帰国

世界のライバルや音楽家審査員、海外のコンクールフリークと出会い、活気あふれるコンクールを経験すれば、受賞の有無に関わらず、きっと勇気と自信を得ることでしょう。さらなるステップアップへの気力が、あなたの人間性と音楽を広げます。 アンドビジョンのサポートサービスをご覧ください。
海外国際音楽コンクールサポートサービス

現代留学事情

〈音楽留学〉という言葉から何を思い浮かべますか? 1年以上の長期に渡り、学位取得やプロを目指し海外の音楽大学や音楽院で外国人の友人と共に勉強する姿、でしょうか? もちろんその〈留学...

長期音楽留学の国別特徴

今回は大学や音楽院(長期留学)に行く場合の国別特徴についてご紹介いたします。とはいえ、もっとも大切なのは国や学校を問わず「自分にあった先生を見つける」の一言に尽きるので、あくまでも...

いざ留学! その前に(1)

「留学しよう」と思ってはみたものの、何から手をつけたらいいのかわからない……。留学自体の基本プランが しっかりしていないと、現地に行ってから後悔してしまいます。そこで今回は音楽留学...

いざ留学! その前に(2)

留学を考える上で重要なことは、何といってもあなたの音楽をさらに伸ばしてくれる先生との相性です。でもい ざ「留学をするぞ!」というときに具体的なプランニングの重要項目となるのは、「予...

現地に到着してからの生活

受験にも合格し、あこがれの海外生活! 海外でのコンサートや一流オーケストラの演奏を聞いたり、日本とは違う町並みを楽しんだりなど、留学生活はわくわくすることでいっぱいです。でもその前...

留学に必要なものは本当は何か?

「キミの音楽は海外で伸びる」最終回。今回は、実際に留学する際に、必要なことをすでに短期、長期留学した方々の実際の意見を紹介しつつ、読者の皆様にもご自分で考えていただければと思います...

挑戦する5つの理由

アンドビジョンが、あなたのコンクール出場を全力でサポートするのには理由があります。海外のコンクールはひとりひとりの音楽家としての芽を大きく育ててくれる場であり、海外でこそ光り輝く人もいることを、私たちは信じているからです。
世界で花開かせる個性  海外のコンクールでは、技術面も大切ですがそれ以上に、個々のパーソナリティの輝く演奏を求められます。「先生がこう言ったから」ではなく、「あなたはどう弾きたいのか」を正面から問われる。これから先、ひとりの音楽家として生きていくには、常に自分自身で音楽と向き合い、対峙していかなければなりません。揺るがない音楽の軸を持ち、自分らしさを追求していく場としての、海外のコンクール。眠っていた個性を大きく花開かせるチャンスです。
世界で知る自分の立ち位置  世界を知ることは、自分を知ること。海外のコンクールは、世界における今の自分の立ち位置を確認できる良きバロメーターです。国内とは言葉も環境もまるで異なる海外で、時には予期せぬ事態に遭遇しながらも、自分の演奏に精一杯集中する。それは結果的に厳しい現実を、一見、手の届きそうにない世界の標準を、目の当たりにするものであるかもしれません。しかしその一方で、思いのほか高評価な自分に、はたと気づく瞬間でもあるのです。
世界でつながるネットワーク  海外のコンクールには、世界中から同じように音楽を志す若者たちが集まってきます。ほとんどの場合、審査は一般公開されるため、ヨーロッパなど音楽が暮らしに根づいている土地では、音楽好きな地元の人びとが熱心な聴衆となって、コンクールを盛り上げます。反応も実にダイレクト。演奏を聴いてよかったと思えば素直に、拍手や激励の言葉が飛び交います。一方審査員の先生方も、時には聴衆の一員になったかのように楽しむ姿勢を見せ、結果発表時には鋭くも温かなアドバイスをくれます。日本にいては出会えない人と出会える。海外のコンクールは、一生の出会いを演出します。
世界で見つける次の目標  海外のコンクールを機に進むべき方向性が定まり、曖昧だった自分の将来像がはっきり見えてきたと、多くのコンクール出場経験者は語ります。それは、審査員の先生方からの親身なアドバイスのおかげだったり、参加者同士が良きライバルとして互いに刺激しあった結果だったりもしますが、加えてたとえ短期間でも、海外という非日常の空間に身を置いたことがもたらす、心情の変化であるようにも思えます。日常に埋もれてしまいがちな夢や目標。ぜひもう一度、掘り起こしてください。
世界で広がる活躍の場  芸術の世界であっても、コンクールが勝負の場であることはやはり、否定できません。入賞や優勝という「結果」を引き寄せるためには、運や巡り合わせまでをも味方につけなくてはならないでしょう。結果如何によっては、国内外での演奏の機会が増えたりするのもまた、事実です。優勝して、大勢の人の心に自分という存在の足跡を残す。もちろん、参加するにはみなさんそこをめざすわけですが、優勝できなくても、たった一握りでも相手の記憶に残る演奏をすることが、まずは第一歩ではないかと考えます。その初めの一歩が、いずれは世界に広がる活躍の場へとつながっていると感じられたなら、あなたの音楽家としての未来はきっと、明るいはずです。

コンクールの選び方

 星の数ほどある海外のコンクール。その中で、自分に合ったコンクールを選ぶためのコツを、いくつかご紹介します。
プログラムで選ぶ  当然ながら、一番重要なのはプログラムだと、出場経験者たちは口を揃えて言います。プログラム規定は原則、各コンクール要項に記載されています。今自分が勉強している曲が生かせるか、これから広げていきたいと思うレパートリーのものがあるか、自分自身の音楽性や感性に合うかどうかなど、検討する要素はたくさん。要項をきちんと読み込み、何か不明な点がある場合には、コンクール事務局に納得するまで問い合わせることが大切です。わずかでも規定に合わない曲を選んでしまうと、それだけで失格となってしまいますので、曲選びは慎重に。
 また、同じ曲でも楽譜のエディション(版)によって奏法に違いが出たり、ショパンコンクールのように、中にはコンテスタントが使用すべきエディションを指定している場合もあります。要項の記載をよく確認した上で、楽譜は信頼できるエディションを選びましょう。
日程で選ぶ  プログラム同様、慎重に検討すべきは日程の問題です。コンクールの日程と、それからコンクールまでの準備期間がどれくらいあるかを見据え、学生の身であるならば学業との関連を、社会人であるならばその時々の仕事状況と照らし合わせて考える必要があります。さまざまな事情で止むなく出場を見合わせる場合には、次回の開催がいつになるのかを把握しておくと安心です。
年齢制限で選ぶ  興味のあるコンクールが複数あってそれぞれに日程が重なっていたり、似通った時期におこなわれたりする場合にかならず確認しなければならないのは、各コンクールが定めている年齢制限。次回開催時には、年齢制限に引っかかって出場できないなんてことが、実際に起こり得る可能性があるからです。どのコンクールを優先するのか、まずは長期的な見通しを立てましょう。
審査方法や審査員の顔ぶれで選ぶ  コンクールによって審査方法や審査の基準、審査員の顔ぶれは異なります。自分が納得できる、あるいは共感できる審査の仕方をしてくれるのかどうか、また審査団の中に、特に自分の演奏を聴いてもらいたいと思う先生がいるか、一国でなく複数の国から招聘されたインターナショナルな審査団であるかなども、受けるか受けないかを決める際の要因のひとつです。
第三者に相談する  最後に、どうしても迷ったときには思い切って、私たちのような第三者に相談してみませんか? アンドビジョンでは、個別カウンセリングを通して、海外のコンクール出場に向けたプランニングとコンサルティングをおこなっています。錯綜する情報の数々に惑わされないために、そして何より、自分の演奏に100%集中できる環境づくりのために、プロの手を借りることをぜひ、ご検討ください。

審査の流れ

審査方法や審査の基準については、コンクールによりそれぞれ違いがあるものの、一次審査→二次審査→セミファイナル→ファイナル→結果発表→入賞者記念ガラコンサートという審査の大まかな流れは、基本的に変わりありません。 審査  予備審査として事前にDVDやCDによる録音審査を実施するコンクールと、一次審査の段階からすべて現地でおこなわれるコンクールとがあります。どちらの場合も審査は一般公開され、会場には地元の音楽ファンの姿がしばしば見受けられます。また近年では、コンクールの模様をインターネット配信するところも増えています。
プログラム  バロック、古典派、ロマン派、近現代と時代別もしくは作曲家別に指定された曲群の中から数曲ずつ、好きなものを選んでプログラムを組み立てるのが一般的です。30〜40分のリサイタル形式で演奏することもあれば、楽章や演奏箇所をその場で指示され、曲の一部のみを披露することもあります。繰り返しの規定などの詳細は、各コンクールの要項を見て確認してください。大きなコンクールのファイナルともなれば、オーケストラとの共演でコンチェルトを演奏することが多く、さながら本物のコンサートのような熱気と雰囲気に包まれます。
順位  何位までを受賞者もしくは入賞者とするかは、コンクールによって異なります。通常は1位、2位、3位を受賞者として表彰し、以下4位から10位くらいまでを入賞者とします。しかし状況によりけりで、「該当者なし」と言って1位や2位を出さないことも珍しくありません。そのほかに審査員特別賞や時代別楽曲の演奏最優秀賞、聴衆賞、主催者賞など、各種の賞が別途設けられています。
賞金と副賞  数万円から数百万円までとその金額には幅がありますが、賞金は現地の通貨あるいはドル建てで授与されます。と同時に、ベーゼンドルファーのグランドピアノや留学スカラシップ、世界各地へのコンサートツアー契約、場合によってはCDデビューが約束されるなど、魅力あるさまざまな副賞が用意されています。
入賞者記念ガラコンサート  コンクール入賞者は、審査に続いておこなわれる入賞者記念ガラコンサートに出場できます。ガラコンサートの模様は、コンクール審査同様、世界中にネット配信されたり、地元のテレビやラジオの中継が入ったり、新聞や雑誌などで大きく取りあげられたりします。自分の存在を全世界にアピールするにはまさしく、これ以上ないチャンスと言えるでしょう。

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