お母様) しましたね。小さい街なので、ほんとに全部歩いて、端から端までいけるぐらいなんですけど。お昼とかは、お店が閉まっちゃうんですよね。
お昼寝の時間がかあるんですよ。人っ子一人歩いてなくて、また夕方に開き始めると、その辺にあるベンチは全員お爺さん達が座って。。
それが、凄くほのぼのとしていて、とてものんびりしているお爺さんのグループがあるんですよね。ベンチずつに分かれて、それがとても可愛くて印象的でした。
-日本ではなかなか見れない光景ですよね。
松村(お母様) 見れないと思いますね。
-そういう様子も見て、お嬢様もキリキリせずにほのぼのしてのぞめたというのもあるんですかね?「頑張らなきゃ」っていうストレスが、コンクールの独特の雰囲気ってありますもんね。やっぱり、みんなカリカリ練習をしてとかっていうのを見てると、自分もストレス溜まってきてとかっていうのがあると思うんですけど。
松村(お母様) 全くなかったです。早く弾きたいっていう感じで、早く弾いてしまいたいっていうか。責任感だけを感じてるっていうんですかね。自分の2つの仕事。
1回目の審査と、あと最後のファイナルコンサートっていうのをちゃんと努めないといけないっていう。それだけがあって、もう早く終わってしまいたいっていう感じではあったんですけど。
-そこまで、やっぱり気が張ってらしたんですね。
松村(お母様) そうですね。「それが終わったら楽なんじゃないかな」っていう風には思っていたと思います。ただ、いつもの生活ではほんとに玩具屋さんとかに毎日楽しく通って。
-玩具屋さんがあったんですか?
松村(お母様) 玩具屋さんありました。
-どんな玩具売ってるんですか?
松村(お母様) 人形のような物もありますし、絵本とか置物とかいろんな物があるんですけど、一番楽しみにしてたのは、日本にもあるんですけどゲームのカードなんです。
-集めるようなカードみたいな?
松村(お母様) はい、そうです。それで、イタリア語版にちゃんとなっていて、とても珍しいので、それを毎日1パックずつ買うみたいな。それを楽しみに。
-知らない土地で楽しみがあって良かったですね。
松村(お母様) そうですね。あと、毎日、ジェラート屋さんに行って食べて帰ってくるというのをやってました。
-結構、いろいろ楽しい事もあったんですね。
松村(お母様) そうですね。日常の中で小さな楽しみを見つけて頑張っていたという。
-ほんとに最初の海外のコンクールで楽しい思いがあったというのは、多分これからも残って、いい事なんじゃないかなと.最初に大変な思いをしてしまうと、やっぱり「もう海外は嫌だ」とかっていう風にもなってしまいかねないので。
松村(お母様) 食べ物に関しては、ちょっとそういう所はありましたね。「今度行く時には、もっと日本食を持って行く」って言ってるんで。
-どんな食べ物があったんですか?
松村(お母様) 私にとっては美味しいんですけれども、本場過ぎると言うんですかね。イタリアンでも、本格派のイタリアン過ぎるっていう。子どもっぽいお子様ランチプレートみたいなのはないので。
ほんとに大人にとっては美味しいとは思うんですけれども、子どもにとっては、なんかいつものやっぱりお母さんの料理が一番美味しいという、そんな感じになってしまいました。
-日本食は持っていっておいて本当に正解でしたね。
松村(お母様) 良かった。お湯でも水でも戻せるにぎりとかがあったんですよ。日本でもいろいろ震災があったりとか、保存食とか沢山出回っているんですけど、
そういう非常食っぽい物を沢山持って行ったんです。それは、とっても美味しく食べてました。助かりました。
-日本食は大事なんですね。
松村(お母様) 大事ですね。
-それがなかったら多分、体調を崩してしまったりとかいうこともあったのかもしれないですね。
松村(お母様) あったもかもしれないですね。やっぱり、食べ物は精神的なもので出てしまうので、大事だと思います。
-コンクールの流れとしてはどういう感じだったんですか?
松村(お母様) 5月26日が本番だったんですけど、5月23日にイタリアに入って、5月24日は何もなくて、5月25日がピアノと音合わせの日で、初めて伴奏の方にお会いして何回か合せて、とっても相性が良かったので、「明日も宜しくお願いします」みたいな感じで、
次の日は、「あなたは〇時だから〇時に来てね」みたいな風に言われて。
特に、1時間前とか2時間前から行くということもなくて、ほんとに、ステージ用のきちんとした洋服を着たまま、本番直前の時間に行ったんですよ。
カテゴリー毎に時間で割り振られてて、一人一人「〇時までに来てね」みたいな事を言われていて、入ったら、待ってたのが自分の2つぐらい前の人だったと思います。「もうすぐなんだなあ」と思ったんですけど。
本番になって名前が呼ばれて、準備して上にあがったらピアノの伴奏者がいなくて、「あれ?」と思って困ったんですけど、すぐに「ピアノ必要な方でしたよね?」みたいな感じに言われて、「そうです」と言って、しばらく待ったらすぐ来てくれたんですよね。
「はい、じゃあお願いします」という感じで。観客はほとんどいなくて、審査員だけがいたという感じです。そのファイナルコンサートをやった会場と同じステージでやったんですけども。
-審査自体は公開で、誰でも見れるようにはなっているんですか?
松村(お母様) なってるはずです。
-お客さんはあまり居ずと。
松村(お母様) いなかったですね。ほとんど、いなかったと思います。朝から晩までという感じで、ほんとにいろんなカテゴリー毎もそうなんですけど、ピアノだったりとか声楽とか凄いスケジュールがいっぱいなんですね。
私達は全然、見学にも行かなかったんですよ。自分の時だけで、あとは街に出て。
-弾いたら、その後にすぐに発表があるんですか?
松村(お母様) はい。弾いて、カテゴリーの方達が全部終わって、何個かのカテゴリーあわせて審査でした。
例えば午前中で、最初はその2つのカテゴリーとか、3つのカテゴリーを全部審査してて、「一時間後ぐらいに発表があります」みたいな感じで一旦解散して。
その時も英語じゃなくてイタリア語で話されるので、「ああ、なんかみんな帰っていくねえ」みたいな感じで、「きっと審査がこれからあるんだよ」みたいな感じで、「じゃあ、一回出ようか」という感じで会場を出て、それで、いつ発表になるか分からないので、ずっとロビーで待ってたんですけど。
-一時間ぐらいですか?
松村(お母様) そうですね。一時間ぐらいだったのでしょうかね。
それで、またドアがバアッと開いて、みんながゾロゾロ入っていったので、「じゃあ、発表なんだね」みたいな感じで入っていって。その審査の時に、CDに一人一人の演奏を録音もして下さったんですよ。
それを帰りに渡してくれて、日本に持って帰ってきたんですけれども。
-お母様は聞いてらして、どうでした?
松村(お母様) 良かったんでしょうね。いつも練習で何百回も聞いているので、今日は良かった、今の演奏はいいなとか、ここちょっとダメだったなっていう感じで。
「ちょっとここは変だったな」という所には気づいていたので、帰ってきて聞いてみても完璧ではないんですが、チェロの先生に聞いて、「とても響きが良くて凄く良かった」と言ってたので、「これは良かったんだ」と思って。
-周りの評価でようやく分かったという。
松村(お母様) 分かりましたね。勿論、大人ではないので、楽器も小さいので、ほんとにプロと同じに弾けたわけではないんですけど、その10歳以下というカテゴリーであれば、満点もらっていいんだなっていう事だったと思います。
-演奏した後は、ご本人は満足なさってました?
松村(お母様) 満足してました。やりきったという感じで満足してました。
-その後に、みんなで審査の結果を聞きに、また中に入って。
松村(お母様) 中に入って、入賞者の方が一人ずつ呼ばれて、賞を受け取って写真を撮って戻るみたいな感じで。
-写真に載ってたのは、壇上でトロフィーか何かを渡してる?
松村(お母様) そうですね。優勝カップを頂いたのは、6月1日のファイナルコンサートでなんですよ。
-あれは、また別の写真なんですね?
松村(お母様) はい。5月26日の審査でもらったのは、メダルと賞状だけだったんですね。6月1日のファイナルコンサートは凄い観客もいっぱいになるし、テレビ局とかそういうのも入るちゃんとしたコンサートなので、
その時に、トロフィーを渡すので、その時までになくしては困るので渡さないという事だったんですよ。
-なくしちゃう人もいるんですかね?
松村(お母様) ホテルに忘れてきちゃったりとかもあると思うので。それはまだ渡さないという事で、メダルと賞状だけ頂いてホテルに戻ったんですけども。 その時に、「最優秀賞の人と審査でとてもいいと評価された人だけがファイナルコンサートに出れますよ」という事をその場で言われて、「〇時に来て下さい」とかそういう事を言われてホテルに戻りました。
-そこからファイナルコンサートまでには、コンクール的には何もないんですか?
松村(お母様) ほんとにピアノの合わせも何もないんですよ。
-ほんとに何もないんですね?
松村(お母様) もう一回くらい本番の前に合わせたいぐらいです.そういうのもなくて、「合わせないんだあ」みたいな。「当日行って、はいって感じで弾くんだあ」と思って。
だったので、その後は、近くに観光地がないかなと思ったら、世界遺産があったんですよ。カステル・デル・モンテというお城なんですけど。ホテルの人に聞いたら、車で30分以内で行けるって言って。コラートの中にはタクシー業者というのがいなくて、
個人でそういう仕事をたまにしてるとか、あとバーリとかから来るのかなっていう感じだったんですけど、呼んで下さったので、タクシーに乗って行きました。
-タクシーの運転は荒くなかったですか?
松村(お母様) タクシーの運転は、空港に迎えに来た方は凄い荒っぽいというかスピードが超速くて、「怖いなあ」とか思ったんですけど。それはホテルの送迎バスみたいなやつで、
とても日本では走ってないような古い感じの大きい車だったんですけど、「こんなのに乗って、娘がビックリしただろうな」って心配をしました。
-ビックリなさってました?
松村(お母様) 大丈夫だったみたいです。その世界遺産に連れて行って下さる時のタクシーは、ほんとに凄くいい車で、運転手さんも紳士的な方で、とても良かったです。
-そのタクシーで遺産まで行って。
松村(お母様) はい、そうですね。帰りの時間も決めていたので。
-迎えに来て。
松村(お母様) 迎えに来てもらって、それに乗って帰りました。
-お城の所とか観光の方は沢山いらっしゃいました?
松村(お母様) 日本人はいなかったんですけど。
-やっぱり、そこにもいないんですね。
松村(お母様) いなくて。観光客は沢山いました。
-さすが世界遺産ですね。
松村(お母様) お互いに英語でしゃべってる方もいたので、ヨーロッパ、イギリスとかアメリカかもしれないんですけど、そういう方とロシア語も聞こえてたので、ロシアとかヨーロッパでしょうね。
近くの方じゃないと来れないのかなあと。わざわざここには来ないだろうなあとか思いましたけど。
-ついでか近くか、どっちかですよね。
松村(お母様) そうですね。
-そのお城をご覧になって、お嬢様はどうでした?喜んでらっしゃいました?
松村(お母様) 喜んでました。凄く古いお城というか、昔の物とかに結構興味がある娘なので、それで、行く前にガイドブックとかを見せてたんで、そのカステル・デル・モンテは読んで行っていたので、「これが大理石で盗まれた部分がある。ここかなあ?」とか、
あと、階段の数を数えたりとか、あと、お金を投げるような。池にはなっていないんですけど、みんなが記念みたいな感じでコインを下に投げてる場所があったんですよ。なので、そのお城の中にある階段の下みたいな所の、昔は水があったのかもしれないですけど、そういう所にコインを投げてお願いをしてみたりとか。
-そこはお願いが叶うんですかね?
松村(お母様) 分かんないんですけど。何も書いてはなかったですけど、みんな投げてるから、投げてみようかみたいな感じで。
-コンクール以外にもいろいろとなかなか出来ない体験をなさって。
松村(お母様) あの世界遺産は、もう二度と行けないと思います。
-お嬢様も興味がある分野の物がちょっと見れて良かったですね。
松村(お母様) そうですね。古い物は見れて良かったです.
-コンクールのその審査とファイナルコンサートの間は、そういう風にちょっと観光なさったりして過ごして。
松村(お母様) はい。
-今まで日本で経験なさったコンクールと、今回の海外のコンクールって、何か特別に違うなって感じた事とかってありましたか?
松村(お母様) いいえ、ないですね。
-あまり変わらないですか?
松村(お母様) 音楽って凄いなあっていう、国境はないんだなあという風に思いましたけれど。今回は25か国が参加したそうなんですよ。なので、ファイナルコンサートに出てきた方も、いろんな国から来てらしたんですけど。
私は会場にいたんですけれども、凄いやっぱり同じく音楽に感動して、うちの子が弾き終った後とかにも、「凄い凄い」って言って握手に来て下さったりとか。そういう所は日本では全然ないんですけど。そこが一番違ったかもしれないですね。
帰りとかも写真を撮られたりとか、「あなたが一番良かったわ」とか言われて握手を求められて、「今度も期待してます」みたいな事を言ってたりとか。
審査員も凄いフレンドリーだったので、そこが違いましたね。日本だと審査員の先生方は終わった後に、「君凄いよ」なんて言いに来ないじゃないですか。
-違う世界にいる感じですもんね。
松村(お母様) はい。歩いてきて、ニコニコして頬を撫でるぐらいな感じで、とてもフレンドリーでした。違いはそういう所でしょうかね。
ただ、ピアノと当日合わせがないという事は違いますけど、前日には合わせはありましたし。終わって審査を待って、審査の結果発表に出てっていう流れは同じなので、戸惑うとかそういう事はなかったです。
-また、「どこか受けに行きたい」とかって、おっしゃってますか?
松村(お母様) そうですね。今の所は、「何年後とかには行きたい」みたいな事で。
-食事もありますしね。
松村(お母様)今は、年齢ごとのカテゴリーで、いい評価を得ているというだけなので、やはり、年齢制限なしとか、一番上のカテゴリーで受けてみるという事になるんでしょうね。
上まで受けなきゃいけないと思ってるので、想像しながら、「いつ、そういう風になるのかなあ」って。
-チェロだと、やっぱり楽器の大きさとかも大きい方に交じってとなると大変ですからね。お母様が見てらして、今回のコンクールに出てやっぱり自信になってるように思いますか?自信がついたというか。
松村(お母様) そうだと思います。自信はもともとあるというか。本人には、「自信はある」みたいなんですけど、証明してもらえたっていう感じなんでしょうかね。
-自分の持ってるものを形として。
お母様 評価してもらう場所がやっぱり他にないので、ただ、「弾けるよ」って言っても、プロになったり出来るわけじゃないので。「これで一位なんだよ」「パーフェクトなんだよ」っていう、その100点満点をもらえたっていう事で、納得したというか。
ほんとに喜んでました。自信がついたというよりも、ほんとに嬉しいという。そういう印象です。
-「これからも、またいろいろと演奏の機会もある」と、お母様おっしゃってましたよね。もう夏休みですけれども、頑張ってやってらっしゃいますか?
松村(お母様) そうですね。いつも通りというか、変わらず同じような感じでやってはいますね。また、新しい曲に挑戦するのが楽しいみたいです。いつも、次弾く曲というのを凄く楽しみにしていて、
大体、楽譜というよりも耳で覚えるというか、CDに合せて弾いてみるとか、そういう事を楽しくやっています。
-これからどんどんレパートリーも増えていって楽しみですね。
松村(お母様)はい。
-ちょっとアンケートに書いて頂いていた事でお聞きしたかったのが、楽器のケアっていう所。どんな感じだったんですか?
松村(お母様) そうですね。行く直前になって、向こうの気候がちょっと乾燥しすぎてるかもしれないという事があったんですけど。
それで、いつも日本にいるので湿気のことばかりで、乾燥させることばっかり考えていたんですけど、乾燥しすぎてダメかもしれないという事で、チェロの先生に「そういう装置みたいな物があるんだ」って言われたんですけど、行く直前だったので、用意する時間もなく、ちょっと心配してたんですよね。
例えば、どこかが割れちゃうとかそんな感じになっちゃうとか。音が全然変わっちゃうとか、そういう事もあるのかなと思ったんですけど。事前に、そういう情報とかが知りたかったですね。スポンジを何かに包んでとかいう、そういう方法もあったみたいなんですけど。
それを楽器の中に入れておくみたいな、そういうのを私は知らなかったので。なので、もしそういう情報があれば事前に知りたかったなみたいな。
もし、楽器に何かがあったら、その楽器屋さんとかでお願いするとこが先に分かってれば安心できますので。飛行機の圧力とか変わってきちゃったりとかも、もしかしてあるのかなっていう。
-実際に乾燥しすぎたりとかって事はありましたか?
松村(お母様) それが乾燥して、とてもいい音が出てたみたいなんですよ。
-今回はちょうど良く働いたんですね。
松村(お母様) 今回は、逆に良かったんじゃないかっていう。とても楽器が響いていたみたいですね。
-その辺は今後も情報収集しつつ、また皆様に情報をお伝えできるように頑張ります。
松村(お母様) はい、ありがとうございます。
-何か他に特に気になった事とか、これは伝えておきたいっていう事がありましたら何か教えて下さい。
松村(お母様) そうですね。このコンクールを受ける方だったら、ホテルが一応、私が自分で選んだんですけど、コンクールのサポートをしてくれてるホテルが幾つか書いてあるんですけれども、その中では、会場と一番近いホテルだったとは思うんですけど、実際はそんなに近くはないんですね。
-結構、距離が歩いてある感じでしたよね。
松村(お母様) なので、楽器を持たないピアノだとなんとかなると思うんですけれども、「楽器を持って歩くのはちょっとかなあ」って思うんですけれども。ホテルの方はコラートのホテルは英語が通じる方が一人とか二人とか。エアコンが壊れたんですよね。「直してくれるよ」って言ったんですけど、結局、直らなかったんです。その後、全然暑い日が無かったので、よかったんですけど。
-それは不幸中の幸いっていう.
松村(お母様) そうなんですね。なので、設備とかの事を考えても、ここのホテルはそんなにお勧めしないかな。朝ご飯が全然ダメだったんですよ。食事を頼んでいたので、勿体ないので1日行ってみたんですけど、あまり食べられるものがなかった。
大人だったらいいのかもしれないんですけど、子供は食べれなくて、それで、その後一日も行かず、10日間泊まってたんですけど、朝食は行かなかったんです。なので、ホテルとしてはお勧めはしないです。
-ホテルとしてはお勧めはしないということですね。
松村(お母様) ただ、フレンドリーではあります。誰もかれもが、ホテルのスタッフもフレンドリーなので。
-ここの場合はホテルは中で練習が出来たんですね。
松村(お母様) ホテルで、最初、隣の部屋に誰もいないとか、お昼まで全員どこかいっちゃってるっていう時は、「部屋で弾いてもいいよ」って言う時もあったんですけど、3時間ぐらい弾く事もあったんですけど、一回、隣に女子のバレーボールチームの合宿の人達が来て、その時に、お昼間とかもいるとかいう時があったので、それからは、ほとんど使っていないオフィスを「いつでもいいよ」って言ってくれて、行ったら鍵を貸してくれて、入って練習、終わったら鍵を返してっていう感じで、毎日使わせて頂きました。
-そのホテルには、コンクールで他に参加してる方も結構、お泊りだったんですか?
松村(お母様) それは、よく分からないです。「ピアノの人がいるよ」みたいな事をイタリア語で言ってるんじゃないかなっていうのはあったんですけど。去年優勝した人達が、今年のオープニングコンサートで、そのホテルのパーティールームみたいなとこで、演奏はあったみたいですね。なので、一応このコンクールに関連してる施設です。
-練習するエリアさえ確保できれば、ここじゃないホテルの方がいいかもしれないという感じですかね?
松村(お母様) はい。
-アドバイス頂いてありがとうございます。あと、気になった事とか何かありますか?
松村(お母様) そうですね、特にあとはございません。ありがとうございました。
優勝者演奏会ガラコンサート:
http://youtu.be/vAhTX1qpdWY
白瀬真希さん/ルーマニア国立バレエ団/ルーマニア
7歳の頃よりインターナショナル・ダンス・スクールでバレエを始める。2005年、15歳でモナコ公国、アカデミー・ドゥダンス・プリンセス・グレースに留学。マリカ・ベゾブラソバ氏、ローラン・フォーゲル氏に師事。2010年よりルーマニア国立バレエ団に入団し現在に至る。バレエ団でのソリストレパートリー、バヤデルカ結婚の場より小さいソリスト、影の場より第1、眠れる森の美女より、妖精、宝石、アンナ・カレーニナより二人の友人、バランシンよりワルツ・ファンタジーなど。
-簡単な自己紹介ということで、現在までのバレエの略歴を教えて頂けますでしょうか?
白瀬 7歳の頃にインターナショナルダンススクールでバレエを始めて留学しました。
-留学はおいくつの時ですか?
白瀬 2005年からモナコのプリンセスアカデミーに留学しました。高校2年生だったので16歳の時ですね。高校2年生の夏です。
-留学をするキッカケは何かあったんですか?
白瀬 キッカケは、地元のバレエ教室によく海外の先生を呼んでもらって講習会とか、普通のクラスも大体、基本的に外人の先生だったので、そういうのもあって「留学したいな」というのは中学生の頃には思っていたんですね。
モナコを選んだのは、いろいろな外人の先生に教えてもらっている中で、サマーセミナーの講習会でエバ先生がうちの教室に来たんですね。それで、その時に「どこか留学したい」というのを先生が相談して下さって、それで、エバ先生が「モナコに行ったらどうかしら?」というのを進めて下さいました。
-モナコにまず行かれて、その後、今はブカレストにいらっしゃるんですよね?
白瀬まき はい、ブカレストにいます。
-学校はモナコで全部留学を終えて、お仕事としてブカレストに移動されたという感じなんですか?
白瀬 はい、そうです。
-モナコというのは、バレエの留学先としては人気のある場所なんですか?
白瀬まき 人気かどうか分からないんですけれども、昔はよくロザンヌバレーコンクールとかユースグランプリとかで、よくうちの学校からスカラシップ賞がが出てたので、そういうのがあってたぶん留学生はスカラシップで来られる方が多かったです。
-行かれた時には、日本人の他の方もいらっしゃったんですか?
白瀬 そうですね。私がいた時代は凄く多くて、多い時は10人ぐらい居たりしました。
-全部で学生はどのぐらいいるんですか?
白瀬 私がいた時は、それこそ3~4歳とか小さい子もいたので凄く多かったんですけれど、1クラスに10人いるかいないかとかだったんで、それで8年生まであったので、80人とかそれぐらいはいたと思います。もっといたかもしれないです。
-先生がいらっしゃっていたのをキッカケにモナコに行かれたという事だったんですけど、
試験を何か受けたりとか書類を提出したりとか、そういう準備もやはり事前にされたんですか?
白瀬 そうですね。書類は学校に問い合わせて、ほとんど親がやってくれたので分からないんですけれど。多分、健康診断とか、そういうあまり難しいものではなくて。あと試験は、モナコに直接行ってサマーセミナーが試験というか、一か月の間に先生達が私の踊りを見て判断するというものだったので、それが一応試験でしたね。
-そのサマーセミナーが試験の代わりになっていって、それが終わった後は、すぐ現地で学校に入られたんですか?それとも一旦帰ってきて、いろいろやってから長期で向こうに行かれたっていう感じですか?
白瀬まき 確か一旦帰って。サマーセミナーは一か月だったので7月とかに受けて、学校は9月からなので。一旦帰ってきてちょっと準備して。
-でも急ですよね。凄い近いですね。
白瀬 そうですね。
-日本でフランス語とかはあんまり勉強する時間もなく、一か月ぐらいで行かれたってことは、行って授業の中で勉強する感じでされてたんですか?それとも語学学校とかも行かれたんですか?
白瀬まき 今は多分もう外国人の為のフランス語の授業というのが出来たんですけど、私の頃はそういうのがなかったので、校長先生に「自分でやんなさい」と言われて自分でやったり、たまたま知り合いの日本人の方が現地にいらっしゃって、その方がフランス語を個人的に家庭教師というか、ちょっと教えて頂きました。
-大変ですね。ダンスの方も言葉も同時にやらないといけないですよね。
白瀬 そうですね。大変でした。
-学費とかは、これはスカラで行かれたんですか?
白瀬 私は普通の留学で行ったので。
-言葉も慣れない所だったりして、セミナーも大変でしたか?
白瀬まき そうですね。フランス語だったので、英語も全然喋れなかったので、本当に大変でした。でも、先輩の日本人の方がいらして、通訳して下さったりとかしてくれたので大丈夫でした。
-高校生にとってはそういうのも大変ですよね。手続きに関してはご家族の方がいろいろ手伝ってくれて、セミナーの中で苦労された点は語学以外には何かありましたか?
白瀬まき 語学がひたすら私の中で大変だったので。
-踊った感じのダンスのレベルみたいなものは、「同じぐらいの人もいるなあ」とか「自分の方がレベルが高いなあ」とか「低いなあ」とか、そういうのっていうのは感じたりされましたか?
白瀬 レベル自体は自分のレベルに合ったクラスに入れられたので、そんなに気にならなかったんですけど、やっぱり持ってるものの差というか、そういうフィジック面で結構、「ああ、やっぱり違うんだな」と思ったりはしました。
-体格とか何かセンスみたいなものとか、そういうものですか?
白瀬まき そうですね。身長とかも、ちょっとあったと思います。
-ホームシックとかにはならなかったですか?
白瀬 私は意外にならなかったですね。でも、周りの子は結構それで凄い大変になった子もいたみたいで、やっぱり毎日、親に電話したりとかして大変そうでしたね。
-留学生は日本以外の国からも来ている人というのは沢山いましたか?
白瀬 そうですね。基本的にはモナコはフランスの近くなので、スペインとかイタリアとかフランスの方とかそういう子達でできていたので、あまり遠くはないんですけど。あとは大体、日本人だったので。
-学校はどんな雰囲気だったか、特徴とか覚えてらっしゃいますか?
白瀬 モナコは建物も景色も凄い綺麗です。
-観光地というイメージが私にはありますけれども。
白瀬 そうですね。買い物とかも高いのであまりできないので観光という感じではないんですけど、海は綺麗なので、ゆっくりしに行くにはいいと思います。
-日本でもバレエをずっとやってらっしゃったとは思うのですけれども、そことの違いというのは、何か先生のレッスンの仕方が違うとかシステムが違うとか、何か大きく違いを感じた所ってありますか?
白瀬 日本だと「365日やれればやれるほどいいみたいなレッスンを」という感じだったんですけれど、海外に行ったら、土曜日は午前授業で終わりで、日曜日は週一でお休みだったんですよ。怪我とかしたりしたら、日本だったら「多少の怪我はまあ普通よ」みたいな感じだったんですけど、海外だと、ちょっと怪我すると「休みなさい」って感じで。ちょっと「お腹痛い」って言っただけでも休ませてもらったりとかして。でも逆に日本人の子は、怪我とかお腹が痛いとか熱とかいうのを言わない子が多いので、なかなか真面目すぎるというのはあったんですけど。そういうのは結構、大きな違いだなあと思いますね。
-練習量としては、日本人の方が一般的にきっと多いんでしょうね。
白瀬 だと思います。
-休むということは、始め不安だったりとかしましたか?
白瀬 最初、何してたらいいか分からなくて。留学って、踊りを習いに行くわけなので、他に目的がないじゃないですか。「これから何しよう」「何したらいいんだろう」みたいな。
-留学をして、いろいろ厳しい環境に置かれると思うんですけど、日本でやっておいた方がいいなっていう準備とかはありましたか?
白瀬 はい。やっぱり私の中で一番大きいのは英語ですかね。学校の授業で習う英語は凄い大事なんですけど、でも、あんまりなんか実践では使えないというか、外国の方を目の前にして話すと、やっぱり喋れないので、本で勉強するんじゃなくて、英会話教室に行ってた方がやっぱり良かったのかなって。それは全然違うので、「やっとけばよかったな」って思いますね。モナコはフランス語だったんですけど、でも、どうしても分からない場合は先生方が英語で説明したりして下さったので。それでも、英語がちょっと分からないと、「あれ?」みたいになっちゃうので。
-授業はクラスで全部進んでいくような感じになるんですか?プライベートとかのレッスンとかもあるんですか?
白瀬まき うちの学校は全部クラスで、プライベートはなかったですね。
-ダンスというのはレッスンの時間があって、あとは自分で練習をする時間とかもとるんですか?それとも、踊ったりしているのは授業の中だけで、あとは体は休ませるっていうような感じになるんですか?
白瀬 ほんとは休ませる時間だと思うんですけど。大体、学校は夕方以降はお休みなので、結構やっぱり真面目な子とか、特に日本人の子は空いてるお教室でバリエーションの練習をしたりとか、今日習った事の復習をしたりとかはやってましたね。
-練習はお家ではやっぱりあんまり体動かしたりするので出来ないものですかね?学校でやるものですかね?
白瀬 お家ではやらないですね。お家ではストレッチとか筋トレする子は結構いたんですけど、やっぱりバレエは家では出来ないです。
-動きが大きいですもんね。
白瀬まき そうですね。
-体を使うので、ほんとに疲れるというか、一日経つと肉体的な疲労って凄そうですね。
白瀬 そうなんです。
-踊りって、見てると凄く優雅なんですけどね。
白瀬 そうですよね。全然なかはハードですよ。
-学校ではいろいろみんなで発表したりとか、学外の人を呼んで見せるっていうようなチャンスとかは沢山あるんですか?
白瀬 沢山はないんですけど、クリスマスとかイベントの時に学校の中で小さいショーがあったり、学校の外で近くの劇場でショーがあったりはしましたね。進級試験とかは舞台でやっていたので、そういうのはショーじゃないんですけど、一応、お客さんを呼んで試験をしたりとかしてたので。
-そういうのも緊張しますね。
白瀬 はい。凄い緊張しました。
-大体、夕方ぐらいまで学校あるって仰ってたと思うんですけど、どんなスケジュールというか。実際、バレエと言っても、いろいろ項目に分かれてやられるんだと思うんですけど、時間割みたいなものが決められていて、それに従って一日過ぎてそれをこなすっていう感じになるんですか?
白瀬 はい。そうですね。ほんとに普通の高校とかと一緒で、基本的に朝一のクラスがバーレッスンというか、普通のクラシッククラスがあって、その後に、ポワントのクラスがあるかバリエーションクラスがあるか、パ・ドゥ・ドゥクラスがあるかという風に分かれてきて、他にもキャラクターのクラスが週一であって、あと、音楽のクラスとかも週一でありますね。音楽は、他の学校でやってる音楽学校の音楽のクラスを受けていました。
-ピアノを弾くとか?
白瀬 いえ、ピアノは弾かないんですけど、普通にリズムをとる授業だったり、歌を歌う授業だったり、ほんとにいろいろでしたね。
-何か座って勉強するっていう科目はあるんですか?
白瀬 それが音楽でした。あとは、机とかを使うわけじゃないんですけれども、スタジオでみんなで集まって解剖学の授業とかはありましたね。
-それは体を知ろうということですかね?
白瀬 そうですね。この動きをする時はこの筋肉を使ってとか、ここの筋トレをする為には、ここの筋肉を意識するとか。それが解剖学の授業だったんですけど、ありましたね。
-そしたら、ほんとに基本的には動きっぱなしですね。
白瀬 基本的にはそうですね。
-そうすると、例えば中学生ぐらいの年とか、小学生ぐらいの年の方っていうのは、普段、授業とかは学校で受けてから、ここに踊りに来るという感じなんですか?
白瀬 私がいた時は、外国人の方は普通の学校と一緒だったので、普通の授業もうちの学校の中でやってましたね。算数とか数学とか普通に学校でやることもやってました。
-それはダンスが終わってからですか?
白瀬 そうですね。とか合間に。その時はスタジオは2個しかなくて、8学年あったので、全員一気には出来ないので。だから、大体早い時間は小さい子達だったり。一番小さい子は夕方とかなんですけど。クラスが分かれて、2年生のクラシッククラスがあって、3年生のクラシッククラスがあってという風にあって、そのクラスがない間に授業してたみたいです。
-そしたら、留学生は普通の勉強もあって忙しいですね。
白瀬 そうですね。日本人は高校とか行ってからくるのでもうやらなくていいんですけど、外国の方は大変そうでした。
-学校に通っているうちに、モナコだったりフランスだったり、他の近隣の国のバレエ団とか、なんかそういう卒業した後に、就職するというか、お仕事として繋がっていくような人との関係というのは、出来ていくものですか?。
今、ブカレストにいらっしゃると思うんですけども、そういう終わった後、どうしようか。日本に帰ってくるのか、そっちで何かダンスの仕事があるのかという所を迷って留学に踏み切る時に、迷う方っていうのが多いんですね。
「行ったけど、その後、何があるんだろうか」みたいに不安に思う方がいらっしゃって。在学中に、何かそういうオーデションのチャンスがあるとか、そういうのっていうのはありましたか?
白瀬 モナコでは、2年に1回近くの劇場でいろんな学校が集められて、いろんなバレエ団のディレクターも集められてオーデションみたいなのがあって。それに出たり。
あと、やっぱり最終学年に近づいてくると、必然的にやっぱり先生達も「そろそろオーデション活動しなさい」みたいな感じで、いろんなディレクターを呼んだりとか、自分で受けに行ったりとかしてましたね。
-それは、みんなライバルという雰囲気になっちゃうものですか?
白瀬 いや、学校の同じ学生内ではならなかったんですけど、やっぱりオーデション会場とかに行くと、やっぱりみんなちょっと怖いですよね。
-他の学校の人同士とかは。
白瀬 そうですね。それは多少あると思います。勿論、そこで友達が出来ることもあるんですけど。
-席は限られてますもんね。授業以外は、日曜日とかはどんな風に過ごしていらっしゃったんですか?
白瀬 ほとんど散歩ですよね。あんまり動かな過ぎるとちょっと次の日が不安になるので、お部屋でゆっくりストレッチしたり。
-休ませつつ、休ませ過ぎないみたいな感じですね。
白瀬 そうですね。食料を買い出しに行ったりしてました。
-モナコ高いって仰ってましたけど、行くとちょっと安いとことかあるんですか?
白瀬 そうですね。一応、一つだけ大きいスーパーマーケットがあるので、そこに行ってました。
-同じ学校の中では、日本人の人達というのは何かコミュニティみたいなものはありましたか?集まって一緒に行動したりとか、そういう事はありましたか?
白瀬 学校の中では普通にみんなお友達で楽しくやってて、みんなで海に遊びに行ったりとか、もちろん買い物とかも一緒に行ったりとかしてました。みんなちゃんと仲良くやってました。寮生活なので、大体2~3人ずつに分けられるんですよ。だから、同室の子とかは特に仲が良かったりして。勿論、日本人だけとは限らないんですけど、外人の子と一緒にもなったりもするんですけど、それでも全然大丈夫です。
-寮は留学が決まった時から、住む所は確保されていたんですか?
白瀬 そうですね。学校が用意して下さるので。モナコは寮が学校と直結してるんですよ。凄い楽でした。
-モナコだと生活費というのは、どのくらい一般的に考えて、かかる感じなんですかね?
白瀬 多分、学費とか寮費とか全部入れると、普通にたぶん大学行かせるのと一緒ぐらいだと思います。
-日本でも一人暮らししたりとか、寮に入ったりして学校に通って。外食とかする時のお金というのは、日本でお茶を飲む時とかの金額と比べてどうですか?物価っていうのは全体的には高いんですか?
白瀬 選ぶお店とか食べる物にもよるんですけど、でも、学生の頃は、そんなレストランとかは行かないので。レストランと言っても安いピザ屋さんとかだったら、全然安く食べられるので、そういう面では全然大丈夫でした。
-「留学して良かったな」と思う瞬間とかはありましたか?
白瀬 モナコに行って凄い景色を観たりすると、「あっ、来てよかったなあ」って思います。寮の窓の外に凄い綺麗な景色が広がってたり、夜とか凄いほんとに綺麗なんですよ。その時は「ああ、やっぱりきてよかったな」って思いました。
-学べる内容とかも、日本にいる時よりも広くなったとか、視野が広がるとかそういうのはありますか?
白瀬 解剖学とかはほんとにやった事がなかったので、ほんとに「なるほど!」って思うことばっかりでした。
-日本ではそういう科目というのは、なかなかバレエ学校ではやらないものなのですか?
白瀬 なかなかないですねバレエ学校というのが日本にはまだ少ないんじゃないですか。バレエスタジオはいっぱいあるんですけど、要はバレエスタジオだとクラシックのクラスしかないので、あんまり解剖学とかはやっていないと思うんですけど。あと、向こうの学校だとクラッシッククラスの面でいうと、凄く教えることが丁寧なんですね。凄い基礎を大事にするというか.日本だと結構、テクニック強くするためのクラスというか。でも、海外は基礎を重視してアンデオールをしっかりするという事から、ほんとにかかと前かかと前ばっかりでと言うのはありましたね。
「凄い丁寧だなあ」と思って、手の使い方から細やかな動きをしっかり叩き込まれたのを覚えています。
-海外というのは、バレエを習う人口っていうか。日本だと習い事の人気分野の一つというイメージはあるんですけど。ピアノとか女の子のバレエとかあるんですけど、向こうだとバレエを習うというのはどんな感覚なんですかね?似たようなものなんでしょうか?それとも、もうちょっとキチンと根付いているような感じでしょうか?
白瀬 そうですね。根付いてる感じだと思います。学校はバレエスタジオみたいに多くないので、試験を受けて選ばれた子しか入れないので、やっぱり厳選された子達というか、向こうだとみんながみんな出来るものではないので。
-留学して、何か自分が変わったなという、成長したなと思える所とかはありましたでしょうか?
白瀬 内面的なことで言うと、凄い意見をしっかり言うようになったと思います。みんなによく「人間変わったね」みたいな風に言われたりとかして、昔はほんとに、凄い日本人ってシャイなんですよ。凄い恥ずかしがり屋が多くて、
でも、向こうに行くと、ほんとにそれじゃあやっていけないので、分からなかったら「分からない」と言わないといけないし、分かったら「分かった」って言わないといけないしという、ほんとにそういう簡単なちょっとしたことが大事なので、そういう意思表示は出来るようになりましたね。
そういう面で、やっぱり踊ってる時に表現に幅が広がるようになるというか。
-そういうのは活きてくるんでしょうね。
白瀬 そうですね。今思えば。
-今、ブカレストのバレエ団で踊っていらっしゃるんですよね?
白瀬 はい。
-今後もしばらくはそこで活動されるご予定でいらっしゃるんですか?
白瀬 そうですね、はい。また、9月に戻ります。
-契約っていうか、それって一年毎とかなんですか?
白瀬 そうですね。一年毎の契約で更新していきます。
-「これからバレエで留学したいな」って思っている方に、先輩しての何かアドバイスとか何か意見みたいなものってありますか?
白瀬 やっぱり、まず英語をしっかり読み込んで授業を受けておくことと、私、たぶん授業をまともに受けてなかったので、学校の授業でもちゃんとやってれば喋れる子は喋れるので、多分それも大事だし、海外に行くならやっぱり英語をやる事と、やっぱり意見を言うことですかね。
意思表示をしっかりすることだと思います。
-それ言えるようになるまでには、向こうに行ってからだいぶ時間がかかりましたか?
白瀬 かかりましたね。入学したての頃は全然喋れなかったので。
-そういう言いたいけど言えないっていう側面もありますね。
白瀬 それもありましたし、ほんとに恥ずかしかったし、外人の方がまず怖かったというか、壁を感じるというか。でも、卒業する頃には担任の先生に「君はまさかそういうキャラクターの子だとは思わなかった」みたいに言われたので。多分、日本人はほんとに静かな子だと思われやすいので。
-高校2年の途中で行かれて、卒業までは何年間ですか?
白瀬 私は4年かかりましたね。3年で卒業はしたんですけど、1年は就職活動をするために残してもらったというか、一応、寮に置いといて下さったので、クラスを受けつつ就職活動に専念しましたね。
-オーデションいろんな所を受けて。
白瀬 はい、そうですね。卒業した子が残って就職活動するみたいなプロフェッショナルクラスみたいなのがあったので、そこに1年いました。
-就職活動をしたりとか、実際にバレエ団で踊るということに関して、日本人で何か得なこととか、損なこととかっていうのは、感じることっていうのはありますか?
白瀬 日本人は真面目過ぎるというか真面目なので、それは当たり前なんですけど、例えばレッスン毎日受けるとか、休みじゃない日は行くというのと。あとは、リハーサルに遅刻しないとか、ほんと当然のことを外国の方は出来なかったりするんですよ。そういう面で、やっぱり日本人は毎日ちゃんと真面目にやっているので、凄いやっぱり信頼してもらえると思います。例えば、撮影をやる時に補欠で使ってもらいやすいというか。何か起きた時もやっぱり日本人は真面目だし覚えるの速いので。
-そういう所からスタートして。
白瀬 フリー用も狙ってなかったのに、覚えてるから。そういう事で、やっぱり日本人でよかったなっていうか思いましたね。
-逆に、不利だったこととかってありますか?
白瀬 当然の事なのに、やっぱり不利だった事は、シャイなのか意思表示をしないのか分からないんですけど、ちょっとでも怪我しちゃった時に言えなかったりとかして、自分で自分の首を絞めてしまうというか。本当だったら、休んだ方が早く治ったのにということがやっぱりあるんですよ。ちょっと休めば、すぐ治ったものが延びてしまったりとかして。
-そういう真面目さとかが良い方にも悪い方にも出る可能性があるということですね。
白瀬 そうですね。
永田ひとみさん/バレエ/ビアリッツ国際ダンス講習会/フランス・ビアリッツ
4歳よりバレエを始め、山口美果・松下裕次に師事。2011年よりアシスタント講師として活動。
-略歴を教えていただけますか?
永田 はい,4歳からバレエを始めて中学3年間はほぼサボッてたんですけど高1から先生も変えて、それからは週6のレッスンもちゃんと本格的になって…そのうちにバレエ講師を目指すようになり、今は短大に通いながらレッスンしています。
舞台経験はそんなに多い方じゃなくて、コンクールも1回しか出てないので…留学も今回が初めてになります。
-海外旅行などに行かれたことはありますか?
永田 行ったことなくて…家族も海外に行く家じゃないので。パスポート取ったのも初めてだし、一人旅みたいなのも初めてでした。
-行く前は色々不安はあったと思うんですが、今回初めて海外に行かれてみてどうでしたか?
永田 行く前は本当に不安で、家族もみんなすごく心配してたんですけど、でも行ってみたらすごく良かったです。色々経験になって。
-トランジットで、ヘルシンキへと、フランス以外の所へ行かれていましたけど、実際ヘルシンキとかはどうでしたか?
永田 ヘルシンキはすごくいいところで日本人も一杯いました。多分トーベ・ヤンソン100周年記念で…日本人はムーミンのファンが一杯いるから。
成田とか東京とか名古屋とかと繋がってるというか…日本のいろんな所にヘルシンキから来るのでその分日本人もすごく多くて。ヘルシンキ市内観光しても絶対日本人を見かけるぐらいだったので、ビアリッツよりはヘルシンキの方が日本人がいる“ホーム感”がありました。
-ちょうどムーミンのイベントということもあって?
永田 そうです、“100周年記念”ですごいムーミンをおしていて…美術館も行ったんですけどトーベ・ヤンソンの展示になっててそこでも日本人が一杯いました。(笑)
-現地は建物とかも違いましたか?
永田 そうですね、すごく綺麗でやっぱり西洋独特の建物が…日本だと西洋風の建物があっても絶対近くに日本らしいものがあるし、街の木とかも違うし。でも、意外とヘルシンキは思ったよりも床が汚かったのが印象的ですね。道路とか路地とか雪が降れば様になるのかな?みたいな街並みで。ビアリッツの方がすごく綺麗でしたね。ビアリッツはすごく整備されてて、床もすごく綺麗で…100点って感じだったんですけど(笑)。ヘルシンキは…ヘルシンキでよかったです。
-そうですか。今回はビアリッツに決められましたが、その前にいくつか候補で参加される講習会を選ばれてたと思うんですけど、最終的にビアリッツにした決め手というのは何ですか?
永田 決め手・・・私が応募するのが遅くて、決断するのも遅くてもうどれも締め切りになっちゃってて…消去法みたいなところもあったんですけど、でもビアリッツの講師陣がパリオペラ座とか日本のバレエ界でもトップのレベルのバレエ団の元ダンサーだったり、それに付属する学校の教授であったり、その人達に直接お目にかかれるっていうだけですごいなって思ったので選んだのもあります。
-実際、そういう元パリオペの方とかのレッスンを受講されて、パリオペならではのスタイルっていうのをご自身で体感されてどうでしたか?
永田 私は日本でロイヤルのメソッドでやっているのでちょっと違うなとか、日本人とフランス人では元々体格も違うし出来ることも違うので、「それは日本人の体では無理だよ」みたいなのもやるんですけど、でもフランスはやっぱりロイヤルよりもみんな女優っていうか、すごく女性らしくって…。ロイヤルはテクニックが確実でどちらかっていうとそんなに思いっきりやるっていう感じではなく“大会命”みたいな感じなんですけど、パリオペのダンサーや先生たちは上体…手の動き一つとってもすごくしなやかで女性らしくて、美しくて、アップの取り方も素敵だなって学べたのはあります。
-いいですね。日本の指導ってコンクールとかテクニック的な指導と雰囲気であったり、女性らしさであったり、美しさの使い方の違いっていうのがあるんですけど、バーの時点からそういったものを心掛けてるなっていうのを感じたりするっていうことですか?
永田 そうですね、日本のスタジオでは、まずは軸の安定を重視するといったレッスンで、バーなどは特に踊ることよりも筋トレに近いのですが、あっちのレッスンでは、「こういう時に顔はこっちで、この顔をこっちからのこういう流れを大事にして」みたいなことを言ってて、「ああ…いいなぁ!」って、それ以外は足とかで言われることは日本と全然変わらないし、テクニック学ぶんだったら日本にいても十分かなとは思いました。
-今年のビアリッツの参加者は何人ぐらいいらっしゃいましたか?
永田 人数は、私は一番上のクラスにいたので…上のクラスは80人ぐらいいたんだと思うんですけど、まだ下のクラスとかに一杯いたので…、まあ130人くらいはいたんじゃないかと思います。
-参加されたコースのスケジュールはどんな感じでしたか?
永田 9時から1時間15分のフロアバーと、10時半から1時間半普通にレッスンがあって、お昼1時間挟んで13時からアダージオクラス。それから男の子の生徒さんと組んで練習したりして、2時45分からレパートリー、バリエーションレッスン。4時半からマランダとコンテ、一番最後に6時15分からキリアンで終わりですね。終ったら7時、8時ぐらい…着替えて出てくるのは8時ぐらいですね。その中で色々削る…自分が取りたいのは取ればいいんですけど…そうするとレッスンは9時間になるので…“死ぬなぁ”って思って、マランダはよく分らなかったんで切っちゃったんです。そんな感じですね。
-なるほど。クラスの間にお昼休憩以外は大体15分ぐらいの休憩ですか?
永田 そうです。15分の休憩を挟みながら。
-アタージオを組むパートナーの男性の方っていうのはどれぐらいいらっしゃるんですか?
永田 男性は15人ぐらいです。その内半分は組んだ経験のないような男の子たちで…14歳とか。向うで14歳だと多分組んだこともないと思うから。女の子も14歳ぐらいだと14歳の男の子について教わるという形で、出来る人は出来る人と組んでという感じです。
-日本では発表会とかでパ・ドゥ・ドゥのご経験があると思うんですけど、向うの男性とパートナーリングやってみてどうですか?何か違いとかありましたか?
永田 そうですね、私は今まで先生としかアダージオやったことしかなかったんですけど、あっちは生徒さんなのでピルエットを回すにしてもすごく回してくるっていうか、すごく持つし、“そんなにやってくれなくても私回るのにな”って思いながら…すごく自分を見せたがるし。友達が留学してた頃にも言ってたんですけど、女の子より前に立っちゃうとか自分を“カッコ良く見せたい感”が凄かったり…多分、国もあるんだろうけど…だからこっちで先生とレッスンしてた時は、先生が私の力で出来るようにサポートしてくれてたんだなっていうのをあっちに行って感じました。あっちの男の子は“俺がやる俺がやる”っていう感じでもうガンガン持ち上げてくれるしガツガツしてました。
-バリエーションは今回は何をやりましたか?
永田 バリエーションは「ローズアダージオの一幕のオーロラ」と「グラン・パ・クラシック」というバリエーションとあとは「ジュエルズのエメラルド」…これはオペラ座の演目だからやったんだろうなって思うんですけど。それと「ラ・ベール」のバリエーション。あとはそのレパートリーを受けてる全員でラ・バヤデールの影の王国のアダージオをなんか1列で出てくるやつを一杯いたからそれをやって、最後は「白鳥の2幕」のオデットのバリエーションもありました。
-永田さん的にこれは楽しかったなっていうのはどれですか?
永田 私はラ・ベールと…そうですねラ・ベールが楽しかった。多分これもパリオペの演目なのかなって思うんですけど…アンデオールしてこういう形が基本のはずなのに…結構インパッセとかでもあって、上体の使い方も本当にパリオペならではだし、すごく嫋やかで女性らしい振り付けで…日本のダンサーで踊ってるのはあまり見たことないなと思ったんですけど…よかったです。
-普段コンテンポラリーとかっていうのはされてるんですか?
永田 今年の発表会で初めてやったぐらいだったので、本当にもう初心者、超初心者です。
-キリアンを受けられてどうでしたか。
永田 楽しかったです。キリアンはすごく楽しくて一番楽しかったと思います。キリアンの先生だけが英語であとの先生方はフランス語で…実際に何言ってるか全然分らなかったのですけどキリアンの先生だけ英語だからニュアンスとかもちゃんと伝わってきて…すごく面白い先生だったし…あと向こうのクラシックとかでは全然“構わなくても立ってるだけ”で綺麗だけどキリアンになったらちょっと人間らしい身体つきの方がリアルだと思うし…あっちの子ってホントに振りを覚えないし音に合せないし先生の言うこと聞かないので…キリアンの時だけは日本人でも前に出ていって出来たので楽しかったです。
-キリアンのワークショップっていうよりはどちらかっていうとレパートリーを何か?
永田 そうですね、2曲。2個の作品を1部ずつ…27'52''とベラ・フィギュラの中から抜粋で1曲ずつやりました。
-赤いスカート履きましたか?
永田 スカート履かなかったですね。あれやってみたかったですね。あんなスカート。
-最終的にプレゼンテーションしましたか?
永田 そうですね、プレゼンテーションも3日目の夜にいきなり劇場に連れて行かれて…ただ学校の持ち物だったと思うんですけど、今日までやったことを舞台でやるみたいな。多分レッスン中に先生は言ってたんだと思うけどフランス語だったので何を言ってるのか全然分らなくて。でも奇跡的にその先生とその日の夜にすれ違って、「あなたこれからショーに行くの?」って言われて、「行きます」って言ったら、「じゃあ乗せて行くから乗りなさ~い」って言われて、その時キリアンの先生がいたから英語で教えてくれて、そのまま乗せられて行っていきなり舞台に立って…本当にハプニングでした。(笑)
あの時先生とすれ違がわなかったら私舞台に出られていなかったし…そのとき靴を持っていたのは奇跡的だったし…すごかったです。あれは奇跡でした。
-受講者はフランス人が多いんですか?
永田 そうですね、やっぱりフランス人が多かったのかな。スペイン人とウクライナ人がいたのは分ったんですけど。
-アジア人は?
永田 アジア人は私と日本人がもう一人居ただけで超アウェイでした…日本人が少なくてw
-今回キリアンが一番良かったっておっしゃってましたけど、やはり印象に残ってるっていうことはバレエよりもキリアンという感じですか。
永田 クラシックは言ってしまえば日本で聞いたことがあることを言われてるなっていう感じもあったし、朝からバリエーションまでずっとクラシックでやってると、キリアンも真新しくて面白いかなという思いが自分でもあるんですけど、こっちでコンテやる機会がなかったから斬新で良かったのかなっていう感じですね。
-鏡が稽古場に無かったと?
永田 無いです。体育館にリノリウム敷いただけの会場だったので。本当に体育館なんです…バスケットボールとかもそこら辺にあって、観客席があってそこに親御さんたちが見に来ている感じです。一部屋だけ鏡があるところがあったんですけど、それは下のクラスの子が使うところなので私達上級者のクラスのところには当然なかったです。
-普段鏡のあるところでお稽古されてると思うんですが、外されてお稽古されることに抵抗とかなかったですか?
永田 ありましたね、先生の動きと自分の動きがどう違うのかも分からないし(舞台に鏡はないですけど)。いきなり鏡なくされて発表会の練習とかだとそれだけで回れなくなったりとかするので、多分いつもよりすごくやりにくかったんだと思うんです。今日の自分のバランスとか確認する時にも「ああ今日は左肩上がってるなぁ」とか。だから「今日は左肩下げよう」とかそういう確認もできない。でも鏡があったらあったで先ず自分の体形を他の子たちと比べちゃうだろうし、その点では無くてよかったかなと思います。鏡が無いからよけいに自分で気を付けるし、無かったら無いでいい経験だったかなとは思う。鏡を見ることに甘えているんだなっていうことに気付きました。
-暑さとか大丈夫だったですか?
永田 向こうは気候が湿気もないしこんなに蒸し暑くならないので。多少酸素が薄いかなと思いましたけど、でも体育館のドアを開けて風通しをよくしていました。そんなに気温とか環境的なことで「えぇー」とは思わなかったです。日本のレッスンの方が汗かきます…湿気高いし湿度が高いし。向こうは快適でした。
-結構夜遅くに終わってという感じだと思うんですけど、レッスン以外の時間というのはどういうふうに過ごされていましたか?
永田 レッスン終わってから海に行ったりとかしてました。あっちは9時ぐらいまで明るくて全然“夜っぽく”ないので。レッスンも後半になるとキリアンとマランダの時間が入れ替わるんですけど、後半の日はキリアンが6時ぐらいに終わったからその後にビアリッツ海岸に行ったり、あと近所の(近所っていっても結構遠かったんですけど)大きなスーパーに行ったりとかして街を堪能してきました。
-ビアリッツの治安とか外観とか人々の感じとかはどうでしたか?
永田 ビアリッツも人はすごく良くって…。みんな本当に優しくって。街にははオシャレなお店が一杯ありますね(表参道なんてカスみたいな感じで)…本当に…本当に綺麗なんですよ。粗探ししようとしても見つからない…お店が本当に綺麗だし…。チョコレート屋さんとかパン屋さんとかカフェとか…写真も撮ったんです。ビアリッツは“栄えてる感じ”。季節的にも海に来てる人が一杯いるからだと思うけど、どのお店にも人が一杯いるし“賑わってる空間”ですね。
それと屋根の色がみんな同じですね。飛行機から見たとき屋根の色が全部同じでした。
-いいですねー。
永田 良かったです、綺麗で。
-パリとかヘルシンキとかの主要都市からちょっと離れてるじゃないですか。行くまでにちょっと時間がかかるなって思ったんですけど、実際行かれてみてその辺は気になったりしませんでしたか?
永田 いゃー全然。海外は初めてでパリとかもよく分らないから、他の所はどうなのかなとも思いましたけど…ビアリッツは東洋人が全然いないなって思いました。フランスの人が休暇を楽しみに来てるとか、スペインの人が来てるとかそういう感じです。
それとフランスではみんな車が道を譲ってくれます。止まって“行けよ”みたいな、バイクの人もみんな道譲ってくれます。一緒に留学してるもう一人の日本人の子は今ドイツに留学してるんですけど、ドイツはみんな結構“嫌な顔するよ”って言ってて…じゃあここは“いいとこ”なのかなって思いました。本当にみんな譲ってくれます…バイクの人とか優しくて感動しました。
-泊まってらっしゃるところからの移動っていうのは徒歩で?
永田 徒歩ですね。
-泊まっていたところは何処ですか?
永田 ユースホステルです。
-ユースホステル…どうでした?
永田 良かったです。想像よりも全然良くって綺麗だし、レセプションの人もふざけてだけど日本語とか話してくれて「ありがとうございます」とか言ってくれるし、私の拙い英語を一生懸命聞いてくれます。街の人もそうですけど拙い英語を一生懸命聞いてくれてちゃんと誠実に対応してくれるし良かったですね。食堂のオッチャンも面白くて良かったです。
-街のフランス人の方も英語を話してくれる?
永田 (基本)話してくれます。全然話せないオジチャンもいたんですけど「いやぁー わかんないよね」って言われちゃうこともありました。スーパーとかに行ってもレジのオネエサン、オバサンは全然英語しゃべってくれないけど、私の前に会計してた男の人が英語で説明してくれたりとかして、優しいなって思いました。
-スーパーに並んでるものとかは日本とは違うと思うんですけどどうですか?
永田 はい、サイズが大きい(笑)。肉とか写真撮っちゃったんです、“こぉ~んなの”だし…市場って感じです…フルーツとかも山積みだし野菜も山積みだし、水買おうと思ったら、150mlペットボトルなんて見かけないし、2リットルで一番小っちゃい。洗剤も大きいし。でも楽しかったですね。日本ほど潔癖じゃないじゃないけど…パッケージとか結構適当だし、簡易包装だし、これが海外のスーパーかなって感じです
-お食事とかはどうされてましたか?
永田 食事は朝、夜はユースホステルで出るので。昼はレッスン場近くにパン屋さんがあってそこで毎日買ってて、クレープ屋さんとかもあってそこでも買いました。
-パンとかクレープとかどうでした?
永田 “すごい”美味しかったです。パン屋さんはホント“外れなし!”って感じで全部美味しかったですよ。お店も綺麗だし…でも高いですね、キッシュこれくらいの1個で3ユーロぐらいするので。3ユーロっていったら500円弱ぐらい。でも美味しかったです。
-ご飯とかで合わないなとか、ちょっと抵抗あったりとかというのは特になかったですか?
永田 そうですね、寮の御飯で当たり外れがすごくてこれは“絶対に冷凍だな”みたいなやつとか、人参グラッセだったか…本当に“これは頂けないな”みたいなのがあったんですけど、でも基本的に味は良くて…今日の御飯は食べられないなって思ってもフランスパンがドサッて置いてあるので食べ物に困ることはなかったです。フランスパンさえ食べられれば。
-他に参加されてたフランスであったりウクライナの方とはお話ししててウクライナっていうことが分ったんでしょうか?
永田 そうですね。アダジオ組んだ男の子に何処から来たのって聞いたら、ウクライナって言っててその子の周りにいた女の子たちも多分ウクライナだと思うから…まあウクライナから来たのかって感じです。
-クラスの中でコミュニケーションは問題なかったですか?
永田 コミュニケーションは私があまりとろうと…出来なかったのかも知れないけど、街の人は優しいけど…バレエのクラスなので元々“きつい”し、目つきとかもフランス勢が“なんだよ東洋人が”みたいなセリフで来る…多分私の被害妄想なんですけど。(笑)
-そういうオーラを?
永田 そう、オーラを出してくる。私たちのホームだからみたいな感じで。多分その子たちは毎年来てるみたいなので。でも結構いいフランス人もいてその子は8年連続でビアリッツの講習会に来てるとか言ってて、そういう子は結構多いみたいでその生徒たちのことは先生も覚えてるし、明らかにこの生徒たちはこの講習会で“トップに君臨してるんだな”みたいな子が一派でいて、踊れる7人の男の子もその一派です。スクールで来てるのかビアリッツの子たちなのか分らないんですけど、そこだけすごくホーム感出してて…その他から来てる男の子たちはアダージオを踊れない子たちばっかりだから…友達の日本人がその一派の中の男の子(トップに君臨してる子)に“組んでもらえない?”って言ったらまわりの女の子の目が凄くて出来なかったんです(笑)…怖いんですよね。でもいいフランス人も居て暑いって扇いでたら一緒に扇いでくれるフランス人とかいて、なんかすごく優しい人もいたし…コミュニケーション?…フランス人同士でもあんまりとってなかったし、結構みんな個人で“やってる”感じです。
-グループもあり個人で参加されてる方もありと。80人いらっしゃいますから結構色んな方がいらっしゃいますよね?
永田 そうですね。
-先程フランス語がよく分らなかったっていうことをおっしゃってましたけどコミュニケーション以外に何か困ったことってございましたか?講習会だけでなく全体を通して。
永田 困ったこと・・・?
-乗り換えとか、“どうしよう”とか?
永田 あまり言葉以外に困ることは実際少なくて…洗濯機の使い方が分らなかったぐらいです。ユースホステルで洗濯機を使えるんですけど、一緒にいた女の子は海外に慣れてるからその子にいつも任せてたんですけど、その日はその子はレッスンに行ってて私はレッスンから帰ってきててっていう状態で、私一人でやらなきゃいけなくて…その洗濯機の開け方も分らないんですよね。
-横向きで回るやつですか?
永田 そう、先ずこの蓋を開けたいんだけど開け方が分らないんですよ。スイッチが何個かあるんですけどもうお金入れちゃってて…多分何か押したら回り始めちゃうだろうし…鍵マークがついてるボタンが1個あって…日本で鍵マークついてるボタンってあんまり押したらいけないじゃないですか。
-そうですね。
永田 ちょっとマズそうな感じがする…それではないなと思って。あとはスタートボタンちっくなやつと時間みたいなマークがついてるやつで、どっちだろうと思ってどっちも押したら回りだしちゃって…何も入ってないのに。ヤバイ!と思って全部押たらその鍵マークがオープンだったんですよね。それでひとしきり焦ってもう一回スタート押したらちゃんと動いてくれたので無事洗濯は出来たんですけどあれはかなり焦りましたね。そんな感じ…本当にダサイです。
-いやぁ、でも分らないですよね。
永田 分らなかったですね。これは押しちゃいけないとか思ったんですけど…それだったんです。先入観ですね
-講習会とホステルの道程は遠かったり近かったり?どうでしたか?
永田 すごく近かったと思います。歩いて10分しなかったという感じですね。坂道一本だから道もすごく分りやすいし。
-天候とかどうでした?
永田 天候はすごく良かったです。私たちがレッスンしている間の時間帯は暑いんだと思うんですけど、朝夜は全然涼しくて湿気もないし、夜窓を開けて寝たらほんとにクーラーいらないというか(クーラー無いんですけど)…すごく涼しくて過ごしやすかったです。雨も一回も降らなかったので、天候に恵まれていい天気の毎日でした。
-今回行かれてご自身で“変ったかな”って言えるところはありますか?
永田 今は実家暮らしだし一人で何かやることって意識しないとあんまりないので。だけど今回一人で初めて海外に行って、自分でやるしかないから…英語もよく分らないけど出来るだけの力を振り絞って伝えようとしてみたり…それでみんなも助けてくれたりして。無事その一週間弱を乗り切れたことはバレエじゃなくて“私、出来るかもしれない”って思いました。自信がついたと思います。
-今回の講習会で参加して良かったなって思った瞬間はありましたか?例えばレッスンやコミュニケーションを含め食べものでも何でも?
永田 そうですね、来て一番良かったなって思ったのは街の人と喋ってるときが一番良かったかな。これ伝わったかな?みたいな英語でも“オー!オブコース”とか言われるとすごく嬉しいですね。伝わってたし承諾された…お店の人や街の人と喋ってて…それでコミュニケーションがとれたっていうか最低ハードルを越えたときが一番嬉しかったですね。
バレエに関しては単純に喜べないっていうか、“でも私あれだしな”とか“まだこれ出来てないしな”とか色々考えちゃうから来て良かったって思わなかったですけど、それでもバレエに関していいなって思ったのは日本へ帰ってきて日本のレッスン受けてから“あぁ、ちょっと変わったな、私も”ってその時になって思ったんです。
向こうでいいなって思ったのは空港とか街とかですね?
-今回色々始めてのことを経験されて、今後留学をされたいなっていう方に何かアドバイスがあったら少しお願いします。
永田 最初は私も行くのをすごく渋ってたんですけど、でも行くお金と周りの支えがあるなら絶対行った方がいいと思う。不安なのはすごく不安だったんですけど…でもアンドビジョンの皆様には私の意味のわからない質問にもいちいち答えていただいて、すごいサポートをして下さったから…それでも不安は尽きなかったですけど、行ってみるまでは不安はなくならないものだから不安は置いといて取り敢えず行ってみたらいいです。上手くなるとかそういうのは自分次第ですけど、それ以外に得るものが絶対にあると思うので絶対に行ってみたらいいと思います。
-なるほど、行く前にこういったことをやっとけばよかったかなということはありますか?
永田 そうですね、簡単な会話ぐらいは覚えていった方がいいかもしれないです。行く土地に合せてやっとけばよかったのかなと。でも現地で喋ってるのを聞いたら分らないので聞くのは無理ですけど、自分から言えるようなことは何個か準備していった方がいいかなと思います。基本的なあいさつとかは覚えていった方がいいと思いました。
-今後永田さんの活動、もしくは進路としてはどういうふうなお考えですか? 冒頭に“教える”とかっていう話しがございましたけど。
永田 そうですね、今はバレエ講師目指して勉強させてもらっててスタジオでアシスタント講師してるんですけど、短大を卒業したら講師として雇ってもらうことになってるので講師になって…あとは私バレエ団を受けるのはもう諦めてたんですけど留学してみて受けるだけ受けてみてもいいのかなと思いました。“教え”は何歳からでも出来るけどダンサーとしての寿命は短いので…受けてどうなるか分らないけど…受けて受かったとしてもその団に入るか分らないんですけど経験としてオーディションは受けてみようかなと思ってます。
-それは国内ですか?
永田 国内です。外国はもう絶対に無理ですね。そこまでの勇気は出てこないです。
-外国でちょっと1年ぐらい生活してみようかな、なんていうことはないですか?
永田 そうですね、いやな話ですけど自分の講師としてのプロフィール欄に経験として書けることが欲しいので。…バレエ団に居たっていうのは多分スクール選ぶときとか先生選ぶときに素人の方々はそこを見て入るんだろうからそういう経験を持っておいてもいいのかなという決断が出来ました。
-国内でとおっしゃいましたけど海外のバレエ団を目指されない理由はなんでしょうか?
永田 それはもう単純に勇気がないというか…向こうで生活するとしたらお金もかかりますし、また、向こうでバレエ団に入ってガンガン踊りたいっていうことではないので。バレエ団に興味があるわけではなく…自分が躍るのもあんまり好きではない方なので“教え”を念頭に置いてやるんだったら日本国内のバレエ団も20いくつかありますので…。
-そうですか、是非頑張って下さい♪本日はお時間いただきどうもありがとうございます。

平井裕子さん/声楽/ニース夏期国際音楽アカデミー/フランス・ニース
平井裕子さん プロフィール明治大学文学部卒業。2009年東京ミュージック&メディアアーツ尚美(現:尚美ミュージックカレッジ)コンセルヴァトアールディプロマ科声楽専攻、2013年洗足...
音楽留学アンドビジョン【イギリス留学情報 vol.327. 2014-11-11 05:00:00】
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【1】ごあいさつ&ご案内
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様
こんにちは!アンドビジョンのです♪
11月11日ですね。今日は立ち飲みの日、鏡の日など、日本記念日協会認定の記念日が全部で30近くあるとか。
素敵な一日になりますように!
さて、今週もいろいろな情報をお伝えしていきます!!
まずは国内レッスン+オーディションのお知らせ。
◇パトリック・ジグマノフスキーピアノマスタークラス in Tokyo & パリ・エコールノルマル音楽院ピアノ科ジグマノフスキークラスオーディション
フランス流の洗練されたセンスを受け継ぎ、ドイツ流の演奏哲学を学んで、独自のスタイルを確立した先生です。
【マスタークラス日程】2014年12月18日(木)〜22日(月)
【オーディション日程】2014年12月23日(祝・火)
【場所】東京(音楽サロン)
*レッスン受講者で、かつ、エコールノルマル音楽院ジグマノフスキークラス希望者の方の限定オーディションです!
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/5726-patrick-zygmanowski-piano-masterclass-and-audition.html
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【2】 留学説明会情報
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下記の日程で国ごとの留学説明会を行っております!
各国の留学の一般的情報や手続きのタイミング、ビザ取得までの流れなど、
専門カウンセラーに聞くチャンスです♪
♪ドイツ留学説明会 11月12日(水)
♪アメリカ ロック/ポップス留学説明会 11月19日(水)19:00〜
♪ハンガリー留学 11月26日(水)19:00〜
♪フランス留学説明会 12月3日(水) 19:00〜
♪ドイツ留学説明会 12月10日(水) 19:00〜
♪バークリー音楽大学説明会 12月13日(土) *現地からアジア留学生担当者が来日!
♪スイス留学説明会 12月24日(水) 19:00〜
*スケジュールが合わない方は無料の個別カウンセリングもご利用下さい。
□■□■□■【名古屋・大阪】説明会も開催!!□■□■□■
【名古屋会場】
◆日時:1月10日(土)10〜20時予定
※完全予約制/個別相談会
◆会場
名古屋市中小企業振興会館 4階 会議室
〒464-0856 名古屋市千種区吹上二丁目6番3号
※地下鉄桜通線「吹上駅」下車徒歩5分程度
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【大阪会場】
◆日時:1月11日(日)10〜20時予定
※完全予約制/個別相談会
◆会場
ドーンセンター 4階 小会議室
〒540-0008 大阪市中央区大手前1丁目3番49号
※京阪「天満橋」駅より約350m
※地下鉄谷町線「天満橋」駅より約350m
※JR東西線「大阪城北詰」駅下車より約550m
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ご予約は こちらから またはお電話 03-3278-3450 まで
タイトルに 留学説明会/希望国 をご記入の上、
お名前、連絡先電話番号、メールアドレスをお知らせ下さい。
皆様のご予約お待ちしております。
説明会以外にも個別のカウンセリングも行っておりますので、お気軽にどうぞ。
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【3】 講習会情報
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今週は、イギリスの冬期&春期講習会情報をお届けします☆
◆アーディングリーピアノマスタークラス
スタインウェイアーティスト、アドルフォ・バラビーノの特別ピアノコース。
自然の美しいイギリス・サセックス州のカレッジで開催される講習会。世界に知られたショパン演奏家から、ニュアンスに溢れた「ベルベットのタッチ」 を学び取ろう。
【期間】2014年12月13日〜12月20日
※〆切:定員になり次第締め切り
●申込締切日以前でも、定員になり次第締め切らせていただきます。
http://www.andvision.net/program/course/winter-course/473-ardingly-piano-masterclass.html
◆英国王立音楽大学春期講習会
名門英国王立音楽大学(RCM)とアンドビジョンのコラボレーション。日本人限定の留学準備コースです。レッスンだけではなく学内見学や授業見学など留学の下見には最適です。
http://www.andvision.net/country/europe/uk/1427-royal-college-of-music-experience-course-for-japanese.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
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【4】学校情報
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学校情報もイギリスに特化しました☆
◆Royal Welsh College of Music & Drama
英国王立ウェールズ音楽大学
プロの演奏家を目指す学生のために、充実した施設と優れた講師陣による実践的・集中的な質の高い指導を提供しており、音楽以外の専攻でアクティングやステージマネージメント、シアターデザインがあるので各分野のコネクションを広げるにも非常に役立つ環境でしょう。
※〆切:学士コース:10月1日
修士コース/ポストグラジュエートディプロマ:10月1日(場合によってはローリングベース)
http://www.andvision.net/program/conservatory/605-royal-welsh-college-of-music-a-drama.html
◆Leeds College of Music
リーズ・カレッジ・オブ・ミュージック(リーズ音楽大学)
英国ジャズの伝統を守り、発展し続ける英国最大の総合音楽大学。
※〆切:学士、ファウンデーション・ディグリー:同年1月15日
http://www.andvision.net/program/conservatory/600-leeds-college-of-music.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
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【5】国内レッスン情報
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公開レッスン用のFaceBookページもあります!要チェック☆
https://www.facebook.com/masterclassjapan
☆今週のピックアップ☆
◆ コリン・ストーン/英国王立音楽院教授・王立ノーザン音楽大学教授/ピアノ公開レッスン
2015年4月11日(土)9:30-19:00(会場未定)
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/1023-colin-stone-piano-masterclass.html
そのほかにもたくさんの情報をご用意しております。詳しくはHPへ。
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan.html
“受講はまだ自信ない…” という方は聴講のみでもご参加いただけますよ。
当日は会場にアンドビジョンスタッフが待機しておりますので、
留学や受験に関する相談も随時受け付けます♪
早い段階で定員になることが予想されますので、お申し込みはお早めにどうぞ☆
◇◇◇◇語学レッスン◇◇◇
アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。先生はもちろん
各国のネイティブスピーカー。レッスン時間や内容は、すべてあなたに合わせて、
フレキシブルに更可能。ご自分にあったカリキュラムをリクエストできます!実際、
留学経験者の多くが、渡航前に準備すべきだったこととして、語学をあげられます。
100%音楽に集中するために、語学の準備はしっかりと!
http://www.andvision.net/program/language/1262-language-lesson-in-tokyo.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
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【6】特別プログラム情報
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◆アーロン・ショア/英国王立スコットランド音楽院教授/ピアノレッスン
演奏家として、研究者として、オーガナイザーとして、多彩に活動する英国王立スコットランド音楽院ピアノ科主任教授の、懐の広さがうれしい。
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program/70-aaron-shorr-piano-lesson.html
◆イゴール・ペトルシェフスキー/英国王立音楽院教授/ヴァイオリンレッスン
英国王立音楽院の、入学試験審査官を務める教授だ。チャイコフスキー・コンクールやパガニーニ国際コンクールの入賞者を育てた、ペトロシェヴスキー教授に習うロシア流奏法。
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program/73-igor-petrushevski-violin-lesson.html
上記以外にもさまざまな楽器でプログラムをご用意しています!目的に合わせて
フレキシブルなアレンジが可能ですので、詳しくはHPをご覧ください。
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program/
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
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【7】編集後記
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気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆
皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
そして、ご友人にも是非ご紹介ください!(゜▽゜)
メルマガ登録は、やメールアドレス変更は簡単に登録できます!!
HPから登録できるので、やってみてくださいね!
http://www.andvision.net/
それでは、また来週〜☆
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【8】次回予告
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次回のメルマガは、
11月18日(火)発行予定です。
お楽しみに!p(^^)q
音楽留学アンドビジョン【講習会最新情報&スペイン留学情報 vol.329. 2014-11-18 04:30:00】
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【1】ごあいさつ&ご案内
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様
こんにちは!アンドビジョンのです♪
お住まいの地域によっては、紅葉が見頃でしょうか?
冷え込む日が増えてきましたが、風邪等に気をつけて、レッスンにコンサートに頑張ってくださいね。
さて、今週もいろいろな情報をお伝えしていきます!!
ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【2】 留学説明会情報
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー
下記の日程で国ごとの留学説明会を行っております!
各国の留学の一般的情報や手続きのタイミング、ビザ取得までの流れなど、
専門カウンセラーに聞くチャンスです♪
♪アメリカ ロック/ポップス留学説明会 11月19日(水)19:00〜
♪ハンガリー/チェコ留学 11月26日(水)19:00〜
♪フランス留学説明会 12月3日(水) 19:00〜
♪ドイツ留学説明会 12月10日(水) 19:00〜
♪12月13日(土)バークリー音楽大学説明会 *現地からアジア留学生担当者が来日!
♪スイス留学説明会 12月24日(水) 19:00〜
□■□■□■【名古屋・大阪】説明会も開催!!□■□■□■
【名古屋会場】
◆日時:1月10日(土)10〜20時予定
※完全予約制/個別相談会
◆会場
名古屋市中小企業振興会館 4階 会議室
〒464-0856 名古屋市千種区吹上二丁目6番3号
※地下鉄桜通線「吹上駅」下車徒歩5分程度
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【大阪会場】
◆日時:1月11日(日)10〜20時予定
※完全予約制/個別相談会
◆会場
ドーンセンター 4階 小会議室
〒540-0008 大阪市中央区大手前1丁目3番49号
※京阪「天満橋」駅より約350m
※地下鉄谷町線「天満橋」駅より約350m
※JR東西線「大阪城北詰」駅下車より約550m
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説明会以外にも個別のカウンセリングも行っておりますので、お気軽にどうぞ。
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【3】 講習会情報
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今週は、最新の冬期&春期講習会情報をまとめてお届けします☆
◆アカロアマスタークラス
夏のニュージーランドの大自然に抱かれた人気リゾート地で、心おおらかに学ぶ講習会です。
【期間】マスタークラス・ワークショップ:2015年1月9日〜1月21日
音楽祭:2015年1月9日〜1月25日
※楽器によって期間は異なります。
※〆切:2014年11月30日
http://www.andvision.net/program/course/winter-course/1166-akaroa-summer-festival.html
◆パリ国際音楽アカデミー冬期講習会
パリ国立高等音楽院やエコールノルマル音楽院などの著名教授陣や現役音楽家から指導を受けられるチャンスです。
【期間】2015年2月14日〜2月21日
※専攻によっては2日間の集中コースもございます。詳細はアンドビジョンカウンセラーまでお問合せください。
※〆切:定員になるまで。
http://www.andvision.net/program/course/winter-course/5969-academies-dhiver-du-grand-paris.html
◆ウィーン冬期音楽講習会/Vienna Winter Master class
クリスマスからニューイヤーに向けて、素敵にわき立つウィーンの街で、最高峰の名門ウィーン国立音楽大学の教授陣中心の講習会が開かれます。
【期間】2014年12月27日(土)〜2015年1月3日(土)
※〆切:2014年11月25日
http://www.andvision.net/program/course/winter-course/1181-vienna-winter-master-class.html
◆ウィーン国際音楽ゼミナール春期講習会
ウィーン国立音楽大学内で行なわれる、ピアノ、ヴァイオリン、フルート、クラリネット、サクソフォン、声楽の講習会です。
【期間】2015年2月16日〜2月25日
※〆切:2015年1月11日
http://www.andvision.net/program/course/spring-course/1165-wiener-musikseminar-winter.html
◆ウィーン春期音楽講習会
ウィーンへの留学前の入試対策や、コンクールやコンサート、または本場の音楽によるレベルアップをご希望の方のための講習会を開催します。
【期間】2015年3月1日(日)〜3月7日(土)
※講習会期間前後の延長が可能です。
※〆切:2015年1月26日
http://www.andvision.net/program/course/spring-course/1164-vienna-master-class-in-spring.html
◆モスクワ音楽院冬期講習会
クラシック音楽のあらゆる科目を網羅して、国立モスクワ音楽院の教授たちが開く一週間の講習会。
第一期:2015年1月25日-1月31日
第二期:2015年2月1日-2月7日
※〆切:2014年12月20日
http://www.andvision.net/program/course/winter-course/1163-moscow-p-i-tchaikovsky-conservatory-international-winter-school.html
◆サンクトペテルブルグオーケストラ指揮マスタークラス
世界で通用するロシア流指揮スキルを身に付け、さらなる経験を得たい方、必見です。
冬期:2015年1月13日〜1月18日
春期:2015年4月1日〜4月8日
※〆切:定員になるまで。
http://www.andvision.net/program/course/winter-course/1170-international-masterclass-in-orchestral-conducting.html
◆ハウス・マルトー・マスタークラス
ドイツの音楽大学教授を中心に、各種マスタークラスが通年開催。自分の目的に合わせて選ぼう!
2014年9月1日〜2015年7月31日
※各コースによって日時が異なるため、詳細は弊社ホームページをご覧ください。
※〆切:講習会開催の3週間前まで
http://www.andvision.net/program/course/winter-course/6395-haus-marteau-masterclasses.html
◆タチアナ・マスレンコ国際ヴィオラマスタークラス
CDなどで日本でもお馴染みの世界的ヴィオラ・ソリスト、タチアナ・マスレンコの講座が、ドイツ・ライプツィヒ音楽大学で開かれます。
【期間】2015年2月8日〜2月13日
※〆切:2015年1月20日
http://www.andvision.net/genre/classical/1168-international-masterclass-for-viola-with-tatjana-masurenko.html
◆英国王立音楽大学春期講習会
名門英国王立音楽大学(RCM)とアンドビジョンのコラボレーション。日本人限定の留学準備コースです。
【期間】2015年3月2日〜3月6日
※〆切:2015年1月31日
http://www.andvision.net/program/course/spring-course/1427-royal-college-of-music-experience-course-for-japanese.html
◆コレクティブ講習会
N.Y.の人気校が開催する講習会。講師陣にはグラミー賞受賞アーティストも。
【期間】2014年12月1日-12月19日(2015年の日程は下記リンクをご参照ください)
※〆切:定員になるまで
http://www.andvision.net/program/course/winter-course/472-the-collective.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
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【4】学校情報
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学校情報はスペインに特化しました☆
◆カタルーニャ高等音楽院(Escola Superior de Musica de Catalunya, ESMUC)
カタルーニャ州で唯一、音楽の学位が取れる公立の大学。歴史は浅いものの、著名な教授陣を揃え、ジャンルや専攻楽器を超えての学生間の交流が魅力です。
※〆切:最新の情報はアンドビジョンカウンセラーまでお問い合わせください。
http://www.andvision.net/program/conservatory/942-escola-superior-de-musica-de-catalunya-esmuc.html
カタルーニャ高等音楽院教授の特別声楽公開レッスンを予定しております♪
◆ミレイア・ピント/スペイン・カタルーニャ高等音楽院教授/声楽公開レッスン
公開レッスンで実力が認められた方はカタルーニャ高等音楽院修士課程に入学できるチャンスが!!
【日時】2015年3月28日(土)
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/6321-mireia-pinto-vocal-masterclass.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
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【5】国内レッスン情報
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公開レッスン用のFaceBookページもあります!要チェック☆
https://www.facebook.com/masterclassjapan
☆今週のピックアップ☆
◇パトリック・ジグマノフスキーピアノマスタークラス in Tokyo & パリ・エコールノルマル音楽院ピアノ科ジグマノフスキークラスオーディション
フランス流の洗練されたセンスを受け継ぎ、ドイツ流の演奏哲学を学んで、独自のスタイルを確立した先生です。
【マスタークラス日程】2014年12月18日(木)〜22日(月)
【オーディション日程】2014年12月23日(祝・火)
【場所】東京(音楽サロン)
*レッスン受講者で、かつ、エコールノルマル音楽院ジグマノフスキークラス希望者の方の限定オーディションです!
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/5726-patrick-zygmanowski-piano-masterclass-and-audition.html
そのほかにもたくさんの情報をご用意しております。詳しくはHPへ。
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan.html
“受講はまだ自信ない…” という方は聴講のみでもご参加いただけますよ。
当日は会場にアンドビジョンスタッフが待機しておりますので、
留学や受験に関する相談も随時受け付けます♪
早い段階で定員になることが予想されますので、お申し込みはお早めにどうぞ☆
◇◇◇◇語学レッスン◇◇◇
アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。先生はもちろん
各国のネイティブスピーカー。レッスン時間や内容は、すべてあなたに合わせて、
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資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
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までご連絡ください!
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【6】特別プログラム情報
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◆ホアキン・ソリアーノ/マドリード王立音楽院元教授/ピアノレッスン
世界的コンクールの審査員を務めるソリアーノの、究極のレッスン
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program/private-lesson/210-joaquin-soriano-piano-lesson.html
◆ウタ・ヴェヤント/マドリッド王立音楽院・カステリョン高等音楽院教授/ピアノレッスン
ホセ・イトゥルビ国際コンクールで優勝し、ファリャのピアノソロ全曲集で高い評価を得る、マドリッド王立音楽院教授。
http://www.andvision.net/major/289-uta-weyand-piano-lesson.html
上記以外にもさまざまな楽器でプログラムをご用意しています!目的に合わせて
フレキシブルなアレンジが可能ですので、詳しくはHPをご覧ください。
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program.html
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【7】編集後記
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気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆
皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
そして、ご友人にも是非ご紹介ください!(゜▽゜)
メルマガ登録は、やメールアドレス変更は簡単に登録できます!!
HPから登録できるので、やってみてくださいね!
http://www.andvision.net/
それでは、また来週〜☆
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【8】次回予告
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次回のメルマガは、
11月25日(火)発行予定です。
お楽しみに!p(^^)q
音楽留学アンドビジョン【締切間近!講習会特集&ヨーロッパ留学 vol.330. 2014-11-25 04:00:00】
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【1】ごあいさつ&ご案内
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様
こんにちは!アンドビジョンのです♪
11月も最後の週となってしまいました。毎日冷え込み、
暖かくして過ごしたい日々ですが、今年も残すところわずか、やり残したこと
はありませんか?海外で過ごす冬休みなどいかがでしょうか?
さて、今週もいろいろな情報をお伝えしていきます!!
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【2】 留学説明会情報
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下記の日程で国ごとの留学説明会を行っております!
各国の留学の一般的情報や手続きのタイミング、ビザ取得までの流れなど、
専門カウンセラーに聞くチャンスです♪
♪ハンガリー留学 11月26日(水)19:00〜
♪フランス留学説明会 12月3日(水) 19:00〜
♪ドイツ留学説明会 12月10日(水) 19:00〜
♪バークリー音楽大学説明会 12月13日(土)13:00~
*現地からアジア留学生担当者が来日!
♪スイス留学説明会 12月24日(水) 19:00〜
*スケジュールが合わない方は無料の個別カウンセリングもご利用下さい。
□■□■□■【名古屋・大阪】説明会も開催!!□■□■□■
【名古屋会場】
◆日時:1月10日(土)10〜20時予定
※完全予約制/個別相談会
◆会場
名古屋市中小企業振興会館 4階 会議室
〒464-0856 名古屋市千種区吹上二丁目6番3号
※地下鉄桜通線「吹上駅」下車徒歩5分程度
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【大阪会場】
◆日時:1月11日(日)10〜20時予定
※完全予約制/個別相談会
◆会場
ドーンセンター 4階 小会議室
〒540-0008 大阪市中央区大手前1丁目3番49号
※京阪「天満橋」駅より約350m
※地下鉄谷町線「天満橋」駅より約350m
※JR東西線「大阪城北詰」駅下車より約550m
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説明会以外にも個別のカウンセリングも行っておりますので、お気軽にどうぞ。
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【3】 講習会情報
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今週は、冬期の講習会情報をお届けします☆
◆ ウィーン冬期音楽講習会/Vienna Winter Master class
クリスマスからニューイヤーに向けて、素敵にわき立つウィーンの街で、最高峰の名門ウィーン国立音楽大学の教授陣中心のピアノ、ヴァイオリン、フルート/ピッコロ、声楽、ピアノ伴奏の講習会が開かれます。
【期間】2014年12月27日〜2015年1月3日
【締切】2014年11月25日
◆アカロアマスタークラス
ニュージーランドの美しい海辺の町、アカロアで開かれる、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、青少年のための弦楽器ワークショップ、ギター、クラリネット、リコーダー、ファゴットのマスタークラスと室内楽の講習会です。
【期間】
マスタークラス・ワークショップ:2015年1月9日〜1月21日
音楽祭:2015年1月9日〜1月25日
【締切】2014年11月30日
◆シュレースヴィッヒ・ホルシュタイン音楽祭オーケストラアカデミー
巨匠バーンスタインが創設したアカデミーで学ぶ、オーケストラプレイ。
【期間】2015年7月6日〜8月27日
【オーディション申し込み締切】2014年11月28日
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【4】学校情報
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学校情報はイギリスに特化しました☆
◆ユニバーシティ・オブ・ウェスト・ロンドン/University of West London
アカデミックな雰囲気の総合大学に属する最先端の音楽学校で、音楽業界に直結したスキルを磨こう。オールジャンルのハイレベルな専門コースがうれしい。
http://www.andvision.net/program/conservatory/609-university-of-west-london.html
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【5】国内レッスン情報
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公開レッスン用のFaceBookページもあります!要チェック☆
https://www.facebook.com/masterclassjapan
☆今週のピックアップ☆
◆ パトリック・ジグマノフスキーピアノマスタークラス in Tokyo & パリ・エコールノルマル音楽院ピアノ科ジグマノフスキークラスオーディション
(2015年秋入学入試)
【マスタークラス日程】2014年12月18日(木)〜22日(月)
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/5726-patrick-zygmanowski-piano-masterclass-and-audition.html
そのほかにもたくさんの情報をご用意しております。詳しくはHPへ。
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan.html
“受講はまだ自信ない…” という方は聴講のみでもご参加いただけますよ。
当日は会場にアンドビジョンスタッフが待機しておりますので、
留学や受験に関する相談も随時受け付けます♪
早い段階で定員になることが予想されますので、お申し込みはお早めにどうぞ☆
◇◇◇◇語学レッスン◇◇◇
アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。先生はもちろん
各国のネイティブスピーカー。レッスン時間や内容は、すべてあなたに合わせて、
フレキシブルに更可能。ご自分にあったカリキュラムをリクエストできます!実際、
留学経験者の多くが、渡航前に準備すべきだったこととして、語学をあげられます。
100%音楽に集中するために、語学の準備はしっかりと!
http://www.andvision.net/program/language/1262-language-lesson-in-tokyo.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
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【6】特別プログラム情報
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◆ フォルカー・バンフィールド/ハンブルグ音楽大学元副校長/ピアノレッスン
コンサートはもちろん、CDでも大活躍して来たフォルカー・バンフィールド教授。プライベートで教わるチャンスが到来
http://www.andvision.net/major/290-volker-banfield-piano-lesson.html
上記以外にもさまざまな楽器でプログラムをご用意しています!目的に合わせて
フレキシブルなアレンジが可能ですので、詳しくはHPをご覧ください。
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
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【7】編集後記
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気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆
皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪
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それでは、また来週〜☆
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【8】次回予告
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次回のメルマガは、
12月2日(火)発行予定です。
お楽しみに!p(^^)q