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Hさん/ウィーン国際音楽ゼミナール
Hさん プロフィール―簡単な自己紹介と現在までの音楽歴を教えてください。
H様:現在高校2年生で、去年の4月から音楽高校に通っています。3歳からヴァイオリンを始めました。...

アンドリュース瑚彩さん/青少年のためのシュリッツピアノ夏期講習会 ピアノと語学レッスンコース
アンドリュース瑚彩さん/青少年のためのシュリッツピアノ夏期講習会 ピアノと語学レッスンコース プロフィール6歳よりピアノを始める。
ジュニアオーケストラのチェコ公演、ルーマニア公...
山本 晃代さん/ロンドン・スタジオ・センター・サマーコース
3歳からクラッシックバレエを始めました。ピアノやその他の習い事もしました
が、バレエが最も好きでした。
当時週2~3回くらいでレッスンに通っていました。
しかし、小学5、6年の2年間、中学受験の為、お休みしました。
中1の4月から再開・・・、2年間のブランクはとても大きく、一時はこのまま辞
めてしまうかと思いましたが、
バレエが好きであるという気持ちは変わることなく、又、現在のスタジオの先生
方はじめ周囲の環境にも恵まれ、現在は、学業と両立しながら、
4〜5回/週で、精進しております。中3の時には、オーディションを受けて、セ
ントラルバレエスク-ル(ロンドン)に夏季短期留学しました。
-簡単なプロフィール、経歴を教えていただけますか?
山本様:3歳からバレエをやっていて、受験のために小学校5、6年で1回バレエはやめて、中学生になってまた始まって、今4年間続けてやっています。
-バレエ以外の踊りのご経験はございますか?
山本様:バレエ以外は、ほとんど手をつけたことがなくて。ジャズとかも、バレエの先生がたまにジャズをやるからちょっとやる、というぐらいで、基本的にずっとバレエという感じです。
-今回英語の語学コースとミュージカルのコースに参加されたんですが、いつ頃から海外を意識されるようになりましたか?
山本様:小学5年生のとき、ワン・ダイレクションが好きになって、そこからすごく海外が好きになって、海外に目を向けるようになって、去年セントラルのサマーに参加して、今年はどうしようかなと迷っていたんですけど、海外で出会いを見つけて視野を広げたいなと思って、自分がいろいろ調べて問い合わせをしていたら、いつの間にか留学していました。
-今回1週間語学のコースに参加されて、場所がブライトンという避暑地だったと思うんですが、実際に参加されてみていかがでしたか?
山本様:すごく充実していた1週間だったと思います。最初は、日本人は私しかいなくて、イタリア人とかフランス人とかばかりで、母国語が使えないことにすごく寂しさというか孤独感を抱いていたんですけど、アクティビティとかもあったし、そういうのでより仲良くなれて、同じ年代というか、ジュニアコースに参加している子は結構仲良くなれたのと、あと、一番仲良くなれた子はフランス人の男の子で、その子はなんで仲良くなれたかというと、最初の日に、お庭があるんですけど、ニュー・スチューデントはテストがあるからそこで待っていてください、って、そこで待っていて、いろいろ、携帯いじってたり、説明書読んだりしていたら、その子が座ってきて、何て名前なの?とかいろいろ話していたら、その子はすごく日本が好きみたいな感じになって。で、その子は18歳のだし、全然ジュニアコースじゃないけど、その子が一番最初の出会いで。それで、ジュニアコースじゃなかったから、ちょっとの休み時間しか話す機会はなかったんだけど、最終日になぜかすごく接近できて。一緒にビーチ行ったりして。そしたら、その子はゲイだったようで、でもそれを触れたことで、私はそれを聞いたのは初めてだったし、その子のおかげで視野は広げられたし、それ以外にも文化の交流もできたし、逆に改めて日本のことを知れたり。日本って愛されている国なんだな、とすごく思えたし、その子、ゲイだったっていうのはかなりのショックだったけれど、その子と話したことで自分の視野が広がったので、充実していた1週間だったと思います。
-ブライトンでは具体的にどんなタイムスケジュールで過ごしていましたか?
山本様:大体私は朝7時ぐらいに起きて、8時ぐらいに朝食だよ、って呼ばれて、一緒のホストシスター、ブラザーも同じ学校だったから、8時20分ぐらいに家を出て、学校に8時50分ぐらいに着いて、9時から授業が始まって、10時50分ぐらいまで1回レッスンがあって、11時15分まで休憩があって、そこでお昼の注文に行って、また11時15分から1時近くまでレッスンがあって、お昼を食べて、その後にアクティビティをしました。
-ホストブラザー、ホストシスターも一緒の学校ということは、何人の方と一緒だったんですか?
山本様:二人ともイタリア人で、二人はいとこ同士でした。
-語学学校は1クラス何人いらっしゃいましたか?
山本様:10人から15人ぐらいは。私のクラスは16人ぐらいいたと思います。
-英語のレベル的にはどうでしたか?
山本様:私、日本で英検2級を持っていて、海外のレベルで見たらB1ってなっていて、私はちょうどそのレベルのクラスに入ったので、レベル的にはほどよいという感じだったんですけど、イタリア人が4人、トルコ人が6人、スペイン人2人、日本人私だけだったから、トルコ人とかがすごく母国語をしゃべっていて、それが、ちょっとなあ、と思ってしまった部分はあったけれども、授業はよかったのかな。でも1週間だったから、あまりそれから得たというよりかは、普段の会話から徐々に英語能力も、会話力もアップしていったというほうが大きいかもしれないです。
-アクティビティはどんなことをしましたか?
山本様:初日はブライトンの観光に行って、2日目はボウリングして、3日目が、何て説明すればいいかわからないけど、自由と言うか、3チームに分かれて、銃のようなものを持って、それは別に危ない銃じゃなくて、そこから出る光がほかの対抗しているチームの背中とかに当たったら減点、といったようなゲームをやったり、その次の日は、体を動かしてスポーツをやったり、最終日はピクニックに行ったりしました。
-今度はミュージカルシアターコースのお話をお伺いしたいと思うんですが、参加されてみていかがでしたか?
山本様:やっぱり私はバレエなんだな、と思いました。
-ちょっとミュージカル色が強かったですかね?
山本様:結構強かったと思いますね。ドラマの先生が個性が強くて。それに私はついていけなかったかも。
-ミュージカルコースはどういった流れで1日を過ごされましたか?
山本様:語学学校と同じぐらいに、7時ぐらいに起きて、朝食べて、9時半から授業だったので、8時半ぐらいに家を出て、9時半から11時ぐらいまで、1時間半の練習で、15分休み、11時15分から12時半までまたレッスン。で、12時半から1時半ぐらいまでお休みで、あとは1時半から1時間半で、また十五分休み、1時間15分という感じで、4時半に終わる感じでした。
-ミュージカルの作品とか、いろいろなレッスンがあったと思うんですが、一番印象的だったレッスンは何ですか?
山本様:どれも全部自分には始めてだったから、どれも印象に残っているかもしれないです。ただ、バレエをやっていたから、楽しかったというか、バレエをやっていればなんでもできるんだな、と思っちゃいました。
-今回はキンキーブーツでしたっけ?
山本様:そうです。
-レパートリーとしてはどうでしたか?
山本様:楽しかったけど、もうちょっと踊りたかったです。キンキーブーツの最後のレイズー・ユー・アップの部分、あれをやったんですけど、あまりあれって踊らないじゃないですか。それがちょっと物足りなく感じて。去年はセントラでキャッツやったんですけど、それをやっていたから、それのイメージを思い浮かべていたんですけど、今回はあまり踊らなかったから、それが物足りなさを感じちゃったなと。
-歌とかお芝居のお稽古はいかがでしたか?
山本様:英語が本当にわからなかったです。ホストマザーとか友達のは割とわかったけど、急に人種変わったかのようにわからなくなって。
-今年のミュージカルシアターコースは何人ぐらい参加されていましたか?
山本様:結構少なかったです。最初10人だったのに、次の日から2人減って。だから結局8人ぐらいで。
-みんなイギリス人ですか?
山本様:イギリス人と、あと1人51歳の日本人の方がいました。
-もちろんイギリスの子たちは問題なく英語で対応できると思うんですけど、そこでコミュニケーションがあったりとか、お話とかされましたか?
山本様:ほんのちょっとだけはしたんですけど、でもブライトンのほうが正直充実していたかな。みんな留学生だし、英語話したいという思いがあるし。もちろん楽しくて、発見もあったけれども、ブライトンの語学学校のほうがよかったかなと。ホストファミリーもブライトンのほうがよかったです。
-ホストファミリーはブライトンのほうがよかったとおっしゃっていましたが、具体的にはどんなところでいいなと感じましたか?
山本様:必ず夕食は6時半ってなって、絶対みんなで集まって食べるし、食事もおいしいし、見るからに雰囲気が良さそうというか。ベットとか部屋もそっちのほうが良かったし、日本のようにシャワールーム、バスルームで一つのルーム、トイレって分かれていたのが、日本人としては過ごしやすいのかなと。
-ロンドンのほうは分かれてなかったですか?
山本様:分かれてなくて、カーテンで仕切られていて、お食事も作ってあるから食べたいときにレンジでチンして、といった感じで、朝食も、ブライトンの人は、朝食だよ、って朝絶対お母さんがいて、好きなのを選んでいいんですけど、トーストとかはやってくれるし。気をつけて行ってきてね、と必ず言ってくれて、自分は仕事に行く、って感じだったんですけど、ロンドンの人は、まず起きてないし、ここにコーンフレークとジャムと牛乳が入っているし、皿はここにあるから適当にとっていいからね、トーストもこれでやって、って感じで。で、毎朝コーンフレーク、同じものはちょっと、私的にはあんまりで。飽きちゃって、近くのスーパーで毎朝パンを買っていっていました。
-週末、ブライトンのほうが終わってロンドンに移動されてミュージカルをご覧になったかと思うんですが、それはいかがでしたか?
山本様:すごいよかったです。YOUTUBEとかでも見ていたけど、それ以上に迫力があったし。ミュージカルだから、途中でなんで急にこうなっちゃったの?って、それだけで拗ねちゃう?って思っちゃう部分はあったけど。でも、すごくセットも良かったし、すごく引き込まれたというか。
-今後語学学校に参加されたい方にアドバイスがありましたら教えていただけますか?
山本様:自信をもって英語を積極的に、しゃべれなくても、What's your name?とか、Where are you from?とか、それだけでもいいから、とりあえず話しかけてみないといけない。日本人って結構シャイだなって改めてすごく感じてて。私も日本の学校ではわりかしアクティブというか、先生と話したりしているんですけど、いざ現地に行くと向こうの人のパワーに負けちゃって、行けなかったりするから、行けないのはすごくわかるけど、空気を読んで、というか、言葉を発さないと何もわからないし伝わらないから、基本的な会話の一部だけでもいいから話して、あとは、わからなかったら相槌を打つ。それでいいと思いました。
-ミュージカルコースに今後参加したいと思ってらっしゃる方へのアドバイスがありましたら教えてください。
山本様:とにかく楽しむこと。その人が何の踊りを得意としているかがわからないから何とも言いようがないけれども、私の場合はバレエをやっていたから、それが強みだったというか。だからこそ、ほかの踊りも結構自信をもって踊れたし、楽しく踊れたけども、楽しくなんでも行うことが一番重要なんじゃないかなと思います。あと、外人のすごいダイナミックさに負けちゃって、私も列とか後ろのほうでやっているんですけど、そこもずかっと前に行って、楽しく自信をもってやる。それかなと思います。
-今後、バレエのほうのトレーニングを続ける感じですか?
山本様:そうですね。とりあえずバレエをもうちょっと強めていって、機会があればミュージカルとかやりたいと思います。
-貴重なお話しどうもありがとうございました。これからもがんばって下さい。
山本様:ありがとうございました。

寺根佳那さん/チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院
寺根佳那さん/チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院 プロフィール東京音楽大学付属高校、東京音楽大学を経て、東京音楽大学大学院修士課程鍵盤楽器研究領域修了。
ベルーナ人材育成奨学...
笹田ももこさん/バレリーナ
-サマーのお話を伺っても宜しいですか?ブログラムの内容を教えてください。
笹田ももこ様:サマーは一応、全幕ものの振付を3週間のプログラムの中でするんですけど、次のサマーだと、「真夏の夜の夢」をはじめから振り写しをし始めて、最後のパフォーマンスで披露するみたいな感じです。
その主役とかプリンシパルの役とかを私とかブリトニーっていうプリンシパルの子がやって、コールドをサマープログラムに参加してる子達で固めます。
なので、午前中はクラスレッスンをやって、お昼からリハーサルを小分けしてやっていって、夜はみんながコンテンポラリーのリハーサルをしてます。コンテンポラリーのショーケースも一番最後の披露できる所でやります。
-平均的な参加人数は、何名ですか?
笹田ももこ様:いつもは100人いかないぐらいですかね。年度によって違うんですけど、50~100人の間で毎年人数が変わってる感じですね。
-スタジオ、稽古場がニューヨークの州外ではなくて郊外ですか?
笹田ももこ様:そうです。郊外に行って、そのアルバニーにあるエッグシアターっていう大きいシアターがあるんですけど、プログラム中はずっとその舞台の上でレッスンをして、リハーサルをして、本番のパフォーマンスもその同じシアターでするので、ずっ
と劇場に朝から夜というか夕方ぐらいまで一日中いるような感じですね。
-クラスは誰が教えてくださるのですか?
笹田ももこ様:ディレクターですね。レオナルドとキアラーという夫婦でやってるので、どちらかが。クラスが2つに分かれるんですけども、若い子は14才から来れるので、14才~18才以下の子達と18才以上の子はレベルを2つに分かれます。基礎のクラスと上級
のクラスで分かれます。基礎のクラスを朝どっちかが教えて、もう一つのクラスをどちらかが教えるみたいな感じです。1時間ぐらいちょっとずつ分かれてて、1クラスをはじめ朝から9時半とか10時半からやって、そのクラスが終わって、その子達がランチブレイ
クを取ってる間に次のクラスが舞台でやる。ちょうどお昼過ぎからリハーサルを一緒にやる。
-どんな国籍の方が参加されますか?
笹田ももこ様:結構バラバラです。イタリア、ギリシャ、アジアだと韓国、中国、日本の子達と、あとは、アメリカもいろんな所から来てますね。オーストラリアとかからも参加されます。
-今度はカンパニーのことについておうかがいします、年間の公演数はどれくらいですか?
笹田ももこ様:年間だと、シーズン毎にパフォーマンスがコンテンポラリィとクラシックと両方あって、それが3~4公演ずつあります。
10月に始まってすぐにコンテンポラリーがあって、11月も小さいパフォーマンスが何個かあって、12月はくるみ割り人形を毎週末のようにやって、年明けニューヨークフェスティバルって、一週間の冬季のイベントもあるんですけど、それが終われば、次は3月か
らまたシーズンが始まるので、また3月も何公演かやって4月も何公演かやって、5月もっていう感じですね。
-エッグシアターを拠点に活動されてるのですか?
笹田ももこ様:サマーはエッグシアターという所をベースでやっておりますが、ニューヨークになるといろんな所で小さいスタジオとかでやって、スタジオでもショーケース持ったりとか舞台でパフォーマンスやったりとかいろいろあります。
-ツアーに出て?
笹田ももこ様:そうですね。そのアペランティスの子達は、Hビザっていうインターンのビザを取ったりとか、アペランティスの子になると、自分で決めれるんですけど、3ケ月毎にシーズンがあるので、ちょうどツアーのエスタとかで来て帰る子もいるし、ビザ
を取ってくる子もいるしっていう感じですね。
-住む所はどうしてますか?
笹田ももこ様:アパートを借りて、あとは向こうでアーティストのビザで教えたりとかも出来るので、バレエ教室で教えたりとかもするし。他のカンパニーのゲストに出たりとかっていうので、ちょっとずつプラスαさせていくっていう感じです。ニューヨーク
は結構ダンサーにとって住みやすくて、いろんな他のゲストの仕事もいっぱい貰えるので、結構バレエダンサーとしてはやっていきやすいかなと思います。
-このカンパニーを知ったキッカケは何だったんですか?
笹田ももこ様:私が17~20才の時までニューヨークのジョフリーバレエスクールにいて、その時に一緒にバレエスクールにいた子が今のアイクのプリンシパル、ブリトニーで、その時、その結構仲が良くて、ブリトニーの友達ビリーブランケンって、ニューヨー
クにいたフェスティバルのコーディネートをやってる男の子もみんな結構ジョフリーで一緒で、友達が今のカンパニーに多くて、ニューヨークにオーデション、NNBA辞めて戻った時に、「おいでよ」って言ってくれて、行ってレッスン受けたら、結構楽しかった
というか相性が良くて、そのままとんとんとんという感じで入りました。
-ジョフリーを選ばれた理由はなんですか?
笹田ももこ様:最初はアメリカに行きたい、ニューヨークに行きたいというのがあって、ニューヨークのバレエスクールを何個か探した時に、私のその17才ぐらいの頃って、もうなんかジョフリーかエイリーかって、あんまりニューヨークにバレエスクールが多
くない時に、ニューヨークシティバレエのスクールオブアメリカンバレエとかは規定が結構厳しくって、17才だと既に遅いというか。ジョフリーが結構大きく受け止めてくれるというか。スカラシップも貰えたので、そのままジョフリーに3年いました。ちょうど
セカンドカンパニーみたいなのがあって、私はトレイニーっていう、そのスクールの一番上のクラスに入れてもらって3年。私がこの3年行ってる間にアンサンブルが一旦無くなってしまって、なので、スクールにいながら他の地域のゲストとかにも、「ここのフ
ロリダの学校に行ってきて」って言って、友達と発表しに行ったりとかっていうのをいろいろやってもらえた。ちょうど、そのジョフリ-の時もちょうどチェンジしている時期で、いろいろ試してやってる感じでしたね。
-ジョフリーのだとジャズとかコンテンポラリーとかありますよね?
笹田ももこ様:コンテンポラリーとかクラシックとか全部やって、たまに一週間に先生の気が向いたら、バレエ史じゃないけど、こういう人がいてこういうやってるんだよっていうのを話してくれたりとか、あとはピラティスがあったりとかしました。
一日朝クラス、ランチブレイクがちょうど間挟まって、パドゥドゥのレッスンとコンテンポラリィ、ジャズとかモダンとかをやって、最後にもう一回レッスンが16時ぐらい。だから、朝の10時ぐらいから16時ぐらいまでみっちりレッスンでした。
-17才っていうと日本の高校ですよね?
笹田ももこ様:高校2年生で、私は高校中退して留学しました。私はバレエだけにしようと思ってその道を選びました。
-16時ぐらいに終わってからは、どうしてたんですか?
笹田ももこ様:そのまま家に。結構16時ぐらいになるとぐったり。みっちりすぎて疲れるので、そのまま家に帰って、友達とご飯食べに行ったりとかバレエ観に行ったりとかですね。ニューヨークは終電等で学割が全部きくので、ミュージカル観に行ったりとか
、毎日ではないけど週に一回ぐらい行けたらいいかなあっていう感じ。
-お住まいは寮ですか?
笹田ももこ様:17才から私は18才の未成年の時期は寮にいて、18才過ぎてからは友達とアパートシェアしてました。
-アパートはどの辺に住まれたんですか?
笹田ももこ様:私は友達とブルックリンに住んでて、寮は学校の近くにあるジョフリーの寮というよりも、なんかドミトリーというか、いろんな子達が住める、学生の子達が住める所にいましたね。
-食事とかは自炊ですか?
笹田ももこ様:寮の時は朝、夜付いてました。友達と住み始めてからは自炊ですかね。日本のスーパー行って買い物してました。お昼は学校の近所のデイリーとか行ったり、朝ご飯の時にバナナとかりんごとかをとって、それを持って行って食べてました。
-ニューヨークを選ばれた理由は何かありますか?
笹田ももこ様:私が身長がまず小さくて、ヨーロッパはまず頭になくって、アメリカでいろんな所を探した時に、ニューヨークだと、ショービジネスが大きいというか、結構重要視されてて、バレエダンサーって言っても「凄いじゃない」と認めてくれてるとい
うか。いろいろと学校とかを探した時に、アメリカの田舎に行って、ほんとのバレエしかしないよりも、ニューヨークに行って、いろんな刺激をもらえた方がいいかなと思って、17才の頃に学校を辞めて探した時に、ニューヨークとなんかピンときたっていうか
、楽しそうだなと思って。初めジョフリーも一年だけ行くはずだったんですけど、3年になってだんだん長くなってきました。
-実際行ってみてどうでした?自分が想像してたのとおりでしたか?
笹田ももこ様:凄く合うというか、ホームシックとかにも一回もならなくて、リラックスできるいい家だなっていう感じがして、毎日楽しくって。毎日、朝起きて学校行ってレッスンするのがなんか楽しいし、ただ歩いてるだけでも結構楽しいです。
-お休みの時とかは、どういう事されてますか?
笹田ももこ様:ミュージカル行ったりとか、公園とかもパブリックのとかも結構多くって、景色眺めに行ったりとか、歩き回ったりとか、友達とご飯食べに行ったりとか、いろいろなんかみっちり予定が組んであります。
-お休みって、クリスマスとかのバケーションとかっていう時は、日本に帰られたりとかしますか?
笹田ももこ様:そうですね。バレエ学校の時とかも、ほんと年に1回年末。学校だと、9月から始まって6月までなので、ほんとその夏休みに日本に帰ってきて。学校の時は夏。冬はずっと向こうに学校にいて、夏だけ帰ってきました。
-ジョフリーは年に2回公演があるのですか?
笹田ももこ様:そうですね。くるみ割り人形を12月にやって、最後の学校の卒業公演というか6月に終了。一年が終わりましたよっていうのが春にパフォーマンスが。だから1年に2回。冬と春です。
-日本のバレエスクールとなにか違いはありますか?
笹田ももこ様:日本だと発表会って言うと、その為に練習をしててパフォーマンスでおしまいみたいな感じですが、バレエ学校とかだと、ただなんか一年を通してどれだけ成長しましたというのを見せる所で、バレエ学校のパフォーマンスでも全然関係ない人と
かも観に来てくれて、パフォーマーとして成長できるというか。日本だと、発表会しました。おしまい、みたいな。お披露目会みたいな感じなんですけど。向こうだと、ほんとにパフォーマンスしてお客さんから「良かったよ」って言ってくれて、毎年積み重ね
というか。結構、身内じゃない人から「良い」って言ってもらえるのが凄いいいかなと思います。日本だと、やっぱり家族から「良かったよ」って言われて。お友達とか。向こうだと、「この人誰?」っていう人が「凄い良かった」って言ってきてくれるのが、
凄いいいなあと。アメリカのバレエとかが確立されてるなあというのが凄い感じます。
-日本の学校の教え方だと、発表会に向けてのお稽古。向こうのバレエスクールの場合は、バレエというものに対しての成長過程の通過点ではないですけど、その変化を見る公演ということですけれども。実際、朝から夜まで夕方までのクラスの中で教え方が違う
とか、環境も変われば指導も変わると思うんですけど、なんか大きな差っていうんですか、日本とアメリカの差は?
笹田ももこ様:日本だと、やっぱり日本って教える免許を持ってない人がいたりとかして。私が日本にいた時も、「私が教わってきたからこうだよ」ってワンパターンっていうか、教えるんですけど。アメリカだと、向こうは「小さくてこういうダンサーだから
、こういう所引き延ばさなきゃいけないんだよ」って、マンツーマンで言ってくれる。大きい子にはその子に合った指導の仕方をしてくれるし、私とかだと「アジアで小さくて、どう頑張っても大きくはならないから、ももこはこうやってこうやるとパフォーマ
ーとしていいんだよ」っていうのをいろいろ言ってくれて、一人一人に合った指導をちゃんとしてくれるというか。そんな先生達もなんかちゃんとパフォーマーとしての経験がちゃんと今まで積み重なっているので、いろんなその先生達が知ってる人の例を挙げ
てくれて、「こういうダンサーがいるから観てみな」みたいな感じで言ってくれたりとか。
-ジョフリーのトレーニークラスは、1クラス何人ですか?
笹田ももこ様:私がいた時は1クラス20人ぐらいだったかな。男の子が10人ぐらいいて、女の子が10人いたりとか半々ぐらいですね。下のクラスになると、結構グチャグチャにいたりとかだったと思います。
-パドゥドゥとかはどうですか?若い子と。日本にいると、多分先生とかとやると思うんですけど。
笹田ももこ様:そうですね。向こうだと、友達と相談しながらやるというか。私とかだと、身長が小さいので、身長でパドゥドゥとかってやるので、結構いつも若い子に当たって、お互い「こうやるんだよ、こうやるんだよ」って教え合ってやるっていう感じで
した。日本だと、男性のパートナーから言われて、その人に合わせていくというか。アメリカは、お互い譲り合ってくれるというか。「私はこうしたいから、こうやって」って言うと、男の方もやってくれる。パドゥドゥとかは平等な感じでした。
-学校卒業されて日本に帰国されてお仕事されて、今またニューヨークに戻られて。今後、目標と言いますか、個人的にビジョンとかっていうのは、何かありますか?
笹田ももこ様:踊れる限り踊り続けて、将来私は日本にあんまり帰ってくるつもりが頭の中にないので、アメリカで教えを始めるか、今のカンパニーとかでクラス持たせてもらったりとか、今までやった事を無駄にしないように次にバトンを渡せるようにはした
いなと思います。
-その拠点をニューヨーク若しくはアメリカでやるということですか?
笹田ももこ様:そうですね。はい。
-今後、例えば日本にいる若い生徒さん、何かアドバイスとかあれば教えて頂けますでしょうか?
笹田ももこ様:日本の子供達だと一度に静かにシャイになっちゃって、アメリカの先生達がアプローチしてくれてるのに、殻に閉じこもっちゃって静かになっちゃうので、そこを思い切ってオープンになって自分をプッシュするのを上手にならないと。やっぱり
言葉の壁もあるし、コミュニケーションの壁もあるので、静かに黙ってると、やる気がないって勘違いする人が結構多いので、ほんとシャイにならないでオープンに出していくといいんじゃないかなと思います。日本人の子達って、テクニックがしっかりしてる
から、そこは認めてもらえて。いつもコミュニケーションの場でそこで躓いちゃうというか。「あの子とコミュニケーション取れないんだけど」って言われて、間に私が入ったりとかすることもあるので、ほんと自分を思い切って出すやり方を取得した方がいい
かなと思います。
-ご留学前は英語とかはどうやって習得しました?
笹田ももこ様:私はジョフリーに行った一年目に、行ってすぐに私はバレエだからレッスンは大丈夫だろうと思って行ったんです。英語はそんなに勉強して行ったわけではなくて、高校2年生までの学校の英語だけで行って、行ってみたらほんとにレッスンってバ
レエの単語が一緒なのにも関わらず、あんまり分からないというか。「この人何言ってるんだろう?」みたいな。で、もう行って3ケ月ぐらいで向こうに行ってから勉強して、英語の喋れる日本人の子達がいたから助けてもらいながらやって、半年経つ前ぐらいま
でに頑張ってヒアリングだけを覚えて。あとは、ちょっと聞き始めることが出来たら、アメリカ人の子達と一緒にいるようにして耳を鍛えるというか、喋らなきゃいけないような環境に自分で置いて。一年経ったぐらいでは、だいぶ喋れるようになったかなって
いう感じです。
-海外での生活の中で困ったなあなんていう時とかってありましたか?
笹田ももこ様:日本だと、ちょっと体が故障した時っていうか、足が痛くなったりした時に、すぐに行ける整骨院の先生がいたりとかするのに、アメリカだと、結構自分でセルフケアをしなきゃいけなくて。初め、学校にいる時とかも、ほんと脚が痛くなった時
に行く所が大きい病院しかなくて、行ったところで別に「休みなさい」と言われるだけで何もできないというか。治療をしてくれる人が周りにいなくて、アメリカにいる間にマッサージの本とかを凄い読んで、どうやって足の筋肉を緩めるやり方だったりとか、
自分の身体と見つめ合う時間が新たに出来たというか。日本だと預けれる人がいっぱいいるから、何も考えてなかったんですけど。
-保険とかは入ってましたか?
笹田ももこ様:学校の時は旅行者保険というのを持って行ってて、それを持っててもマッサージには行けなくて。ほんと怪我をして、骨が折れましたとか捻挫しましたとかだと行けるけど、ちょっとマッサージに行きたいとかっていうのは、もう全部自腹で払う
みたいな。向こうだと、60分のマッサージで100ドルとかするんですよ。だから、結構バレエ学校にいる時にはそういうのが厳しいじゃないですか。1万円とかするのは。だから、友達とマッサージし合ったりとか。そういうのが結構、身体が。スケジュールも日
本のバレエやってるのと全然違う所にいたので、身体が合うまでは結構大変だったかな。環境に合うまで。
-特に危険な目には会ったりとかはありますか?
笹田ももこ様:していないですね。でも、なんかニューヨークだと、ここのストリートには行っちゃいけないとか、情報で入ってくるので。「ここは危ないよ」っていうのがあるので。今とかだと結構慣れてるから行きますけど、学校にいる時はほんとにハーレ
ムには行かないとか。家の親とかからも凄い「行かないでね」とか言われてたので。やっぱり言葉が通じなくて、「旅行者です」ってはたから見て分かると、周りの人も舐めてかかってくるというか。「この子分からなくて歩いてる」みたいなのが分かると、ほ
んとに余計に危険になってくるので。私は歩く時は、アメリカ人の子達と一緒にいたりとかします。日本人で集まっちゃうと、やっぱり危険かなと思います。
-外のオープンクラスとかは行かれたりとかしました?
笹田ももこ様:行きます。たまに。ステップスとかバレエアートとか、オープンクラスがニューヨークもいっぱいあるので、バレエレッスン受けに行ったり、ステップスっていうオープンクラスが出来る所だとピテイスのクラスがあったりとかいろいろあるので
、自分の身体に、その時のメンテナンスに行けるようにしてましたね。オフの時とかは。
-大変貴重なお話しありがとうございました。
池田明莉さん/ドレスデン国際バレエサマースクール
-バレエは何歳に始められましたか?
池田様:4歳から始めました。
-週にどれくらいお稽古に通われてますか?
池田様:今は週4回です。
-1日にどれぐらいのお稽古されていますか?
池田様:1日1時間半です。コンクール時は、3時間位です。
-留学を決めた理由を教えていただけますか?
池田様:海外のバレエ学校で外国の方々がどのようにレッスンされているのかを知りたいと思って行きました。
-この講習会を選んだ理由は何ですか?
池田様:ドイツに行ってみたいと思っていて、いろんな国の人が来てるというのを聞いていたので、一緒にレッスンしたいと思って、受けまし
た。
-今回海外の講習会に参加されるのは初めてでらっしゃいますか?
池田様:はい、初めてです。
-実際にご参加されてみていかがでしたか?
池田様:やはり言葉が、英語だったので、難しいこともあったんですけど、普段の日本のレッスンでは受けられないような、クラシックだけで
はない踊りも経験することができたのでよかったと思いました。
-いろんな国の方が参加されていたと思うんですが、今回明莉さんが入られたクラスには、1クラス何人ぐらいの生徒さんがいらっしゃいました
か?
池田様:男の子も入れて、30人から40人ぐらいだったと思います。
-その中に日本人の方はどれぐらいいらっしゃったんですか?
池田様:私を含めて3人でした。
-日本人の方で参加されている方の年齢は、どんな方が参加されていましたか?
池田様:16歳と17歳です。
-お話されましたか?
池田様:はい。学校に一緒に行ったり、結構お昼休憩も一緒に食堂に行ったりしていました。
-そのほか、参加されていた方というのはどんな国の方がいたかわかりますか?
池田様:本当にいろんな国から来てたんですけど。イタリア、スウェーデン、ベルギーとか。あと、ドイツの子もいました。
-特に講習会で印象に残っていることがあったら教えていただけますか?
池田様:コンテンポラリーで、同じグループの人たちと協力して、1人の子をみんなで持ち上げて移動したり、みんなの中に飛び込んだり、普段
あまりやったことのないことをやりました。あとは、クラシックの一つのバリエーションをみんなで少しずつ順番に踊っていくということもし
ました。
-何のバリエーションを踊りましたか?
池田様:私のグループは、バヤデールの、パ・ダクションでした。それをみんなで少しずつ順番に踊っていく、っていうのをやりました。
-施設はどんな感じでしたか?
池田様:施設は広くて、スタジオもたくさんで、大きな広いスタジオから、小さいスタジオまでいろいろありました。
-1日のタイムスケジュールを教えていただけますか?
池田様:私は、朝7時ぐらいに起きて、ホステルの朝食を食べに行き、それから、ホステルの洗濯機が壊れていたため、洗濯は手洗いでやってい
たので、洗濯したり、その日の準備をしたりして、大体10時ぐらいにホステルを出て、40分かけて歩いて大学まで行きました。レッスン自体は
12時半から始まって、早い日は6時半ぐらいに終わったんですけど、遅い日は夜の8時15分ぐらいまでレッスンしていました。
-朝食、ホステルでのご飯は、バイキングとかですか?
池田様:はい、バイキング形式です。
-パンがあって、チーズとかハムとかを挟んで食べる感じですかね。
池田様:はい。あとは、コーンフレークとかもおいしかったです。
-お昼とか夕飯はどうしていましたか?
池田様:お昼は学校の食堂で食べて、夜はスーパーで買ったパンとかソーセージを食べたり、時間がある日は駅の屋台やレストランで食べまし
た。
-レストランではどんなものを食べましたか?
池田様:ソーセージとフライドポテトとか。ドイツっぽいものを食べました。
-食べるものとかスーパーで買うもので困ったりとかはないですか?特に食事の面で困ったことはありましたか?
池田様:学校からホステルまでの途中にスーパーがあったんですけど、そこは夜8時に閉まってしまい、レッスンが遅い日は閉まっていたので、
そこはちょっと困りました。
-そういったときは、どこで買ってましたか?
池田様:駅のスーパーは10時ぐらいまでやっていたのでそこで買いました。ホステルから15分くらい駅まではかかるんですけど、そこまで行っ
ていました。
-朝とか夜とかは、40分かけて歩いて行かれていたということなんですが、トラムとか電車、地下鉄は使わなかったんですね。
池田様:はい。最初の日に大学の方が大学まで連れてってくれたんですけど、そのとき、歩いて連れていってもらったので、ずっと歩いていっ
ていました。でも、バスとかを使って行っている人もいました。
-クラスメートとかルームメイトの方と一緒に歩いて帰った感じですか?
池田様:はい。ルームメイトの子と一緒に行きました。
-ホステルは、今回2人部屋でしたか?4人部屋でしたか?
池田様:4人部屋です。
-どんな方と一緒でしたか?
池田様:みんな日本人の人でした。なんか合宿みたいな感じでした。いい人ばかりだったので、楽しかったです。
-レッスンでいろんなことを体験されて、初めての海外でいろいろな経験をされたと思いますが、今回の渡航で、冒頭にも言葉が通じなくて困っ
たとおっしゃってましたが、言葉が通じない以外のことで困ったな、ということは何かありましたか?
池田様:私が行ったとき、ドイツはとても暑かったんですけど、ホステルにも学校にもクーラーがなくて。それで、窓を開けるんですけど、と
網戸がないので虫が入ってきちゃったんです。それが結構困りました。
-ここ最近、ヨーロッパも暑くなるっていうふうに聞いてます。夜とか朝もちょっと暑いな、という感じですか?
池田様:日にもよりましたが、暑い日が多かったです。
-逆に、ヨーロッパで、今回バレエをして、いろんな国の方とお話して、やっぱり来てよかったな、と思うポイントとかあったら教えてもらって
もいいですか?
池田様:向こうの国の子たちがどんなふうにレッスンを受けているのかや、今まで知らなかったような面白い振り付けを知ることができたので
楽しかったです。
-ドレスデンの講習会に参加された方は、コンテンポラリーとか、池田さんがおっしゃったように、振り付けが面白い、ということを皆さんおっ
しゃるんですが、例えばバレエをやりたいなと思っている方が参加されて、もうちょっとバレエやりたいな、なんて思うことはあったりします
か?
池田様:クラシックバレエも毎日レッスンはあったし、バリエーションも踊れたので、たくさん踊ったなと思っています。
-日曜日のお休みはどのように過ごされていましたか?
池田様:ホステルから時計台が見えていて、そこにルームメイトの子たちと行ってみようということになり、時計台の、教会や、雑貨屋にお土
産を買いに行きました。
-いいですね。観光で皆さんとショッピングして、充実されてましたね。歩いて行かれたんですか?
池田様:はい、そのときも歩いていきました。
-今後、このドレスデンのコースに参加されたいと思う方に、何かアドバイスがありましたら教えていただけますか?
池田様:いい経験がたくさんできると思うので、おすすめです。あとは、行ってみたら、意外となんでもできちゃいます。行ってみたらなんで
もなんとかなると思うので。飛行機の乗り継ぎもいっぱいあったのですが、大丈夫でした。
-よかったです。今後の明莉さんの目標とかあったら教えていただけますか?
池田様:今回の経験が、バレエでもそうなんですけど、何かほかのことに生かしていろいろチャレンジしていこうと思います。
-それは例えば、言葉とか、海外との文化交流ということも含めてですかね?
池田様:はい、そうです。
-本日は貴重なお話しをどうもありがとうございます。

Y.K.さん/ウィーン冬期音楽講習会
Y.K.さん/ウィーン冬期音楽講習会 プロフィール国立音楽大学附属高校作曲科入学、在学中ピアノ科へ転科。国立音楽大学ピアノ専攻卒業。複数の合唱団でピアニストを勤め、イタリア公演等に...
清水桐子さん/ハンガリー・ダンス・アカデミー/ベネディクト・マンニーゲルバレエ学校
2008年 愛媛バレエアカデミー10周年記念公演"白鳥の湖" 全幕 主演
2009年 ハンガリー国立バレエ学校
2010年 ベネディクトマンニーゲルバレエ学校
2011年 タンツオリンプ ベルリン国際バレエコンクール ブロンズ、
Fragment of Tomorrow ソリスト、
CARMINA BRANA、
海賊オダリスク パドトロワ ガラ公演チェコ
2012年 DREI (モダンソロ)、
Grace(モダングループダンス)主役、
マッチ売りの少女 主役 、
くるみ割り人形3幕 グランパ・ド・ドゥ
2012年 BMダンスカンパニー
2013年 シンデレラ 主役、
Eine kleine Nachtmusik(夜想曲)/Hermann der
Traumtanzer ソリスト
2013年 ニュルンベルク州立劇場、オペラPlatee ダンサー
-先生の略歴を簡単にお話いただけますか?
清水様:6歳からバレエを始めて、高校を卒業するまで愛媛バレエアカデミーに所属し、その後2009年の9月からハンガリー国立バレエ学校に1年間留学し、2010年からはミュンヘンのベネディクトバレエアカデミーで2年間学び、最後の2年間はスクールのカンパニーメンバーとして舞台に立たせてもらっていました。
2014年にニュルンベルク州立劇場でオペラの中のダンサーとして働いた後、日本に帰国し現在は愛媛バレエアカデミーでバレエ、コンテンポラリー、ピラティスの講師をしています。
-高校をご卒業されてから行かれたということですか?
清水様:そうですね。
-寮で生活されていたんですか?
清水様:アパートです。
-バレエ学校の授業は何語でしたか?
清水様:ハンガリー語でした。直接説明してもらえるときは英語で説明してくれていたんですけど、最初は戸惑いました。ハンガリー語を教えてくださる方がいて、そこで日本人留学生3人ぐらいで一緒にバレエ学校のカリキュラムが終わった後にハンガリー語を習っていました。
-外国人は日本人以外だとどこの生徒さんがいらっしゃいましたか?
清水様:ロシア人、フィンランド人がいました。
-その人たちは特にハンガリー語の授業は受けてなかったんですね。
清水様:その子たちは自分で勉強しているみたいでした。
-ここのバレエ学校を受けようと思った理由は何だったんですか?
清水様:海外でバレエ団に入ってダンサーになりたいとずっと思っていたので、そのためにはバレエ学校に行く必要があると思っていたからです。
-ハンガリーを選ばれた最大のポイントは何でしたか?
清水様:まず国立のバレエ学校で、きちんとした8年制のワガノワメソッドのクラスで受けられるというのが選んだポイントです。
-そのあと、ミュンヘンに移動されるのは、ハンガリーを1年でやめて続けようと思わなかった理由はあるんですか?
清水様:当時、私の入った学年の生徒のレベルがすごい高くてその子達についていけてないのがだんだんつらくなってしまって。その分もっと練習時間が欲しいと思い、レッスンがたくさんできる所を探そうと思ったからです。
-年齢的にはクラスの皆さんどれぐらいが多いんですか?
清水様:8年生の最高学年の子が17、18歳ぐらいでした。私は高校卒業してから入ったのでみんなよりも少し年上でした。
-日本での教え方と大きく違うなと感じたことはありましたか?
清水様:メソッドがちゃんとしているので、基礎からしっかりと教えてもらいました。日本ではポアントを毎日履いていましたし、バリエーションの練習をたくさんしたりしていましたが、学校ではポアントクラスは週に2、3回で日本にいた時ほどバリエーションの練習もできませんでした。そのかわり基本の動きやポーズを理想に近づける作業を毎日やっていたような感じでした。
それは今私がクラスに教える時にもすごく役に立っていると思います。
-ハンガリーの現地の子たちは普通にアカデミックな授業もやりつつ、バレエもするのですか?
清水様:はい。
現地っこがそういう授業を受けている間にレッスンがあってほしかったなと思っていました。当時はちょっと物足りなかった気がします。
-1日大体何レッスンぐらいあったんですか?
清水様:週によって違いますが大体1日3クラスでクラシック、モダン、ポアント、バリエーション、キャラクターなどがありました。
-お休みは土日ですか?
清水様:お休みは、日曜日で、土曜日はバレエのクラスはありました。
-お休みのときはどんなことをされていましたか?
清水様:ショッピングモールに友達と買い物にいったり、観光地に遊びに行ったりしました。
-ミュンヘンと比べると物価は安いですか?。
清水様:そうですね。食費などはハンガリーのほうが安かったです。
-今度はミュンヘンのほうの学校について伺いたいんですけど、ミュンヘンのほうは1日にどれぐらいのレッスンをされていましたか?
清水様:午前中にクラシックを受けてお昼過ぎまで舞台のリハーサルがあり、その後にモダン、キャラクター、ポアント、バリエーションなどのクラスが夕方くらいまでありました。夜にもリハーサルをやる時がありました。
-そうなんですね。1日3レッスンぐらいですか?
清水様:日によって違いますがそれくらいです。
この学校ではレッスンのあとに、作品のリハーサルがたくさん入っていました。公演の数が多くて、ほぼ毎日リハーサルをやっていた気がします。
-ミュンヘンでは年に何回ぐらい公演があるんですか?
清水様:年に10回ぐらいはやっていたと思います。
-すごいですね、そんなにあるんですね。
清水様:いろいろなところで公演を行なっていました。
-ミュンヘンに移って、ご自身で変わったなということはありましたか?
清水様:色々な踊りが楽しめるようになりました。レッスンはしっかりとしたワガノワメソッドですが、舞台ではネオクラシックの作品を踊ることが多かったので、そういう作品をたくさん踊ることで色々な体の動かし方を発見でき、それを楽しいと思えるようになりました。
-外国人の生徒さんはどれぐらいいるんですか?
清水様:私が最初に行ったときは、日本人は私含めて3人で、あとはドイツ人10人くらいだったんですけど、最近は日本人留学生が増えてクラスのほとんどが日本人になっているみたいです。
-こちらには何年ぐらいいらっしゃったんですか?
清水様:2010年から4年間いました。
-ドイツ語はここでお勉強されてたんですか?
清水様:ドイツ語は留学前に少し勉強したぐらいでしたので、行って最初の2年間はバレエ学校のレッスン後に週2回ドイツ語の授業を受けてました。
-大体どれぐらいで、ハンガリーもそうですし、ドイツの言葉には慣れましたか?
清水様:ハンガリー語は、難し過ぎて最初から最後までよく理解できずに終わってしまいました。ドイツでは、ドイツ語でバレエクラスやっていたんですけど、半年くらいでそのバレエクラスの内容はちゃんと理解できるぐらいまでにはなりました。
-最初からドイツ語なんですか?それとも最初は英語で話してくれたりとかするんですか?
清水様:レッスンはドイツ語でしたね。最初は個人的な細かい指導のときは英語でやってくれていました。
-バレエ団のお話を聞かせていただけますか?
清水様:ニュルンベルク州立劇場のオペラの中にあるバレエの場面に出るダンサーとして選んでもらって出させてもらいました。
-実際に向こうでお仕事をされてみていかがでしたか?
清水様:周りのダンサーたちがすごく個性的で楽しい現場でした。自分達で振りを考えたりするところもあったので、悩むこともありましたが一人一人違った個性が集まって、いい雰囲気でリハーサルが進んでいました。本番も緊張するというよりか毎回楽しんでやっていました。
-これから留学を目指す生徒さんに向けてアドバイスがありましたら教えてください。
清水様:せっかく海外のバレエ学校行くんだったら、現地の友達を作ってコミュニケーションとっていくべきだなと思いました。私も最初は初めてのことだらけで不安で寂しかったというのもあり、日本人の友達と固まっていたので、なかなか現地の子と馴染めなかったりしました。だんだんと慣れてきたのもあってミュンヘンの時はみんなと仲良くできるようになり、今でもメッセージ取り合うような友達もできたので言葉の壁を乗り越えるべきだなと思います。
-ヨーロッパにいらっしゃったとき、ドイツ以外もあちこち行ったりしました?
清水様:はい、ほとんどがオーディションの為です。イギリス、ポーランド、デンマーク、オーストリア、スイス、クロアチア、オランダなどいろいろ行きました。
-これからヨーロッパでお仕事したいなと思っている方にアドバイスがあったら教えていただけますか?
清水様:英語を一生懸命勉強しておくべきだと思います。それに加えて現地の言葉にも興味を持って自分から話しかけていけるような積極性とか明るさも大事だと思います。
-滞在中困ったな、ということはありましたか?
清水様:寮にいたときはご飯が出ていたので食事に困ることはありませんでしたが、その寮のご飯に頼りすぎると太ってしまうのでその辺はちゃんと自分で管理したほうがいいと思います。
-ミュンヘンの寮は3食出るんですか?
清水様:朝とお昼は出てました。夜は自分たちで作ったりしていましたが、夜はあまり食べないようにしていました。
-そうなんですね。大変貴重なご意見ありがとうございました。
http://www.ehime-ballet.com/teacher.html
芝本 梨花子さん/ウィーン国立バレエ団 デミソリスト
1998年 生まれ
2001年 黒田バレエスクールにてバレエを始める
2008年 めぐみバレエアート入会
2013年 カナダ・ロイヤルウィニペグバレエスクール サマー留学
2014年 ウィーン国立バレエ学校入学
2016年 ウィーン国立バレエ団入団
2018年 ウィーン国立バレエ団デミソリストに昇格
コンクール受賞歴
2014年 NBAコンクール3位受賞
2014年 ジャパンバレエコンペティション福岡 1位受賞
2014年 ジャパングランプリ 3位受賞
2015年 バレエコンペティション21 1位受賞
など
ウィーン国立バレエ団での主なレパートリー
マニュエル・ルグリ版 ”海賊”より オダリスク
”ジゼル”より、ペザントのパ・ド・ドゥ、二幕ドウィリ
”白鳥”より 小さな四羽の白鳥、ナポリの踊りソロ
マニュエル・ルグリ版 ”シルビア”よりナヤーデンのソロ
”くるみ割り人形”よりルイーザ、スペインの踊りソロ
など
-まず簡単な自己紹介ということで、現在までの略歴を教えてください。留学する前までの音楽の経験は? 何歳からなさっていましたか?
芝本様:バレエは3歳から始めました。
ピアノを習っていた時期もあります。
一応自分の経歴書を添付させていただきます!
-留学したきっかけを教えてください。
芝本様:NBAバレエコンクールでウィーンのバレエ学校のスカラシップをもらったのがきっかけです。
-どうやって現在の学校を選びましたか?現在の学校に決まるまでのいきさつを教えてください。また。決め手になった点はなんでしょうか?
芝本様:海外に留学してバレエを学びたいと思っていた時に、コンクールでチャンスをいただきました。その前に、カナダウィニペグにもサマーの短期留学をしたのですが、環境とスタイルがウィーンの方が自分に合っていると感じたので、ウィーンを選びました。
-どのような試験・出願書類が必要でしたか?何か書き方のコツはあるのでしょうか?
また、試験の思い出、苦労話などありましたら、教えてください。
芝本様:私は、コンクールから選ばれたメンバーのオーデションだったので、願書等は書いていません。
でも、オーディションは大人数でその中で少しでも見てもらうために、自分をアピールすることに苦労しました。
-手続きで苦労した点はなにかありますか?
芝本様:ぎりぎりまで学校の寮に入れるかわからなくて。
ビザ等の手続きも苦労しました。
-留学準備はどのくらい前から始めましたか?
芝本様: 留学が決まったのが半年前ぐらいだったのでそれから始めました。
決まってすぐドイツ語教室にも行き始めました。
-学費はどう捻出しましたか?
芝本様:ウィーンの学校は国立でほとんど学費がかかりません。
生活費は、親がまかなってくれました。
-現地でも語学学校に行った方がいいでしょうか?
芝本様:現地で半年ドイツ語教室に行きました。
現地のは、他の国の人と一緒に英語やドイツ語で学ぶので、難しかったですがとても上達しました。
いろいろな人との交流も増えるので、現地の語学学校はおすすめです。
-バレエ学校はどんな雰囲気ですか?その学校ならではの特徴は何かありますか?
芝本様:友人たちはとてもフレンドリーでした。伝統的な歴史のある学校です。
ウィーンのバレエ学校のいいところは希望すれば、通常の高校の卒業資格が取れる事だと思います。ドイツ語で学ばなければいけないので、難しいですが将来役立ちます。
-日本人はどのくらいいますか?
芝本様:私の時は、もう1人の日本人の子だけでした。今は、3、4人いると思います
-日本と留学先で大きく違う点を教えてください
芝本様:もちろん生活環境、食事、文化など大きな違いがあります。
それにより、人それぞれ様々な考えかたがあり戸惑うこともありました。
-学校の授業はどのように進められますか?日本でしっかりやっておいたほうがいい勉強などありましたら、教えてください。
芝本様:バレエ学校は、早朝のバレエクラスから、パドドゥなど決められたプログラムに沿って行われます。
ドイツ語が分からないときは、英語で質問するので、英語の授業はしっかり受けていた方がいいと思います。
-先生はどうやって探しましたか?
芝本様:日本で学んだ先生は、いろいろな教室を見てから決めました。
ウィーンでの先生は学年によって先生がかわりました。
-日ごろ練習はどのようにしていますか?
芝本様:カンパニーの現在は毎朝1時間15 分のクラスがあり、その後夕方までリハーサルが続きます。
家で筋トレなどのトレーニングをすることもあります。
-バレエ学校での公演などは行われますか?
芝本様:バレエ学校では年に1、2回舞台がありました。
-1日の大体のスケジュールを教えてください
芝本様:バレエ学校
8:00-9:40バレエクラス
10:00~ポアント、
バリエーション
パドドゥ
コンテ、ジャズ、
キャラクター
など。
日によって違います。
14時前には終わり、その後勉強の学校へ。
公演の前は、夕方18 時頃からリハーサルがあるときも。
最終学年の時は、午後によくバレエ団のリハーサルに補欠としても参加させていただいていました。
-宿泊先はどのようにみつけましたか?
芝本様:バレエ学校専属になっている寮を紹介してもらいました。
-生活費はだいたい1か月いくらぐらいかかりますか?
芝本様:今はどうか分かりませんが、私の場合寮は三食付きで500?もしないぐらいでした。
-現地のダンス業界へのツテはできますか?
芝本様:バレエ学校の年二回の学期末テストで、バレエ団の監督が見に来るので、自分をアピールできるチャンスです。
-周囲の人の学習態度に関しては、日本とどう違いますか?例えばどのような点が違うと思いますか?
芝本様:こちらの生徒は、分からないことは即座に、はっきりと質問します。
スケジュールやクラスの進め方、学期末の評価でも先生と生徒間のコミュニケーションがしっかりと行われます。
-授業以外はどのように過ごされていますか?
芝本様:ドイツ語を勉強したりしていました。
週末は、友達と出かけたり。
-日本人以外の人たちと付き合うコツはありますか?
芝本様:分からなくてもいいから積極的に話しかけてみることだと思います。
間違いを恐れずに、恥ずかしがらずに挑戦していくとだんだんコミュニケーションが取れるようになっていきます。
-留学してよかったと思える瞬間は?
芝本様:今、こうしてウィーンのバレエ団で働けているのは留学の経験があったからこそです。
そして、何よりいろいろな文化の人と触れ合うことで自分の視野が広がったことだと思います!
-留学して自分が変わった、成長したというところはありますか?例えばどんなことですか?
芝本様:自己の主張を前よりもはっきりできるようになったことだと思います。
そのほかに、多少のことがあっても、いつも前向きに考えるようになりました。
-今後はどのような進路を考えていますか?
芝本様:今のバレエ団でさらに素晴らしいダンサーになれるよう実力をつけていきたいです。
-これから留学する人が、心しておかなければいけない点、アドバイスしておきたいことがありましたら、お願いします。
芝本様:もちろん、言語、文化が違う国なのでいろんなことがあると思います。
孤独を感じることもあると思いますが、どんなことにも積極的に挑戦してみてください!
きっと自分を成長させる素敵な経験になると思います。